ニコチネルパッチ禁煙体験談 WEEK:1
禁煙外来での成功エピソードは結構ヒットするのだけれど、
市販のニコチンパッチ(グラクソ・スミスクライン社のニコチネルパッチ)での禁煙体験談は、なかなか見つからない。
せっかくなので、私の体験をここに記します。
【挑戦者基本データ】
性別:女性
年齢:30代前半
職業:会社員
喫煙歴:およそ10年
喫煙本数:MAX40本/日
禁煙経験:あり(就職を機に、ニコチンガムで。3ヶ月で挫折)
禁煙の理由:タバコがなくても精神安定できる人間になりたいから
今回の禁煙プラン:市販のニコチンパッチ(ニコチネルパッチ)で。商品案内に記載の8週間プランで完全卒煙する!
ニコチネルパッチは楽天24で購入
私は禁煙を思い立ってすぐに、楽天でニコチネルパッチを購入。
ニコチネルパッチは第一類医薬品のため、購入時には所定のフォームへ必要事項を入力する必要がありました。
お届けにも、ただの日用品を買うのと比べてプラス数日を要します。
私の場合、注文から4日後に発送され、その翌日(注文から5日後)に到着。
ニコチネルパッチを初めて貼ってみた
禁煙開始当日。
いつもなら朝はベッドでの一服から始めます(iqosなので、紙巻きと違って平気で寝タバコできた)
でも今日はグッと我慢して、ニコチネルパッチを初めて貼ってみることに。
「こんな数センチのシールごときで、私のモーレツな喫煙欲が抑えられるものかしら」という猜疑心の一方、
「1枚300円もするんだから、ちゃんと効いておくれよ」とすがる思い。なんとも複雑。
アイコスを家に置いて、会社へ向かう。
これまでの私なら、カバンに無いと大パニックだったのに。
ドキドキの一日目。案外平気!
皮膚からちゃんと摂取できるように作られていることを実感できた。
喫煙は意外と習慣に根付いている
一日目は「吸いたい!」という欲求との闘いになるかと思いきや、
それよりも深く根付いた習慣からの脱却が課題となった。
というのも、いつも私はタバコでスケジュールを区切っていたことに、禁煙して初めて気がついたのだ。
寝起き、目覚ましの一服
自宅出発前の一服
始業前の一服
食後の一服
休憩明けの一服
終業後の一服
風呂の後の一服
寝る前の一服
…とこれはほんの一部で、挙げていくとキリがない。
なんらかの行動の【前】と【後】に、これまでは絶対喫煙を挟んでた!
あとは、待ち合わせ相手の遅刻で時間が生まれたときに、自然と足が喫煙所に向かっていたり。
(カバンにタバコが無かったことで「あ、今日から禁煙だったわ」と思い出す始末)
禁煙初期にニコチンパッチを貼り忘れるとこうなる
開始4日目あたりでうっかり貼り忘れてしまったことがあった。
(正確には、朝からサウナに行く予定があって貼るタイミングを逃してしまった)
昼過ぎあたりまでは「あれ、もう今日はナシで我慢できるかも!」なんて。
けれどそれも束の間。
夕方にはいつにも増して集中力を欠いていたし、イライラしていて散々だった。
「じゃ夕方から貼ったらいいじゃん」
と思うでしょうが、意地っ張りな私はそれが許せなかった。
寝る前に剥がすことを考えると、たった数時間のために一枚を使うのは勿体なくて...
これまで560円のタバコを平気で2箱吸っていたくせに、変なところで貧乏性。
結局その日はふて寝してやり過ごしました。
それからは絶対に貼り忘れのないように気をつけるようになりました。
つづく