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「やり直したい」という思考

W杯が開催中だ。
連日熱戦が繰り広げられ、にわかサッカーファンの自分からしても眠れない夜が続いている。
先日日本代表がベスト8入りをかけて臨んだ一戦。
惜しくもPKで敗れ、またも世界の壁がなんちゃらかんちゃらと言われている。
僕は会社で役員と一緒に観戦していたのだが、試合後は
「ここまで良い試合したら勝たせてあげたかったよなぁ。」
もう一回やり直し出来ひんかなぁ?
という言葉が飛び交った。
よく考えたら自分の人生も、
やり直したいなぁ!」と思う場面がいくつかあった。
良い機会なので、なぜ、この思考になるのか考えてみた。あくまで自論として。


やり切ったかどうか


まず手っ取り早く考えると、この思考になる際に重要なのは【後悔の有無】である。
例えば自分が受験に臨む時、
「今日まで完璧にやり切った!これで落ちても後悔しないぞ!」
と思って臨むのか、
「もっとやれることあったなぁ、あー、あの時サボってパワプロしてないで、英単語覚えるべきだったなぁ。」
と思いながら臨むのは、雲泥の差なのは当然。
過去の自分自身を振り返った時に、やり直したいと思うシチュエーションはおおよそ、この準備不足・思考不足・やり切ってこれなかった感が付き纏っている。


それでも浮かぶ、やり直したい


準備万端、当日までやり切ってきた!としても、やり直したいが浮かぶ時がある。
これは当日本調子を出せなかった場合。
僕は野球をやってきたが、スポーツ等でよくある。
一瞬の判断、流れ、自分だけではなく相手がいること、諸々に関連して、当日までの準備が水泡に帰してしまう時がある。
競馬のG1という大きなレースで、馬の仕上がりも万全、当日故障した馬がぶつかってきて1着を取れなかったジョッキーが無念さと、出来るならもう一度やり直したいとの思いを語っていたが、自分の努力や、当日に至るまでやりきってきた感を持ってしても運に見放されることもある。


最後は当人が納得出来るかどうか◇


海外の競馬で、人気の馬が負けた時に、ジョッキーが、「今日はこの馬に運が向かなかった」という話をするらしい。
準備は万端、あとはレースに臨むだけ!と挑んでも、自分の馬向きの流れにならなかった時は、今日はアンラッキーだった!と割り切るらしい。
内心はさておき、この心構えは相当に日本人とは違う様に感じる。
で、結論だが、
要は自分が納得していくしかないよね!
という話だ。
なんやねん!それ!w
ってな話なのだが、大切なのは、それを受け入れて徹底的に納得するという切り替えと心構えなんだと思う。

とりわけ、準備をいくら万全にしていても、運の要素で弾かれることがあるのが人生である。
想定通りの結果が伴わなかった時に、いかに自分が納得し切れる強い精神力があるか。
そして、切り替えという簡単な言葉を使うのはアレだが、切り替えて先に向かえるかどうか。
最後はそこにかかっているのだなぁと思ったと同時に、案外サッカー日本代表は既に切り替えて次に向かっていて、引きずっているのは、サッカーについてなんの努力もしていない、にわかサッカーファンの自分なんじゃないかなと思った。



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確かにサッカー悔しかったけどファンしか引きずってなさそうよね」と思った人も、読んだったでという意味で♡いいねだけ押していただけたら、胃の中のバリウムも出てきそうですw

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