ドン マッツ@反カルト

Web著述家◇大阪大学理学部卒★身内が統一教会元信者◇00年代に2人脱会させた◇PCR…

ドン マッツ@反カルト

Web著述家◇大阪大学理学部卒★身内が統一教会元信者◇00年代に2人脱会させた◇PCR検査推進◇mRNA💉慎重派◇KF94😷推奨 ◇21.8 δ罹患◇後遺症寛解に1年◇無党派◇原発反対◇自公・維新・国民民は不支持⭐『統一教会信者体験・対策』マガジン執筆中

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  • 統一教会関連資料

  • 【第1章】統一教会信者体験・対策テキスト Vol.1

    統一教会(原理研究会)の元信者の体験を詳細に記述することにより、統一教会の実態、洗脳・マインドコントロール法をかつてない詳しさで明らかにします。 心理学、社会学、哲学的分析を加え、統一教会とカルトに関する知見・考え方のほぼすべてを網羅します。 この第1章では、長らく世の人の目に触れることがなかった統一教会を社会的に位置づけます。カルトとはなにか、マインド・コントロールとはなにか、ということを合わせて詳細に分析します。11万6千字の分厚目の新書くらいの分量です。

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最近の記事

1.10 第1章 あとがき

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    • 1.9 "元信者"という緩衝領域

      統一教会を説明する上で、見逃せないのが、”元信者”という存在です。 ここまで説明してきたように、カルトである統一教会は、組織として基本的に”クローズド”な存在ですから、教団で行われている教化や種々の活動、儀式の内容を外から知ることは、基本的に不可能です。 よって、統一教会内部にまつわる多くの情報は、(本書もそうですが)元信者の見聞きしたことをソースとしてもたらされることになります。 したがって、”元信者”という立場の何たるかをある程度ハッキリさせなければ、統一教会像にか

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      • 1.8 オウム真理教との比較

        ここまで、統一教会はマインド・コントロールを駆使するカルト教団であるということを、あらゆる角度から検討し、社会的に位置付けました。 ところで、日本におけるカルト教団の代表格といえば、オウム真理教であることはいうまでもありません。 地下鉄サリン事件という、世界の犯罪史上にも残る事件を起こしたオウム真理教ですが、当然、”カルトの元祖”である統一教会と、多くの点で似ています。 本項目では両者の比較をし、2つのカルト教団の類似点を抽出します。 ※文中で、統一教会用語には原則とし

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        • 1.7 統一教会は「マインド・コントロール」を用いているのか

          ここまで読んでこられた読者の皆様には、統一教会が用いている手法が「マインド・コントロール」であるということは、今さら説明するまでもない”自明のこと”かと思います。 また、その具体的事例と手法については、第3章、第4章で詳しく述べる予定ですが、先に本章の主旨である「統一教会を社会的に位置づける」という観点から、本項目の問いを設定しました。 主に、信者や一部の元信者や、保守系論客の擁護者の中に、「統一教会はマインド・コントロールを用いていない」ということを主張する人たちがいま

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        1.10 第1章 あとがき

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        記事

          1.6 マインド・コントロールとはなにか

          前項目で「カルトとは、マインド・コントロールを行う団体である」ということを定義、または大きな特徴のひとつとして挙げると話が早い、ということを述べました。 「マインド・コントロール」という単語は、市民権を得て一般社会にも浸透しているようで、字面の通り「他人の心理を操作すること」という意味で日常生活でもしばしば使われています。 一方で、「学術的に認められた概念ではない」ともっともらしく言う者もおり、その単語が指し示す意味の範囲には揺らぎがあるように見えます。 ”カルトが用いる

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          1.6 マインド・コントロールとはなにか

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          1.5 統一教会はカルト(なのか)

          本章のメインといえる項目です。 本書の最初から繰り返し扱っている通り、統一教会はどう見てもカルトです。 国内では霊感商法のみがクローズアップされますが、それは統一教会の危険性の一部です。 南米では広大な土地を購入し、麻薬・武器ビジネスに手を染めている、という情報(*注)もあります。 パラグアイのエミリオ・カマチョ上院議員(2004年当時)が「文鮮明の宗派はマフィアである。政府の支配を覆そうとし、事実上、国家のなかに国家をつくっている。」と証言しています。 このことから、本書

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          1.5 統一教会はカルト(なのか)

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          1.4 カルトとはなにか

          本章は『統一教会の社会的位置づけ』を明確にするものですが、先の項目で統一教会の加害性についてはひと通り説明したので、本来、「統一教会はカルト教団」であるという一般的な社会的位置付けについては、今さら述べるまでもないことです。 が、信者やシンパ、あるいは統一教会と関係していた議員、自民党を支持・擁護する保守論客たちから、 「統一教会がカルトかどうか確定したわけではない」 「カルトの定義を言ってみよ」 などという発言が頻繁にあり、議論が撹乱され、空転させられることがよくありま

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          1.4 カルトとはなにか

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          1.3 統一教会の加害性

          本書では統一教会をマインドコントロールを駆使するカルトである、という前提で扱っていますが、まず、そこに至る前に、実際に統一教会が社会に与えている加害性を取り上げます。 ツイートしたとおり、大きく全部で8項目を定義しますが、いずれもわかりやすい形でニュースの見出しとして挙がり、社会問題化した項目になります。 もちろん信者によって、度合いにグラデーションはありますが、多かれ少なかれすべての信者が①~⑧の加害をなし、同時に被害を受けているという実態です。 なお、ツイートは字数の関

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          1.3 統一教会の加害性

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          1.2 今統一教会・カルト問題を問うことの社会的意味

          統一教会問題に再び注目が集まって連日メディアが取り上げるようになった一方で、 「統一教会問題、カルト問題は一時的な喧騒に過ぎない」 「統一教会の被害者は少数である」 「大半の一般市民にとって、カルトは縁遠い存在」 こうした言説を目にすることも増えています。 かつて私自身も、統一教会問題はマイナーな社会問題であり、“個人的な事柄”として小さく捉え、コミットメントをやめたという経緯があります。 この項目では、改めて今、統一教会・カルト問題を扱うことの(普遍的な)社会的意味を

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          1.2 今統一教会・カルト問題を問うことの社会的意味

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          1.1政治への影響度

          この章では、統一教会をまず社会的に位置づけます。 80年代の霊感商法、90年代諸島の芸能人の集団結婚。 それ以来まったくメディアで取り扱われることがなかったが、2022年7月8日の安倍晋三元総理銃撃事件をきっかけとして、再びメディアで大々的に報道されるようになった統一教会。 はたして統一教会はカルトなのか、その手法はマインドコントロールなのか。 その疑問を突き詰めます。 また、そもそもカルトとは? 宗教とは? 洗脳・マインドコントロールとは? そうした根本的な問いがな

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          1.1政治への影響度

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          【序文】統一ウイルス感染症の症状と予防・免疫 〈統一教会体験談〉

          はじめに安倍晋三元総理が凶弾に斃れて以来、統一教会に関するさまざまな情報がメディア、ネットを賑わすようになりました。 私、ドンマッツは、2000年代初頭、20代の頃に統一教会と闘った個人史があります。しかし、当時から統一教会の活動は下火になっている、という認識でしたし、「いつまでもマイナーな社会問題に関わっていられない」という思いもあって、個人的に”卒業”することを決め、2008年頃には完全にコミットメントをやめました。 昨今、統一教会の政治に対する浸透ぶりや影響の大きさを

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          【序文】統一ウイルス感染症の症状と予防・免疫 〈統一教会体験談〉

          ¥166〜

          【目次】統一ウイルス感染症の症状と予防・免疫 統一教会信者の入信体験とマインド・コントロール手法の分析 

          目次◎の項目にはさらに下に項目が隠れています。 目次は予告なく変更することがあります。 基本的に増えることはあっても、減ることはありません。

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          【目次】統一ウイルス感染症の症状と予防・免疫 統一教会信者の入信体験とマインド・コントロール手法の分析 

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          “第三者”の注意—敗北の記憶

          猪瀬直樹の女性候補者に対するボディタッチに関して、「やられた本人が嫌がってないからOK」という意見が散見されます。 セクハラ事案ではないのですが、そのことで一つ思い出した嫌な記憶があります。15年以上経過した今でもモヤモヤしていて、自分の中だけで留めておくのもある種限界な気もするので、記録しておきます。 2007年ごろの話です。 京王線での通勤中、終点の新宿駅に向かう車内のことでした。 終点に近いところで乗客の出入りがあって、多少の車内移動があり、僕はある女性が座ってい

          “第三者”の注意—敗北の記憶

          真の現実主義とは、"現実迎合主義"ではない。You may say I'm a dreamer

          少し前の話になりますが、関西の『たかじんのそこまで言って委員会』という番組で、 「右か左か」なる特集をやっていました。   わりと右っぽい人が多めに出るこの番組。   この日も安倍サポーターみたいな右的な論客が複数出て、 そのうちの一人が、 「右か左か、ではない。現実主義かそうでないか、だ」などと言っていたわけです。 つまり、その人はどう見ても「右」なんだけど、 そうではない、「自分は現実主義者だ」と仰るわけなんですね。 ぼく自身も常日頃、「夢にふわふわしてはダメ。地に

          真の現実主義とは、"現実迎合主義"ではない。You may say I'm a dreamer

          「わたしはプロの〇〇です」と自称する人に対する違和感

          前から気になっているのですが、特にぼくの同世代、40ー50代がやたらと自分の事を「〇〇のプロ」だと自称する現象によく遭遇します。 コロナ絡みで、学者が自分のことを「プロの研究者」と自称するのも見かけた。 悪いけど、「はあ…?」て思いました。 こないだ、関西の街歩き系の番組で、大阪でかき氷専門店を営む女性が出てきたのですね。 彼女は、自分の子どもたちに美味しいかき氷を振る舞っているうちに、 こだわりが出てきて追求を始め、ついには店を出すに至った。 昼休みには、毎日のよう

          「わたしはプロの〇〇です」と自称する人に対する違和感

          格差問題の本質-多重下請け構造ーマスコミも政治家も無視している

          持続化給付金の不自然な再委託に電通やパソナが絡んでいることが問題視されています。 ぼくは前々から、日本の社会構造の最大の問題は、企業の受発注における多重下請け構造にあると思っているのですが、このことを問題視する視点は、IT業界のブロガーによる記事くらいにしか出てこないんですね。   正規-非正規の問題もありますが、格差問題の本質は、元請け-下請けの身分格差、収入格差にあります。   これは日本の社会全体に見られる構造なので、マスコミも含め、ほとんどすべての人がその構造の渦中

          格差問題の本質-多重下請け構造ーマスコミも政治家も無視している