月の色は #シロクマ文芸部
月の色は十二色
紅色の睦月から始まり
濃紺の師走で終わる
特に
季節の植物たちを表す色が沢山
睦月は紅色
如月は水色
弥生は桃色
卯月は若草色
皐月は新緑色
水無月は藤色
文月は空色
葉月は向日葵色
長月は銀杏色
神無月は栗色
霜月は桑の実色
師走は濃紺
季節感満載の日本の季節色
しかし
近年の温暖化は
日本の季節感の脅威となりつつあり
春や秋の期間が短くなってきている
最近は
「酷暑日」
「熱帯夜」
「線状降水帯」
「ゲリラ豪雨」
と暑さと大雨のニュースが毎日報道されている
この気候変動に大きな影響を与えているのは海水温の上昇だろう。
30年ほど前の趣味の中心は「釣り」だったけれど、
暖かい海の魚が多く釣れるようになり、
冬の投げ釣りの代表格であるカレイが釣れるポイントは北へ移動してしまい、
いつしか釣りからは遠ざかってしまっている。
そんな中
秋のお彼岸となり
近所のあぜ道には
今年も
彼岸花が咲き始めています。
案外、移動することが不可能に近い植物たちの力は
思っている以上に適応力が有るのかもしれません。
(410文字)(追加修正で430文字)
これもエッセイなのかなぁ?
ショートショートばかり書いていたので、
エッセイとなると、文字数は関係ないですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」
このことわざが、永遠に続くことを祈るばかりです。
#シロクマ文芸部に参加しています
植物の色以外の月も追加しておきました。
睦月は紅色
如月は水色
文月は空色
師走は濃紺