【247】棚からぼたもち
最近不幸が続いている。
スーパーマーケットにて
割引券が財布に入っているのに
会計後のレシート授与時に
気付いて落胆したり
車の運転中
車線変更側に
大量に車が来て
隣車線に入れずに
目的地とは違う場所に
エスケープされたりと
不幸が続いている。
そんな私は
ラッキーな出来事に遭遇したい。
例えば割引シールが貼られたての
争奪戦開催前の
惣菜を手にすることや
隣の車線入れてアピール
ウィンカーで
なんかこいつ入ってくるから
譲ってあげようのような
優秀ドライバーに遭遇したい。
そんな幸運を
臨んでいる私は
ことわざである
棚からぼたもちに
遭遇したいのだが
よく考えてみれば
棚からぼたもちとは
なんなのだろうか?
いつものように
Googleさんに聞いてみた。
棚から牡丹餅とは
ぼたもちが落ちてきて
それがうまく口の中に入る事から
思いがけない幸運に恵まれること。
いやいや!
待ってくれ!
ぼたもちが急に
口の中に入ってくることは
幸運なのだろうか?
そもそもぼたもち愛好家や
ぼたもちマニアなら
急に口の中に
ぼたもちが入ってきたら
嬉しいかもしれないが
私はぼたもちと
触れ合ってきた経験がない。
むしろ
ぼたもちを食べたことがない
と言っても良いだろう。
そんな私が
急にぼたもちが口の中に
入ってきたら
幸運と思うのだろうか?
むしろ不幸ではないだろうか?
急に食べたことのない
弾力性がある
食材が口の中に侵入してきて
やったー!
とはならないだろう。
この棚からぼたもちという
ことわざは
食材界で
美味しいとされた
全盛期のぼたもちが
採用されたかもしれないが
現代では
ぼたもちはそこまで
万能な食材ではない。
ことわざ界には
様々な歴史や文化があると思うが
ぼたもちの知名度が
低い今だからこそ
「棚からカツカレー」などの
現代版に改訂してみては
いかがだろうか?
棚からぼたもちについて
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。