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20代の間に身に付けておきたい一生もののお料理スキル第6弾「天気や気分に合わせて、食べる人の体を気遣う献立づくり」

February 8, 2018


こんばんは、どんぐりと山猫店主です。

本日のお葉書ブログbgmは、ハンバートハンバートの「台所」でお送りしています。

今回のお葉書ブログは、私が20代の間に身に付けてよかったと思うお料理スキルのご紹介です。

テーマは、

「天気や気分に合わせて、食べる人のからだを気遣う献立づくり」

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例えば、夏の暑い日に体を動かしたときと、雨が降っている日に読書をした日では、体の欲する塩分量はどちらが多いでしょうか?

断然、夏の暑い日に体を動かしたときのほうが、汗もたくさんかきますので、雨の日の読書をした日よりも体は塩分を欲しています。

なので、

食べる人のその日の予定や気分、体の変化によって、塩分量を調整するのも、献立づくりでは大切なこと

例えば、お味噌汁一つでも、夏の運動の多い日は、塩分の多い赤みそをつかったり、寒い冬の日は白みそや酒かすを取り入れるなどの、食べる人の体を気遣うひと工夫が大切です。


他にも、私は曇りの日や雨の日など、気圧が下がる日には何となく体が重く、片頭痛もひどくなることがあります。

そういった気圧の谷の日は、血の流れが遅く、消化が鈍くなり、何となく気分が重くなる。また食欲も落ち、体の動きものろくなりがちになる方も多いようです

そんな時には、

消化のいい野菜や、お魚、汁物がおすすめです

消化の時間のかかる、かたまりのお肉や乳製品、油っぽいものは避けた方がよいかと思います。

「今日は豚肉にしよう!」

とお買い物をした後に、雨がザーザー降りだしたら、消化しやすいようにお肉の脂肪は避けてミンチにしたり、温かい汁物に変えたりする、一手間の愛情を献立にすることが大切なんです。

このように私たちの体は、見えないところで自然と結ばれています。

だから、季節や天気、気分に合わせて、家族や彼、友達、そして自分…

そんな食べてもらう人の体を気遣う献立を私たちがお医者さんのように作ることが大事だと思っています

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春には桜やチューリップなど、いたるところに美しい花が咲いて、気候も温かくなって、山菜や筍などアクの強い食材が取れるようになります。

夏にはひまわりが咲いて、木も青々として、キュウリやトマトなど水分の多い野菜が旬を迎えます。

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また秋には、青かった木々もだんだん紅葉していき、気温もだんだん下がってきます。お芋やカボチャ、さんまなど美味しい食材がどんどん増える季節ですね。

そして冬には、雪が降り、春に向けて木々も冬眠し、雪の下には新しい春に向けて芽を吹きだします。温かい食べ物や大根、白菜、ぶりなどの食材も美味しい季節になります。

そんな風に有難いことに日本には春夏秋冬の季節が存在します。

それって日本人であることの何よりの誇りなんじゃないかなと。

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自分が家庭のお医者さんになることって、案外簡単なことなんです。

窓の外やカレンダーを見て季節を感知すること、空を眺めたり、予定をみながら、食べてもらう人の顔を思い浮かべること

そして今日のごはんを考える

家庭の料理は、おなかや欲を満たすだけでなく、食べてもらう人の体と心を整え、明日の元気をつくるものなんです。

そしてそれは、

「私でもできること」

こんなズボラな24歳の私でもできるんだから。誰にだってできることなんです。

以前私は自分の作る料理の味が好きではありませんでした。作ることは好きだったけど、自分では何故かあんまり食べたくなかったんです。

あまり食というものにも執着がなかったのかもしれません。

でも「誰かのためにつくるごはん」の味を知ってから、すごく自分の味が好きになりました。

心のこもったごはんって、やっぱり美味しいんです。

少しの手間と愛情と食べてもらう人への思いやりで、スーパーでは買えない自分だけの家庭料理は作られます。

日常のさっと作れる発酵おうちごはんをぜひ朝ごはんから取り入れてみてください!

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そんな季節や天気、食べてもらう人に合わせた手計の味を、発酵おうち朝ごはんでは推進しています。

料理本やインターネットにあるレシピでは出せない家庭の味を、発酵おうち朝ごはんで一緒に作っていきましょう!

そんなことをお伝えしている発酵おうち朝ごはんレッスンを絶賛準備中です。

最近テキストのデータがすべて消えて泣きそうになった私ですが(笑)、また新たな気持ちでテキスト作りもがんばるぞー!えいえいおー

今日も読んでいただきありがとうございます。

今夜も素敵な夢を

明日も朝ごはんから良い日にしよう!






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