子育てのゴール

私なりに「子育てのゴール」というのがあって。

それは

ママが何でも知ってるわけじゃない
ママが何でも出来るわけじゃない
ママがいつまでも側にいれるわけじゃない

だから世界を広げ
外に目を向け
困った時 迷った時には
頼れる人を見つけ
頼れるようになりなさい

子どもがこれが出来るようになったら「親離れ・子離れ」。

それまでに

自分の決断は自分の責任で決めること
でも、「失敗したり何かあった時には、言ってね」と言って
待ってくれてる人が居てくれてることを知ること
もちろん、ママは必ずそこに居てる


独りの人や1つのモノに強く依存することなく
どんな話も「そんな説もある」くらいに置いておき
その時の自分にしっくりくるのを選ぶこと


出来ることは出来る
出来ないことは出来ない
その時の自分の身の丈とキャパを知り
無理やり乗り越えようとしないこと

努力の矛先を間違えず
自分に素直に正直に生きること

多くの人の力を借りて
独りで抱えすぎないこと


子どもに伝えたいことは沢山あるけれど。

人間は社会的動物で、独りで生きていけるわけではなく、助けを借りながら生きていくのが自然なあり方で、「何でも自分で出来るようになりなさい」というのはちょっと違和感がある。

出来ることは精一杯すれば良い。頼れるところは頼ればいい。それが自然にできる人に育てたい。


どんぐり倶楽部では「12歳で子育て(家庭内教育)は終わる」というけれど、12歳までは親が半歩先に立って見守り、18歳までは横につきながらも段々距離を取って見守り、18歳からは後ろから見守る、くらいのペースかなと思う。「自分の頭で考えられる」も、「自分の頭で答えを出すのではなく、『誰かに相談する』のも自分の決断」に含まれると思ってる。

成熟度が早い子は、9歳くらいから半歩先の親の見守りも「いらねー!」って言うかもしれない。12歳で既に色んな人に相談できる知恵が身についているかも知れない。子ども次第。親はよく見ることが大事。

迷っている間、相談された時はアレコレ言ったとしても、子どもが決定したことには口出さないというのはいつでも原則。例え親の意に沿わない決定をしたとしても、「何かあったらいつでも言っておいで」と言える親でだけありたい。

現実的には経済的に完全に独り立ちするのは厳しいかも知れないから、「何かあったら」の中には「経済的支援」も自分の中では想定している。

次女は後1年半で高校を卒業する。

私の子育てのゴールは近い。



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