中国語の歌を作曲してbilibiliにアップした④
ギャグで中国の動画サイトbilibiliに共産党を賛美するヘビメタ曲をアップしたら、意外にも中国の方々が高評価をくれるので、毎日連投していました。
3曲目も評判が良かった
3曲目は1日で300再生以上されました。現在は1000回超えています。高評価も100近くもらいました。
投稿が10個も無いような駆け出しの動画投稿者にとっては、あり得ない位良い反応で、更に作曲して行こうという気にさせてくれます。今度はどんなテーマにしようかなと考えていたところ、面白い動画に出会いました。
アルジャジーラの英語版が、中国の外交官を招いてイギリスで行った討論番組で、中国のウイグル人権問題や台湾問題、独裁体制などについて司会者のユーモアも交えた攻撃で中国の外交官がフルボッコになるという内容です。
面白いのが中国では、外交官がフルボッコになったというよりは、この外交官が中国の名誉を守ったと英雄視されていることです。何度見ても、中国では言えないことが存在するのを論点ずらしなどをしても司会者に追撃されて悲惨な事になっていて、とても英雄には見えません。
受けた教育によって、これを英雄と認識するんだ…と驚きでした。
以下の動画で日本に亡命している中国人ジャーナリストがこの討論番組のことを詳しく解説しています。日本語字幕付きです。
中国人とそれ以外の国の人達には超えられない認知のズレがあるというのを前提に中国人の側から五星紅旗と共産党を称える歌を作ってみようという気になりました。
4作目のコンセプト 圧倒的な共産党への信頼
圧倒的な政府への信頼、とにかく党に従っていこうという、私達には多分永遠に体験できない熱狂をテーマにChatGPTさんに作詞してもらいました。
繁体字で歌詞が出力されているのに気づかず編集し、エンコまで終わってから、やべー簡体字じゃない…となりました。でも面倒なので、そのままbilibiliにもアップしちゃいました。毎日量産なので、品質が低下してきています。
この歌詞「《紅旗下的夢想》」は、次のように解説できます:
1. タイトル
《紅旗下的夢想》:タイトルは「紅旗の下の夢」と訳され、共産党とその象徴である「紅旗」を讃え、未来の夢や希望を歌うことを暗示しています。
2. VERSE 1(第1節)
内容:この節では、共産党とそのリーダーシップが太陽や紅旗に例えられ、その光が人々を導き、繁栄へと導く力強い存在として描かれています。特に、「東方紅,太陽升,紅旗指引我們的路程」というフレーズは、共産党の指導を太陽に喩え、彼らの統治が人民を正しい方向へ導くことを強調しています。
役割:歌のイントロダクションに相当し、共産党の功績とその指導力を称賛する内容で、リスナーを引き込む役割を果たします。
3. CHORUS(サビ)
内容:この部分では、紅旗が風になびく様子とそれに伴う勝利の喜びが歌われています。また、祖国の繁栄と未来への希望を描いており、党の指導のもとで夢が叶うことを強調しています。
役割:サビとして、曲全体のテーマを凝縮しており、リスナーに強い印象を与えます。また、繰り返しの構造で、メッセージが鮮明に伝わるように工夫されています。
4. RAP VERSE(ラップパート)
内容:ラップ部分は、よりリズミカルで力強い言葉で党の功績をさらに強調しています。「黨的聲音如同春風」や「紅旗如火燃燒」といったメタファーを用い、党が人々に与える影響と希望の光を描写しています。
役割:歌詞の中で最もエネルギッシュなパートであり、情熱と誇りをさらに高める役割を果たします。リズム感を活かし、メッセージがさらに強調され、リスナーの感情を高揚させます。
5. VERSE 2(第2節)
内容:この節では、党の指導のもとでの具体的な行動と成果を描写しています。困難を乗り越え、夢に向かって着実に進んでいく様子が歌われています。特に、「黨的領導如同太陽」というフレーズで、党の指導が常に正しい方向へ導いていることを強調しています。
役割:この節は、歌詞全体の中盤に位置し、初めの部分で示されたテーマをさらに発展させ、党の指導力が具体的にどのように人々の生活に影響を与えているかを描写しています。
6. BRIDGE(ブリッジ)
内容:この部分では、団結と強さ、そして未来への希望がテーマとなっています。「我們團結一致,心連心,像鋼鐵般堅強」というフレーズは、党の下で人民が一丸となり、困難に打ち勝つことを表現しています。
役割:ブリッジは、曲全体の転換点として、クライマックスへ向けた盛り上がりを作り出しています。感情を最高潮に高め、次のサビへとつなげる役割を果たしています。
7. CHORUS(サビ)
内容:再びサビが繰り返され、歌詞のテーマである「紅旗の下の夢」が強調されます。サビの繰り返しによって、リスナーに強い印象を与え、メッセージがより一層心に残るようにしています。
8. OUTRO(アウトロ)
内容:歌の締めくくりとして、党の指導のもとで未来への道が確保されていることを再確認しています。「紅旗飄揚,照亮我們的夢想」というフレーズで、党の存在が夢の実現を導く光であることが再度強調されています。
役割:アウトロは、曲全体のまとめとして、メッセージを一貫した形で締めくくり、リスナーに未来への希望と党への信頼を持たせる役割を果たしています。
この歌詞は構造的に、共産党の指導力とその下での未来への希望を一貫して描写し、メッセージを強く伝えるように設計されています。各パートが互いに補完し合い、統一されたテーマを繰り返し強調することで、リスナーに印象深く刻まれるようになっています。