中国語の歌を作曲してbilibiliにアップした②
共産党賛美(褒め殺し?)の曲が高評価を受けていた
前回、垢BANされることもいとわずbilibiliにピー音入りの共産党賛美の曲をアップしていたどんむです。
普段bilibiliは見ないので、そのまま数週間放置していて先週末開いてみたら、何と垢BANどころか、動画に100個以上の「いいね」がついていました。
初投稿でこれです。どちらかといえば、褒められるより、怒られる方を心配(期待)していたのですが、全く逆の結果になり驚きました。
これに気を良くしてしまい、第2作目をアップすることにしました。
2作目のコンセプト
1作目のコンセプトは共産党と独裁体制を小粉紅の視点から褒めまくるというものでした。今回はもう少しちゃんとしたテーマを入れようと思ってます。
今年、「三体」という中国のSF小説にハマっていたのですが、この小説シリーズの一番最初のシーンが、文化大革命時の学内での吊し上げのシーンで、大学教授のヒロインの父親が教え子の学生らに殺害されます。この冒頭のシーンはとても印象的で、ヒロインが地球文明に失望して宇宙人の到来を望むというストーリーにも説得力を与えます。
後に見たnetflix版も小説を読んで頭の中に描かれた光景とまた違って、実写化するとこんなかぁと感嘆しました。教授をベルトのバックルで叩き殺す高校生の紅衛兵が私には結構好みでとても印象的でした。
上記のようなのが頭の中にあったので、壇上で大学教授を殺害するまでに文化大革命にのめり込む紅衛兵の少女の気持ちを曲に表すことにしました。
この歌詞は「統一の夢」と題された、新時代への賛歌です。歌詞全体を通じて、団結、理想、そして勝利を強調しており、特に次の特徴が見られます。
団結と統一: 歌詞では、団結して共に夢を追いかけることが強調されており、「統一心跳」や「同心協力」といった表現が使われています。
革命的精神: 「革命の火花」や「戦士」という言葉で、強い意志と闘志を表現しています。
理想への追求: 「理想之光」や「理想国」というフレーズで、理想を追い求める姿勢が描かれています。
指導者への信頼: 指導者の存在が北極星のように未来を照らすものとして描かれ、全体を導く重要な役割を果たしているとされています。
未来への希望: 新しい時代が到来するという希望と、それに向かって進む決意が歌われています。
つーか、サビの部分をThe cranberriesのドロレス・オリオーダンのように鼻に抜ける歌い方したり、後半、「旧世界はこの炎の中で燃え尽き、新しい歴史が始まる…」とか怖い歌詞の部分とか、最後の「歌え、歌え、歌え!」と畳み掛けて来るとことろか、めちゃめちゃカッコいいんですが!
今回は、再編集するのが面倒なので、予め検閲されそうな語句は歌詞の中に含めないようにしました。中国語で言う「自我審查」つまり自主規制ですね。