見出し画像

北海道 食の記録 1

2020/9/25

大通りの老舗喫茶店でホットケーキセット650円也。朝は食べないかご飯食なのだが、ふだん食べないものを食べることにする。出されたものは、すべて食べる。ホテルの朝食ビュッフェ3千円には惹かれるが、いざというときのために食べ過ぎないでいたい。加工品のボテトサラダと淹れてから時間の経ったコーヒーは残念。ホットケーキは美味しかった。

美術館をハシゴして、サラバ札幌よ。これから3時間半汽車に揺られ、函館へ行く。さっぽろ駅で駅弁『期間限定New三大蟹弁当』を選んだ。ずわい蟹、花咲蟹、たらば蟹。見た目は少しづつ違うが、どれも同じような出汁の味。とにかくお腹がペコペコで大満足。しかし、あたしにとっての THE蟹 は毛蟹。小柄で醜い、けれどなんといっても味がいいべさ! 毛蟹はときどき母が送ってくれるので未だ買ったことはない。ああ、蕎麦の畑よ。小豆畑よ。左に海が見えてきた。通路反対側の女子は突っ伏して寝ている。ありゃ道民かな。よそものは景色が嬉しく、寝る間も惜しい。曇り空が少し残念。

函館に着き、少し休んで居酒屋へ。もつ煮込、氷下魚(コマイ)、刺身盛一人前、岩海苔のおにぎり(たらこ)味噌汁付、ウイスキーお湯割、梅酒とお水で4532円也。『神田日勝』(道立美術館編ミュージアム新書)を読みながら飲む。やっと温かいご飯が食べられた。家に居るよりは酒量は少ないが、外食で野菜を摂るのは難しい。刺身は特別に一人前、氷下魚2尾は多いなあ。小ぶりのタラを干してあぶって、添えたマヨネーズに一味を振って、手でわしわし食べる。これもソウルフード。

画像1

2020/9/26

朝と昼

二度寝して寝坊してしまった。買い置きの野菜ジュース、豆乳紅茶を咽んで9時過ぎに外出。バスで五稜郭へ。展望塔から下りて『ラッキーピエロ』へ。ハンバーガーがメインだが、それ以外にもこってりいろいろ…。ビールやガラナ、グッズも盛りだくさんでファミレスみたい。ピエロ、天使、おまけにハロウィンでお祭り状態。申告すると誕生日の記念グッズももらえるらしい。音楽は50年代アメリカンポップスである。さて、唐揚げの挟まったバーガーは美味しい。しかし、セット680円にはポテトがついており、なんとマグカップに入りでデミソースとホワイトソース(チーズか?)がかかっていた。ソースは要らないと言えたのだろうか。ウーロン茶の氷は減らしてもらった。完食した、美味しかった。息子たちならきっと、歓ぶだろうなあ。

駅のバスターミナル前にある『しなの』で函館塩ラーメン。久しぶりになるとを見る。美味しい…。普通の良心的なお店。ちゃんと美味しい。これぞ北海道。観光地のお店にはがっかりすることもあり、いろんな意味でほっとする。

画像2

2020/09/27

5時に目覚め、二度寝はせず。テレビのラジオ体操第一をやって、朝市に出かける。たくさんのお店で海鮮や果物を売っているが、買えないので心苦しい。『茶夢』という店で丼を食べる。海鮮は生々しく、美味しそうに撮れないのが残念。わかめの味噌汁と箸休めがたくさんついて2090円也。雲丹は好きでも嫌いでもないのだけど、美味しく食べられた。

画像3

登別の駅前で味噌ラーメン。ほんとに普通の、北海道の味噌ラーメン。これは名もない、こだわりのない店でしか食べられない。650円也。

画像4

白老のユースホステルで、江別のクラフトビールとソーセージを注文。食事を期待していたのに売り切れなのか、夜は作る人がいないのか。ビールとツマミしかなく、がっくし。味はよいが、足りない。1600円余。コンビニでプリンを買ってきて、インスタントコーヒーをいれた。

画像5