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夢依存。

毎日の創作が苦しい。僕は、クリエイターとしてまだまだ自立できていない。義務的な創作。自分の内側からではなく、外側からの圧力で創作させられている。これはもはや創作とすらも言えないのではないだろうか。

夢を見た日は楽で良い。それを言葉にするだけだから。夢で見る情景は極めて独創的である。次第に、僕は夢に期待するようになった。夢を見ることができなかった朝は苦しく、珈琲も不味い。刹那的に飲酒をして、書き殴ったものは後から見返しても苦しい。

夢を待望する。夢を見ようと床に就くと、上手く寝付けない。起き上がり、生のウイスキーを飲む。堂々巡り。力尽きたように眠る。

「ねぇ。」

夢の中に登場した僕は、僕自身に問いかける。

「夢に頼っている様じゃ、君もまだまだだね。」


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