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N国の立花さんについてゲームクリエイター的に分析してみました…モンスターハンターの法則
圧倒的なラスボスをつくり、普通だった主人公をレベルアップさせて、そのラスボスを倒させる
立花さんがNHKというラスボスに立ち向かうRPGの主人公みたいで、分析できるかな、と
今日はざっくりいうと、化け物は化け物しか倒せない、モンスターがいるからモンスターが生まれるというお話
昔ヒトラーという男がいた
絵を描いても描いても認められなかった
でも、ドイツを復興させると叫んだら、皆に受け入れられ、総統と呼ばれるまでになった
NHKの受信料取り立て部隊で必死になって言われたように無茶苦茶に取り立てをして、結果、精神を病みクビになった男がいた
あんなに恨まれ嫌われながらも頑張ったのにだ
ふと、受信料を払いたくない側にたってみた。そして内部の矛盾をしる彼はそれを武器に彼らを護ってみた
そしたらアレほど報われなかった取り立て時代とは真逆に受け入れられ、感謝され、ちやほやされ、いまや議員にまでなった
ヒトラーのせいで世界は独裁者アレルギー、クレイジーアレルギーになったはずだ
でもなぜ定期的にでてくるのだろうか
たしかにみなの評価として立花に一国を揺るがす才覚や才能はなかろうとみななんとなく感じてはいる
ではそんな彼がなぜ100万人もの支持を得たのか
いまはそれが可能なツールがたくさんある。SNSにユーチューブに。。
本来、知り合いに声をかけて、やっとひとりふたり見つかるかくらいだった仲間や賛同者、支援者が、なんと全世界なら募集できるのである
でもそれだけでは誰も立ち止まってくれない
立花は来る日も来る日も、受信料を払いたくない人を助けに飛び回り、ケータイをオープンにし、問い合わせやクレームを受け付け、その動画をアップし続けた
すべてがホントかどうかは別にして、あのNHKの取り立ての現状はある程度は事実なんだろう
なんでそんなことになってしまったのだろうか
そしてなによりNHKの最大の功罪はこの立花というモンスターを生み出してしまったことだ
払いたくない人に対して不条理な取り立て体制をつくりあげることで対抗したあげく、その不条理のために戦い忌み嫌われすり減り、精神を病んだ。それでも戦った彼をNHKは無情にも切り捨てた
その不条理でも付き従うエネルギーは、その反作用として、払いたくない人を護るエネルギーへと変わった
そこで、彼ははじめて心から感謝された
はじめて居場所をみつけた
だから彼はその居場所が立ち位置がもう彼のすべてであり、その「ありがとう」のためなら命すら惜しくなかろう
そんな「ありがとう」を生み出してしまったのもNHK
チャーチルという男がいた
有能ではあるがもともとクレイジーな発言が多く、嫌われものな政治家だった
ヒトラーが現れて、彼は水を得た魚となった。ヒトラーからヨーロッパを護るという大義名分のもとに、皆が彼を受け入れ、くやしくも彼にすがってきた、国王までもが
クレイジーはクレイジーを知る。チャーチルだけが、ヒトラーがとんでもないモンスターになることを予測し、誰も信じないなか、警告し続けていたからだ
ヒトラーがモンスターとなり、チャーチルが支持をえるまでは、なんとなくヒトラーをバカにしたり、批判したり、すり寄ったりを繰り返し、そのたびに逆効果でヒトラーをより有名にし、その支持者を国内外に増やすだけになっていた
「ヨーロッパをドイツのものに!」とモンスターになったヒトラーに対して「ヨーロッパを護りたい」と叫んだチャーチルが対抗するモンスターとなった
古代ローマにも、侵略されると呼び出され、必ず勝つ。が、終わるとすぐ追い出される。を繰り返してる将軍がいた
所詮はモンスターはモンスターだ
チャーチルも戦争集結と同時に、あっという間に支持を失い、首相の座を追われた
不条理なモンスターに対抗するためには、これまた不条理なモンスターにならないといけない
つまりはたくさんの矛盾をはらんだ不条理な指示や対応が重なる。その人にしか理解できない特殊な手を打つ
共通の敵がいる間はいいが、それがいなくなったら、その鬱積は、その功績を超える
そしてまた荒れたら呼び戻される
悲しいかな、一度モンスターを倒すためにモンスターになったら、もう人間には戻れない
少なくともみんながもう人間だと思わなくなる
共通の敵がいるときは一致団結する
圧倒的に強力な宇宙人が攻めてきて、あれほど争っていた人類が、そのときだけひとつになる皮肉な映画が山ほどある
そして本当にヒトラーは悪だったのだろうか
ポルシェもBMWもベンツもすべて彼のおかげだ
チャーチルは彼がいなかったら、歴史に名を残せただろうか
ウルトラマンだってモンスターだ
戦いながらたくさんのビルをなぎ倒す
そもそも怪獣がいるからウルトラマンが成り立つ
そして立花も角度は違えどNHKを正しい在り方を問うていることに間違いはない
本当に「いまの」NHKは必要なのだろうか
仮に「NHKを護りたい!」と立花に対してチャーチルのように立ち向かうものが現れないのだとしたら、本当にNHKはその役目を終えたのかもしれない
立花対策としては、チャーチルのような対抗馬が現れるか、もう立花に責められるようなスキを見事なくせるか
そして受信料がなくなったとき、立花はすぐにその求心力を失うだろう
チャーチルのように、他の敵をつくろうとあがくかもしれない
だが、NHKのような好敵手はもう現れないだろう
これ以外に立花を批判したり絡んだりすると、チャーチル以前のヒトラーのように、すべて立花のエネルギーになってしまう
仮に他の仮想敵国が見つかっても、それを倒すために積み重ねたエネルギーや年月をそのためにまたゼロからやらないといけないが、立花みたいなタイプは一度ちやほやされたら「すぐ結果を!」となるから、うまくいかないだろう
なによりモンスターでない人たちは、仕方なくモンスターに頼るだけで、本当は普段はモンスターなんていて欲しくないのだから
それでは明日以降、またセカウマオンラインサロンでお逢いしませう🤠
セカウマックス!
こちらの記事は2019年8月15日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟