なぜ渋谷日向子選手はメジャーを獲れて 松山英樹選手は獲れないのか…ゲームクリエイターの視点から分析
女子ゴルフの渋谷日向子選手、スゴいですね!
昔、テニスでボリス・ベッカーという選手がいたんです。彼はなんと17歳で4大大会のひとつであるウィンブルドンで優勝してしまった。しかも2年連続で
そんな彼がこんなことを言ってました
「最初の2年はテニス以外なんにも考えていなかった。でもそのあとの数年、いろいろ考えすぎて勝てなくなった」と
そうなんですよね、どんなに実力があったとしても、最初の勢いでメジャーを獲ってしまわないと、有名になればなるほど周りからのプレッシャーとか雑念が増えすぎて、それを振り払えなくなっていく
ゲームはルールで難易度を調整します。普通に操作すればクリアできてしまうところに、なにかしら「プレッシャーをかける」情報を足すわけです
たとえば「5秒以内に」のように時間制限を設けるとか「この一撃が成功すれば一気にレベルが10上がりますが、失敗するとゼロになる!挑戦しますか?」みたいなね
そして、人間はそのたった1行のルールのせいで、普段どおり操作ができなってしまうんです
そのルールさえ気にせずに、いままで通り操作できていればすぐにクリアできたことなのに
そんなプレッシャーや雑念がないまま、まっさらな状態で勢いのまま勝ってしまうことを、俗に「ビギナーズラック」と呼んでいます
ときに、みんなの期待とか背負うものが大きいほどヒトを強くすることもあります。でも、そういうのが必要なときは「自分の持ってるチカラ以上のチカラ」を要求されるとき
つまりは「自分よりも強い相手と戦う」ときとか「そもそも勝ち目がない」とか「ムリゲー」なとき
普段通りやれば勝てるという立場ときはやはり雑念が邪魔をする
当然「雑念がないビギナーの方が勝ちやすい!」あくまで確率の問題ではありますが
理想としては必要に応じて「雑念を捨てられる」
その逆に「その雑念を活かして実力以上のパワーをだせる」
その両方ができるプレーヤーがコンスタントに勝てるのでしょう
ゲームクリエイター的にはそんな選手が最強ということになります
というわけで大事なのは「雑念を払う方法」と「雑念を活かす方法」
というわけで明日以降、また牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう🤠
セカウマックス!
こちらの記事は2019年8月5日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟
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