ポッキーの研究…なぜ世界で一番有名な日本のお菓子なのか考えてみた
世界中どこに行ってもある「日本の食べ物」といえば、ポッキーとカップヌードルだった
どちらも、ちょっとだけ高級な部類
そして、今日は「ポッキーの日」だという
ポッキーの何がそんなに “良い” のだろうか
ベースとなるのは、欧米でいうところの「プリッツェル」である
小麦粉を硬く焼いた古くからあるお菓子
それを細く棒状にして、チョコレートでコーティングした
ポッキー以前からも、細く棒状にしたプリッツェルは欧米に存在していたことを、とりあえずカキ足しておく
ちなみに「プリッツ」という、チョココーティングされていない、要するに「プリッツェル」も商品として存在する
何が言いたいのかというと、チョコレートでコーティングしたこと以外は、さして新しい発明でもなんでもなかったということ
だが「ポッキー」の方が圧倒的に有名だという事実がそこにあるわけで
ネーミングだが、海外ではたいてい「MIKADO(ミカド)」と、大層な名前を冠して売られている
ミカドとは天皇のこと。まさに「冠して」いる、とんでもないネーミングだ
誰がどんな意図で付けたのだろう?
羊羹だとか、和菓子だって「とらや」さんが頑張って世界進出している
なのに、あきらかに欧米の模倣品である「ポッキー」が「ミカド」
仮に、日本のお菓子の王様だと認識されたのだとしよう
どこに「ニッポン」の要素があんねん…と
持ち手のホスピタリティだろうか?
完全にチョコでコーティングしてしまうのではなく、持ち手の部分を残してある
手の熱でチョコレートが溶けて、手がベトベトにならない
たしかに日本人らしいきめ細やかさ、食べる人へのおもてなしの心がでていると言えなくもない
ポテトチップにしろ、ケーキにしろ、なにしろ欧米のお菓子たるや、フォークがなければ、手がベトベトになること請け合いのものが、ほとんどであるからして…
にしても、そこにそこまでの「和」を…ニッポンを感じますか?と
子供のお菓子から、高級なバー、座るだけで5万と言われた銀座の “クラブ” まで
どこに置かれていても違和感のない、その普遍性たるや
そして発売当初から変わらぬ、その不変性たるや
たしかに、いずれも特筆すべきものではある
その時々で様々な味や、細かったり、さらに硬かったり、多様性に伴ったバージョンが発売されるにはされるが
そのすべてが、あくまで「ポッキー」の亜種にすぎない
そういえば、ちょっとしたことでチョコが溶けていたが、多少は溶けにくくなった気がする
チョコだけを舐め取って「はい、プリッツ」って…いま思えば、とんでもないアレンジだし
ポッキーゲームなんて、ソーシャルディスタンスってなんですか?って代物で
でも、そんな淡い青春の1ページにまで、登場しちゃう
ポッキーゲームを知らない人は…割愛
そういえば、さすがに「抗菌コート」されたポッキーは発売されなかったですね
日本の王様である「ミカド」を冠した「ポッキー」
世界で一番有名な「日本のお菓子」であることは間違いないだろう
最近は「Maccha(抹茶)」も、欧米を中心に海外で、やたらと人気を博しており
2つを合体させて、
合わせ技「イッポッキー」
「・・・」
どうやらまだまだ世界は遠いようだ
本日もご精読感謝🙏
たとえ世界は遠くとも、たまにポッキーりと心が折れそうになりつつも、少しでも海を元気にしたい
絵本や写真をみるだけで支援になる仕組みもはじまりましたので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします☟