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久々にあの人に会った。年下の彼のことを伝えた。それは大事にされてないよって言われた。もう7〜8年の付き合いの、あの人から。男は独占欲があるから、本当に大切だと思ってたらさっさと付き合ってるよって。ぼくだったら受け入れるけどねとか、ぼくだったら、相手のことを大切に思ってるなら付き合ってるよとか、ぼくだったらって、言わないでよ。じゃああなたがわたしの事を大切にしてよ。もう何が本当かわからないよ。男を見る目が無いって。わかってるよ。わかってるけど、信じたくなっちゃうんだよ。年下の彼の笑顔とか、わたしが作ったテキトーなごはんをうまいうまいって食べるところとか、わたしの体に触るやさしい手とか、信じたくなっちゃうんだよ。夜中過呼吸を起こしたわたしの背中を一生懸命さすってくれて、何回もごめんって謝るわたしに、大丈夫だからって、何回も言ってくれた彼は全部偽物なのかな。彼がしてくれたことは、大切にはならないのかな。そこまでしてくれて、でも付き合ってないってだけで、それは大切にされてないのかな。わたしにはわからないよ。年下向いてないって言われるけど、わかってるけど、かわいいなって思っちゃったんだよ。わたしはただ、1人の人に、愛されたいだけ。すきな人にすきって言いたいだけ。大切だよって言いたいだけ。なんでこんなに難しいの?何がダメなんだろう。最初から全部ダメなんだろうな。わたしはわたしの事で精一杯だから。わたしがツラいとき、誰が抱きしめてくれるんだろう。みんな違ったんだね。わたしは誰の1番にもなれないのかもしれないね。ずっと。わたしのこと、テキトーに扱っても、わたしが追い縋るの知ってるから、みんなどんどんテキトーになるんでしょ。でも縋るしかないし。他にどうしたらいいかわからないし。1人はやっぱりさみしいし。誰かといるときの方が孤独を感じるけど、一瞬のやさしさとか、それだけで生きていけちゃうから。その思い出だけ噛み締めて、ずっとずっと、昨日のことのように思い出して、大切に取っておいて、それで孤独を回避できるなら、わたしは誰かといることを選んでしまうよ。向こうが遊びだったとしても。なんて愚かなんだろうね。わたしはずっとずっとさみしいの。
わたしはあなたと結婚したかった。