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自分を大切にしてねって、最近周りの人によく言われる。自分を大切にするって、どうすればいいんだろうね。

色んな人と性行為するのも自傷行為だよって、言われた。わたしにはよくわからなかった。

減るもんじゃないし、別にいいのよ。心なんか見えないから、今どれくらい傷ついてる、とか、限界がどこか、とか、見なくてもいいやって。

泣くと現実になるようで、身にしみてしまうから、泣くのはやめた。

やめてって言ってもみんなやめてくれないから、やめてって言うのもやめた。

わたしのこと都合のいいオンナ扱いするオマエも、わたしで寂しさを埋めようとするオマエも、もうそれでいいよ。誰も幸せにはなれないから。わたしのことすきに使ったらいいよ。それでいいよ、もう。

楽しかった同棲生活はもう戻ってこないし。だいすきだったあの手も戻ってこないし、ゲームしてピザ食べて夜更かしして、次の日遅くに起きて、お昼食べに近所ぶらついて、わたしの幸せのピークはそこだったのかもしれないね。誰にも邪魔されない、2人だけの部屋で。もうとっくに諦めはついているのに、寂しさだけは、なかなか消えてくれないのね。あのときの彼にも、いずれまた大切な人ができるんだろうね。わたしではない、1番が。

幸せになりたいだけなのに、幸せかもしれないなって思うと、幸せを怖がる自分が少しずつ近寄ってきて全部ぶっ壊す。そうなるともう、うっすらしんどい方がいいような気がしてくる。少しだけ寂しい方がいい気がする。どんな物でも致死量与えられると、逃げたくなるから。

こんな気持ちも全部、メンヘラとか、めんどくさいとか、そんなひと言で片付けられてしまうんでしょ。ぐちゃぐちゃな感情を少しでも出した瞬間あなたたちは消えるもんね。わたしは知ってるよ。

わたしのことすきとか、かわいいとか、みんな全部嘘なの。みんな嘘ばかりつく。虚しくならなくて羨ましい。自分のことしか考えてないから、虚しくなんて、ならないでしょうね。みんな嫌いだよ。全部嫌い。