卒業式でもらった言葉
森林についてはあまり勉強していないから森林についてはまだ書けない。
と自己紹介で書きました。
ですが「大学時代に心に残ったこと」を書けばいいのでは?
と思いました。
書きます。
卒業式の日に先生が卒業生に言ってくださった言葉です。うろ覚えですが書きます。
「卒業おめでとうございます。
あなたたちはこの学科を卒業した時点である能力を手に入れています。
それは物事を長い、広い視野で見る能力です。
全く勉強できなかったと思う人でも備わっています。
杉の木は植えてから伐採するまで短くても30~40年の時間が必要です。
短くて30~40年です。
この期間は普通の人から見ればとても長い期間です。
ですが私たちにとってはこの長さで物事を考える事は当たり前です。
すぐに結果を出す事がもてはやされている現代においては何十年も先の事を想像する能力は貴重です。
この力は現代にこそ必要とされる力です。
この能力をあなたたちは持っています。
大丈夫です」
たしかこんな事を学科全体の最後の集まりで先生が言っていた気がします。
来年再来年の自分の状況も分からないですし、私はこの力を持っているのかわかりません。
でもこの言葉を聞いてわけの分からない自信がついている事は確かです。
今やっている事で50年続けたい事はいっぱいありますし、今はできなくてもいつかやってみたい事もたくさんあります。また、森林学科を卒業した意味をどこかでいつか見せてやるという思いもあります。
こう思わせてくれたのは先生のこの言葉だったんじゃないかなぁとたまに思い出します。
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お読み頂きありがとうございます。
色々大変な事もあるかもですけど、こちらでゆっくりしていって下さい~