[詩]ねぎらいの酒

日付もかわった日曜日
ポテトチップスをつまみ
ただ一人
安酒を飲む
子供の頃に思い描いた
大人にはついぞなれず
後悔と一緒に酒を飲み干す
人生に悔いあれど
この世知辛い世の中を
四十余年
よくぞ生き延びた
グラスにうつる自らに
ねぎらいをかけ
また一杯酒を飲み干す

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どんぶりめしまる
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