ペットのための準備も忘れずに!
9月に入り、朝晩を中心に少しひんやりとした空気を感じる瞬間もあり、毎日のように猛暑日が続いていた夏もそろそろ終わりが見えてきたでしょうか…。とはいえ、まだまだ暑い日もあり、気温の差が大きくなる時期ですので、体調管理に気を付けて、元気に過ごしたいところですね。
9月は1927年9月1日に関東大震災が起こったこと、台風などの災害が多い時期でもあることから、防災月間とされています。8月に九州地方で地震、関東地方でも初めて南海トラフ地震臨時情報が発令されたことや各地に被害を及ぼした台風10号が発生したこともあり、すでに防災について準備や見直しをされた方も多いと思います。
しかし、猛暑が続いたこともあり、体力的にも気力的にもなかなか準備が進まなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか…?
まだまだ暑い日もありますが、気温が落ち着いてきて、連休もある9月がチャンス…!ということで、見直しも含めて防災準備をしていきたいですね。
私たち人間用の防災グッズはもちろんですが、大切な家族のペット用の防災グッズもしっかりと準備をしておき、もしもの時に持ち出せるようにしておきましょう。
準備が必要なものを優先順位ごとのまとめているので、すでに準備済みの方は再確認、まだの方はこれからの参考にしてみてください。
◎絶対に準備しておくもの
薬
いつものごはん(少し多めに買い置きし、消費した分を買い足すローリングストックがオススメ)
お水
予備の首輪、リード(伸びないもの)
食器
キャリーやケージ(持ち運びしやすい軽量タイプがオススメ)
ガムテープ(ケージの補修など色々使えるのであると便利!)
飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報
ペットの写真(携帯電話に画像を保存しても◎)
ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報
◎準備しておくとさらに安心なもの
オムツやペットシーツなどのトイレ用品(においが漏れにくいビニール袋もあると便利)
高カロリー非常食、缶詰やパウチなど(水分摂取もできるものだと安心)
タオル
ブラシ
ふき取りスプレーやシートなど
リラックスできるもの(お気に入りのおもちゃや毛布、落ち着く成分の入ったサプリメントなど)
洗濯ネット(猫ちゃんの場合)
避難をする時には、同行避難が原則になります。
一緒に避難するためには普段からケージやキャリーに入る練習や、ワンちゃんの場合は「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけを行っておく必要があります。
また、被災時、ペットと一緒にいるとは限りません。万が一、離れ離れになってしまった場合も、マイクロチップを装着し、データを登録しておくことで、飼い主さんのもとに戻ってくる可能性が高くなりますよ。
マイクロチップは動物病院で装着(施術)ができるので、最寄りの動物病院さんで聞いてみてください!
この機会に、防災グッズの準備だけではなく、その他の防災対策やお住いの自治体の防災情報も合わせて確認しておきたいですね。
参考:「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(環境省) (https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf)
「動物ナビ」は、動物病院が集まるショッピングモールです。いつもの動物病院から、ペットフードやいつもと違う環境でも落ち着くための便利なグッズを購入できます。
防災についてまとめたページもあるのでぜひチェックしてみてください。
災害や緊急事態は起きないことが一番ですが、もしも起こってしまった時に、備えがあれば少しだけ安心できますね。
普段から使うフードなどを少し多めにストックしておく『ローリングストック』は手軽にできるので、防災準備の中でも特にオススメです。
皆さんと皆さんの大切な家族を守るための準備に、動物ナビが役立てたら嬉しいです。ぜひ一緒に防災意識を高めていきましょう!