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「日本語の機微を知る」
noteを書きながら痛感しました。
「私には文章力が足りない」と。
一番は「文章がなげぇ。」
なので、言葉の勉強をすることにしました。
けど、今回は前から思ってる「表現力」について書きます。…全て持論です。
「言葉とは」
私は
言葉=共通イメージの固定化
だと思っています。
皮が赤くて実は白くて甘味と酸味があり木に実る果実=林檎です。
説明全てを集約し余計なものを省いて使える媒体が「言葉・単語」になります。
いかに多くの言葉を知り伝達の上で活用できるかがその人の表現力になるでしょう。
「日本語の機微」
機微とは「簡単には察することのできない微妙な加減」といったところ。
日本語は世界で最も難しい言語。
単語の数や漢字の読み方のみならず熟語や文法との組み合わせを考えれば無限大。
どの単語と組み合わせるかで伝わり方は大きく変わるので、知っている言葉の数はそのまま表現力の豊かさにつながります。
「ヤバイはやめよう」
私はヤバイを使わないようにしてます。
美味しいものを食べて「ヤバイ!」
不味いものを食べて「やばーい」
いい音楽を聴いて「ヤバイ!!」
何か失敗をして「やばい…」
万能単語として多用されがちですが、近年の使い方では日本語の良さを全て捨てた単語です。
「何が?と聞き返されない言葉で」
ヤバイがまさにその代表格。
とりあえずの言葉ではなく、「説明になる言葉」を使う。
食べた感想がヤバイだと「何がヤバイの?」と聞き返される。
せめて「甘くて美味しい」とか「苦くて食べられない」と言って欲しい。
それこそ機微を理解してもらうためには反射的に出るテンプレワードでは伝わらないものです。
これは社会での必須スキル。
「ウチの商品、とにかくヤバイんで買ってください!」
…絶対言わないですよね?
「表現力を養う」
前述の通り、知っている言葉の数はそのまま表現力に直結します。
言葉が共通イメージを固定化したものであれば、ヤバイなどの感覚的なものは個人の尺度の言葉。
つまりここでいう表現力とは「自分の感覚を相手の感覚に変換する力」のことであり、そのための媒介が言葉です。
ヤバイでは伝わりきらない機微をしっかり言葉にして伝えられるようになりましょう。
以上が私なりに思う言葉の大切さ。
今回はぜひ「機微(きび)」を覚えていってください。