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noteを始めてみた―書くことが何になるか、分からないけれど

あなたは何を「する」のが好きですか?―
そう聞かれたら、私は「読むこと」と答えるでしょう。「寝ること」かもしれませんが、これは人間の三大欲求の一つなので別格としておきましょう。
新年度に新しい教科書をもらうとその場で読みだす、中高時代は空き時間さえあれば図書室に入り浸る、そういった人はnoteにもたくさんいらっしゃると存じますが私もそんな一人です。

趣味は読書ですが、今は特にこのジャンル!と決めている訳ではなく目についたもので面白そうなものをゆるゆると読んでいます。

読むことが好き。
では、「書くこと」は?というと、正直好き!とは言い切れません。
特に苦手なのが”感想文”。
小学校の頃から、学校行事やら、読んだ本やらの感想を書くのは大嫌い。
今思えばそれは「自分の心の中はとても大事な物だからそれを他人にみすみす晒してなるものか!」という青臭い自意識のこじれだったのかもしれません。あるいは、ある言語で書かれた文章を別の言語に訳するとどうしてもそこにはずれが生じてしまうように、自分の頭の中に浮かんだ感想を言語化すると、なんだか「これじゃない」感じがする、一気にニセモノっぽくなってしまうのが嫌だったのかもしれません。
一方で、幸いにして塾でも学校でも国語の先生には恵まれた人生だったので国語の授業に関しては苦手意識を持ち続けながらも好きになりました。
高校生の時は学校新聞の委員会に入って記事を書くようになり(これは友人に誘われて入ったのですが)、夏休みの古文の自由課題で枕草子のパロディを書いたときは、これもとても楽しくて、先生から高い評価をいただくことができました。
このように、年齢を重ねるにつれて「書くこと」が楽しいと感じる時もありますが得意!好き!とまでは未だに言い切れない段階です。

それではなぜ今noteを始めたのか?正直、自分でもよく分かりません。
ですが、何となくでも「始めたいな」と思った時に直感を信じて思い切って初めてみるのが人生良いのかもしれない。
SNSで知人に見せるのも、自分の中だけにとどめておくのも何か違う。誰かに届けたい気もするけど届かなくてもいい。そんな心にうつりゆくことを格好つけすぎず、続くかもしれないし続かないかもしれないけれどマイペースに書きためる場にしたいなと思っています。


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