道南サミットキャンプ2024【参加レポ】
2024年5月18・19日に『道南サミットキャンプ2024』が開催されました。
『GIVEと表現』をテーマに掲げた本イベントは、”道南”という共通キーワードを持つ人々が持ち寄った沢山のGIVEと愛で溢れていました。
今回はそんな熱い2日間の参加レポートを皆さんにGIVEします!
◼️『道南サミットキャンプ』について
#『道南サミットキャンプ』とは?
今年で3回目の開催となる『道南サミットキャンプ』は、「道南のプレイヤーが繋がり成長するきっかけ作り」を目的とした任意団体・道南サミットが運営するキャンプイベントです🏕️
このイベントは道南に関わる人・関わりたい人ならば誰でも参加OK🙆♀️
みんなで焚き火を囲みながら、美味しい食事とお酒をつまみに「出会い」と「対話」を楽しむイベントです!
▼過去の開催と経緯についてはコチラ▼
道南サミット代表・岡本の熱い想いが綴られています!
#『GIVEと表現』とは?
『道南サミットキャンプ』のテーマ、『GIVEと表現』とは何なのか。
実は本イベントで事前に決められているイベントコンテンツは、なんと夜のキャンプファイヤーのみ!🔥
その他のコンテンツや食事、用意にいたるまでが
参加者が持ち寄る『GIVEと表現』で構成されています。
イベント内での金銭のやり取りは一切無し!!参加者ひとりひとりの「みんながイベントを楽しく、そして気持ちよく過ごしてほしい」という思いが唯一無二のイベントへと作り上げているんですね。
◼️『道南サミットキャンプ2024』 当日レポ
ここからは当日の様子を隅々までお届けします!
#開幕の合図は『乾杯』
14時頃、会場となる八雲の廃校をリノベーションしたキャンプ場・ペコレラ学舎に到着!
すでに集まっている参加者はテントを建てたり、BBQの用意をしたりと宴に向けて準備を進めていました。
この時点から、至るところですでに乾杯の声が🍻
16時頃にはほとんどの参加者が集合し、開会宣言!
参加者には0歳から高校生、東京や仙台から来た方もいて、
なんと集まったのは約60人!!すごい!😳
乾杯の音頭は鷹栖町からやってきた盛り上げ番長・きほちゃん!
さあ皆さんも乾杯の音頭を覚えておきましょう😎
道南で一番熱い2日間がスタートです!
夜のキャンプファイヤーまでは、スーパー自由時間!
地元食材のBBQを楽しんだり、外で思いっきり遊んだり。
そしていたるところで、熱いトーク!!!🔥
住んでいる場所や年齢の違いがあっても、美味しい食べ物を挟めば、ぐーっと距離が縮まっていきます。
外を堪能した後は、廃校をリノベーションした建物内へ!
入り口を過ぎると、そこはThe体育館!
バドミントンや卓球、バスケットボールなどのスポーツも楽しめます。
家庭科室では料理の準備中🍳
本職が料理人という参加者たちがキャンプ飯?を用意してくれたり、その場で地元食材を使った創作料理を披露してくれました。
ここでしか味わえない料理の数々で、みんなお腹も心もいっぱい!
(なんと私は苦手だった椎茸を克服しました😂)
教室の端では、他の参加者や小学生たちも仕込みや後片付けをお手伝い。
”料理をGIVEしてもらったら、お手伝いで返す”
美味しさと優しさが連鎖する素敵な空間です。
#夜は『語らい』と更けていく
星も顔を出し始めた20時。
外のキャンプスペースに移動すると、巨大キャンプファイヤー出現🔥
ここは大人も子供も大盛り上がり!!
みんなで手を繋いで踊った学生時代ぶりのマイムマイムは、相変わらずちょっと照れ臭くて。
だけどこの瞬間を1分1秒逃さず、楽しみたい。そんな時間でした。
熱が冷めないまま夜の部がスタート。
ここからは少しずつ、大人の時間へシフトしていきます。
室内では人生の先輩たちが『人生相談横丁』として酒場やスナックを開店。
話の内容もどんどん深くなっていきます。
集うのは
道南の未来を考え、語り合うプレーヤーたちと
自分の未来を考え、大人にアドバイスを求める若者たち。
”この時間が道南を育てていくんだろうな”と感じる光景でした。
夜が更けても、尽きない関心と悩み。
キャンプの夜はこうして続いていきます。
#ここが『出発点』
長い夜にも朝がきました🌞
昨晩の豪華食材も朝食に大変身!サラダ、カレー、焼き魚と超豪華!
朝から準備してくれた人へ大感謝!もちろん片付けはみんなでやります!
その後は現役小学生をお手本に、ラジオ体操!🤸
小学生時代は”これ意味あるの?”と思いながらやっていたのに大人になるとしっかり効く。いろんなところがぐ〜っと伸びます。 気持ちいい朝ですね。
ラジオ体操で目を覚ましたあとは
『来た時より綺麗にして返そう。』
という代表の言葉通り、最後はお世話になったペコレラ学舎をみんなで大掃除しました。
そして長かったようで短かった『道南サミットキャンプ2024』閉幕!
この日、この場所が全てのスタートに。
道南サミットキャンプで生まれた出会いや企画は、道南の未来につながっていくんだろうなー。
◼️【感想】GIVEとTAKEの繰り返し
今回が初参加だった私ですが、最初は参加するかどうかを悩んでいました。
”地元の函館にUターンしてきたばかり”
”ぼんやりと道南に携わりたいけど知り合いもいない”
なんといっても
「自分にはGIVEできるものもないし…」
と行く理由よりも行かない理由ばかり考えていました。
そんな私に「そこにいてくれるだけでいいんだよ」と出会って5秒くらいで言ってくれたのが、代表の岡本さん。
それでも不安で「なんなら記事を書いてよ!」と言っていただき、このレポートをGIVEにしたわけですが、参加してわかったことがあります。
GIVEも大切だけど、TAKEもとても大事だなと。
受け取り手がいないと成立しないGIVE。
気持ちのいいTAKEがそのGIVEに何倍もの価値が与えてくれる。
例えば
料理を「美味しい」と食べた後、後片付けを手伝ったり。
大人と遊んでいた小学生が、赤ちゃんのお世話をしていたり。
誰かのGIVEをただ受容するのではなくて、「誰かに何かを与えたい」という思いと一緒に受け取ることで次のGIVEが生まれ、連鎖していく。
道南のつながりはGIVEとTAKEの繰り返し。
この場で何かを返す必要はなくて、いつかの誰かに繋げてくれたらいいんだと思います。
まずは”最高のTaker”として参加してみてください。
そこに居てくれるだけでいいんです。
だって赤ちゃん達でさえ私たちに癒しをGIVEしてくれていたので。
みなさんの参加を心待ちにしている大人たちが道南サミットにはいます。
◼️最後に… 『GIVEと表現』 大公開!
今年度の『GIVEと表現』一覧です!
「GIVEできることがない…」と悩んでいる方も、運営や参加者が募集する「助太刀ギブ」があるので安心して参加してください!
<この記事を書いた人>
◼️田村 優奈 Tamura Yuna
1999年生まれ。北海道函館市出身。
共感できる誰かの傍らでせっせと働くことが生きがい。
新卒から約2年間新卒採用の部署を経験した後、地元にUターン。
現在は市民の交流拠点「函館交流プラザ Gスクエア」で働きながら、誰かの傍らで文章を書いたり、イベントのお手伝いをしたりしています。