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SIMフリー × Y!mobileでネットに繋がらない ⇒【初期設定不足】
こんにちは。
Y!mobileを新たに契約して、届いたSIMをY!mobile以外で買ったSIMフリーAndroid端末に差したけど、まったくモバイル通信が始まらなくて焦っている人向けの内容です。
※1~2年ほど前の実体験に基づいて書いています。
※目次の「本題(解決の手順)」以外はただの世間話なので、すぐに解決したい方はそこまですっ飛ばしてください。
ちょっと調べれば公式のヘルプがすぐに出てくるので偉そうにまとめるような内容でもないのですが、遭遇したときはけっこう焦るんですよこれが。
せっかくなので、教訓&備忘録として残しておくことにします。
世間話1
昔はau・ドコモ・ソフトバンクの大手のどこかで契約し、スマホ端末も通信や通話に必要なSIMも、両方ワンストップで調達する方法だったかと思います。
今では端末とSIMを別々に調達することが可能になったため、
ずっと馴染みの端末を使い続けてSIMだけあちこち乗り換えたり、
販売サイトで中古や新品のSIMフリー端末(白ロムと言うそうですね)を購入する方も多いのではないでしょうか。
私はスマホデビューが遅く、大学進学と同時にスマートフォンを初購入・所持しました。
それまではケータイも持っていなかったので、モバイル通信機器? デビューと言えるでしょうか。
途上国では、お金も時間もかかる固定電話の整備が進む前にもっと便利なケータイやスマートフォンが出現したため急速に普及し、先進国以上に社会に浸透している現象が見られたりしますが、なんかふとそれを思い出しました。
それはさておき、スマートフォンを使い始めた当初は端末代の存在をそれほど気にしていませんでした。
ところが1~2年前、通信プランを見直してみたときに、端末代ってバカにならない!と改めて気づきました(今さら・・・)。
Androidだと1~2万円の安い端末から5万円、10万円のような高価なものまでピンキリですし、iOSの場合10万円の桁が普通だったりします。
通信プランの2年縛り(今はほぼなくなってきているのかな?)や毎年のモデルチェンジを考慮すると、性能とコストのバランス的に2年周期くらいの買い換えに結局落ち着くのかなと思うわけですが、24ヵ月で割ったとしてもなかなかバカにならない金額ですよねー。
戦略的に選んで買わないとな、って感じです。
あと、Androidは機種によっておサイフケータイやワンセグ機能の有無が異なるので、注意が必要です。
安いやつは、そういった+αの機能を削ってコストを抑えているような気がします。
私はそれを知らずに一度おサイフケータイ未対応の端末を買ってしまい、モバイルSuicaが使えないので別の端末を買い直した経験がありました。。
ちなみに、ずっとAndroid派でiPhoneは使ったことがないのですが、画面が割れやすくてバキバキだけど修理代が高いから我慢する問題とか、色々大変ですよね。
(最近は街中で安く修理してくれるショップをよく見かけますが)
もちろん性能とか独自機能とかデザインとかアプリとかセキュリティソフト必須でないとか、色々魅力はあるんでしょう。
一度使うと手放せないとも聞きました。
あれなのかな。
iPhoneの良さというかAppleの強みとかそれぐらいはわかっとかないと、これからの時代ついていけなくなったりするんでしょうかねえ。。
本題(解決の手順)
公式ヘルプがあるので、そこを見て一発解決しましょう!!
APN(アクセスポイント)の設定を手動でやればいいみたいです。
実際私もこれで解決し、スマホ画面右上の電波マークが動き始めました。
2つリンクを貼りましたが、どちらのページでも同じ内容が記載されています。
機種や条件がご自分の状況と合っているかどうかを必ず確認の上、作業に取りかかってください。
世間話2
格安SIMには、LINEモバイルやらマイネオやら色んな種類がありますが、いわゆるMVNOというやつみたいですね。
自分の認識合わせも兼ねて念のため調べ直したのですが、
自前の電波網や設備を持たず他社の電波網を分けてもらっているのがMVNOで、
そうじゃないau・ドコモ・ソフトバンク等は自前の設備と電波網を全国に持っておりMNO(MVNOに電波を貸し出している側)
と呼ばれるそうです。
最近は楽天モバイルもそちら側に参入して、「日本のスマホ代は高すぎる!」のCMを打ちまくってますよねー。
話は変わって個人情報問題で話題のLINEですが、一部機能の利用に年齢認証が必要な仕組みになっています。
実はこの年齢認証、できる会社が限られており、原則未対応な格安SIM勢の中でLINEモバイルとY!mobileは年齢認証に対応しています。
ただ最近は、以下記事のようにMVNOも徐々に対応しているところが増えているようです。
他にもGoogle Playで見てみると、直近のアップデートで楽天モバイルも対応したみたいですね。
Y!mobileについて
最後にY!mobileの強みをちらっと紹介しておくと、私の肌感ではソフトバンクの直下事業?というのが大きい気がします。
元々別の会社だったのものを、ソフトバンクが2015年に吸収合併したようです。
ソフトバンクは自前の電波網を持つMNOですし、Y!mobile公式サイトでも以下のように謳っているので、「格安SIMだけどMNO」という特殊な形態のサービスと言えるかもしれません。
現在、多くの「格安SIM」「格安スマホ」のサービスを提供する事業者がありますが、ワイモバイルとの大きな違いは、自社の回線を利用していないことです。
多くの事業者は、大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の回線を間借りしてサービスを提供しています。そのような事業者を「MVNO」と言います。
ワイモバイルはソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した速度で快適に利用できます。
そんな事情もあってか、コロナ禍初期の学生支援策は、ソフトバンクユーザーと同条件・同タイミングで実施されました。
さらに、ソフトバンクはPayPay株式会社も束ねているので、PayPayのキャンペーン時に一般の人よりもかなり高い還元率が適用されます。
今回の超PayPay祭も画像のような感じで、Y!mobileユーザーが最恵待遇を受けています。
あと、Yahoo!のサービスも色々お得になるので、気になる人はポイ活の猛者たちの発信情報を漁ってみるといいかもしれません。
ほとんど世間話になってしまいましたが、ぜひ楽しいY!mobileライフを送ってください。
ごきげんよう!
'21/03/27 最終更新