クリエイターは漫才師達に見習おう

お店の外にかけている黒板がありまして。

店主のぼやき、つぶやきなんぞを書きしるし、
通行人の方に向けてはもちろん、
画像をアップしてＳＮＳのフォロワーさんへ
発信したりしているのですが。

「和牛のおいしさより、霜降りの恍惚感が
勝るのかもなあ」

という先日のＭ１ネタをアップしたところ、
早速数件の「焼肉屋さん」や「グルメな方々」
からのフォローやいいねをいただきまして（笑）

さすがホットなキーワードなんだなあと、
思ってですね。

おそらくここ数日は、
M1決勝進出者の「和牛」「霜降り明星」等の
検索キーワードの絡みで、
焼肉屋さん関連のフォロワーやアクセス数の
変動が激しいことでしょうねえ。

だからといって、

ＳＮＳ発信ではホットなキーワードを
狙いましょう！

とかいう小手先のテクニックのことを
言いたいわけではなくて、別に（笑）

「今のマーケット上で、どんな傾向があるのか」

という嗅覚を敏感にしておく意識を持っていた方が
徳かもなあ……

という、個人的な感覚をシェアしてみようと
思いましてね。

もしビジネスにセンスみたいなものが
あるとすれば、

それは子どものころから培われた、

「儲かりそう」「流行りそう」
「人気ありそう」「これから人気出そう」
「こういうニーズ、風潮が高まっている」

というマーケット感覚への嗅覚なんだろうな、
とは思ったりしていて。

2代目社長とか、ボンボンとか言われる人が、
好きでもない家業をやむをえず継いでたり
するじゃないですか。

でも彼らが紆余曲折ありながらもなんだかんだで、
ビジネスを回していけちゃっている背景には、
この「マーケット感覚の英才教育を受けてきた」
部分もあるんじゃないかなあ……？

という気はしているのです。

なんとなく「お金になりそうな方法」に対する
アンテナの感度が、サラリーマン家庭で育って
いた我々とはちょっと違うよな…

と思う事がしばしばなのです。
2代目社長、ボンボン社長とお会いしてみると。

だから私も商売人のはしくれなりに、子どもの
基礎学力や心理的教育も大事ではありますが

「お金の勉強」

も大事にしたいなと思っているのです。

子どもにイベント出店のあとの、
お金の集計を手伝わせたりしながら、

お金の使い方、買うものを選ぶ基準とか、
お金を稼ぐ大変さとか、

意識して伝えるようにしていたりします。
（老後は頼むぞ～とか思いながら苦笑）

それにしてもM1はすごいですねえ……

価値観の破壊と創造や温故知新とかが、
もうビックバンみたいに毎回、
巻き起こっている感じがするもの。

すべてのクリエイターは、
もっと漫才師達に見習うべき
とすら思うもの！

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