価格設定は芸術的に?
毎週金曜は商品開発のコツ的なお話…
だったのですが。
昨日はなんとなくタイムリーに
北海道の話をした方がいい気がしたので。
さしかえで本日お届けします!
というわけで今回のテーマは
「値段のつけ方」
です。
結構、これ商売を始めると悩みます。
結論から言ってしまうと、
「好きなようにつけていい」
というのが私の答えです。
「価格設定は芸術品」
なんていう言葉を聞いたことがあります。
私も商売をするほどに、
そのことを実感しているのですが…。
例えば飲食店なんかだと
「原価率は30%以下じゃないと!」
みたいなある種の常識があって。
そんな原価にプラスして人件費やら、
ものによっては送料なんかをプラスし、
ターゲットになるお客さんの財布事情も
加味したりして設定するわけですね。
さらにそれを実際に販売してみて、
調整しながらして決めていくのが価格。
確かに芸術品を作るなみに、
時間も気も使う作業です。
でもその一方で、
そんな常識を無視したような
「ぼったくりじゃね?」
っていうような設定で、
成功している人も少なからずいる…
現実に気づいたり。
居酒屋で500円で飲めるビールも、
バーカウンターで飲めば1000円~?
高級クラブで飲めば数万円~?
京都の料亭で芸子さんいたりしたら…?
だから、
値段は自由につけられるのだと思います。
「原価や経費の積み重ねで出す」
基本はあるんでしょうけど。
もし、あなたがもうひとこえ
商売を頑張りたいときは、
その商品によって得られる
「ベネフィット(便益)」
で価格を決めるという考え方をすると、
もう少し幅をみれたりしますね。
例えば当店のハブサブレーや
こはぶちゃんを作るときに考えたのは、
「お土産商品というベネフィット」
です。
実際にお土産物屋さんに行き、
他の商品の価格を見てみると…
職場などに持って行きそうな、
2000円前後のしっかりした箱もの。
親しい人に渡せそうな、
1000円前後のちょっと手軽なもの。
子どもや友達に配りやすそうな、
500円前後の小ぶりなもの。
の商品がほとんどでした。
だから私は、
「ハブサブレー」や「こはぶちゃん」
というコミカルな特性からして、
500~1000円あたりのものを作ろうと。
バラで150円のハブサブレーや、
小袋で200円のこはぶちゃんですが、
内容量などを考え直し、
お土産用ハブサブレーセットは940円。
こはぶちゃんは380円。
というパッケージにランクアップ
したわけです。
まとめますと…
経費の積み上げの基本をふまえ、
商品がもたらす便益や
お客様の予算を考えたら、
「あなたの好きなように決める」
のが良いかと!
「え?実際より高く売るのは気が引ける?」
わかりますよ、私もそうでした。
だったら最初は安めに設定して、
徐々に値上げしていくのが
おすすめです。
味や売行きに自信がついてきてから、
上げるのでも遅くないと思います。
実際私もそういう風にしてきましたから、
はい。
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