ドンマツオの夢。#1
ここのところの二つの夢。
昨日①どうやらカナダ・トロントのフェスに参加しているらしい。ステージは変なT字型になっており、ボクのマイクはT横棒の右端にセットされていて、ギターアンプは縦棒の奥である(更に言うと、長年倉庫にほったらかしにされてたごとく埃が積もっている)。なんでこんな場所になっとるんじゃとセッティングに苦労しながら見回すと、どうも今日は多くのセッションメンバーもいるらしい。じゃあキミはここ、あんたはこちら、と指示して自分のマイクの高さを合わせたところで、主催のPAから「セッティングに時間かかり過ぎているから、演奏時間10分で」と告げられる。ムキーっと頭に血が上ったところで目が覚めた。
ここ数ヶ月で一番寝覚めが悪かった。
今日②母が具合が悪く、苦しんでいる。ブラジルの奥地に生えている植物の花びらを食べさせると治る病気のようだ。何故かボクは正義の味方で、時間を止める力を持っている。そこで、この力を使って花びらを取ってこようと考える。とりあえず時間を止めた。ボク以外のすべてが動かない。さて、どのようにしてブラジルに行くのか?すべてが止まっているので、車も動かない。歩くしかないことに気づく。まず海に出て、海はさすがに歩いて渡らないだろうから、やっぱ飛行機しかないよなぁと思う。しかしこの静止した世界で誰が飛行機を操縦するのか?ここは自分で訓練して、やり方を覚えるしかないだろう。半年くらいかかるだろうか?そして、アマゾンに着いてその奥までまた歩いて行かねばならない。うーむこれは2年とかかかってしまうのではないか?この歳になってからの2年は大きい。しかも取って帰ってきたら、自分は2年分歳を取ってしまっているが(場合によっては、全部白髪の爺さんになってしまってるかも知れない)、他の全ての人々は時間を止めた時点のままである。もしかして、花びら発見に手こずって、親の歳を超えてしまうということもあり得るのではないか?うーむ、時間を止めて正義を為すことも、すごい大変なことだな……、というとこで目が覚めた。なんだか、長く寝たのに疲れ切った朝でした。