自己紹介
はじめに
地域密着型デイサービス責任者→地域包括支援センターの社会福祉士となった私。デイにいた頃、どうやったらスタッフ一人一人が最高のパフォーマンスを発揮して利用者様に喜んでいただけるか、そればかりを考えていた。たどり着いた答えはとてもシンプルだった。
デイサービス時代
私は地域密着型デイサービスで責任者を勤めていました。初めのころはうまくいかない日々が続きました。何せ、私は無資格から責任者として入社し、現場には経験豊かな看護師や介護職員がいました。なので、責任者と言っても名前だけで誰からも頼りにされるような存在ではありませんでした。
私の方が周りを頼りにしていましたし、周りも「こんな管理者で大丈夫かな?」と思っていたと思います。
5年が経ち、初任者研修、介護福祉士、社会福祉士と私は自分の経験と自信のなさを埋めるように資格を取りました。その頃には入社したてのころにいた経験豊かな先輩たちはもういなくなっていました。そして私も、もう責任者として周りに頼らずともある程度自分で判断ができるようになってきました。
利用者様の人数も安定し、収益もあがるようになりました。法人全体で色々な事業所がありますが、その中でもしっかりと黒字を出せる事業所として私の職場は上司からも評価されていました。入社した時はダメダメだった私が、今では責任者としての役割をしっかり果たし、収益という数字も残すことができている。
それができるようになったのは、なぜか。
その秘密は、、、、
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スタッフを主人公にした
ことです。
スタッフを主人公にすれば利用者様は満足します。なぜなら、スタッフの価値があがれば、もっといい仕事をするからです。
スタッフ一人一人が主人公で、それぞれに価値ある固有の物語を生きている。責任者の私の仕事はスタッフの固有の物語を見つけること。そしてその物語を一緒に生きたり、少し離れた場所から眺めさせてもらうこと。
ドラクエの主人公だって、父を殺され奴隷として働いたり石像にされたり、色々な苦労を乗り越え、自分の人生を生きるから主人公なんだ。
スタッフが自分自身に価値があると感じ、主人公として仕事を始めたとき、職場が本当に生き生きと輝き始めます。
あなたが利用者様なら生き生きとしたスタッフに介護をされたいですか?
それともロボットのように仕事をつまらなそうにするスタッフや、「自分なんてどうせ役に立たない」と思っている暗いスタッフに介護されたいですか?
私はもちろん前者を選びます!!
まとめ
私はデイサービス時代、責任者として1番の仕事はスタッフを主人公として輝かせることだと信じて仕事をしてきました。今はデイサービスの責任者をやめ、地域包括支援センターの社会福祉士として働いていますが、今でもその気持ちは変わりません。これからはnoteで介護職のスタッフを応援する内容の記事を投稿していきたいと思います。