広島旅の振り返り
院試に無事合格し落ち着いた日常になりつつあるので、夏休みの思い出をひとつここで。
夏休みに所属しているゼミで広島へ(研修)旅行へ行きました。
久しぶりの瀬戸内海の空気は心地良くて、どこか懐かしくもあり、瀬戸内育ちの私は望郷の念に駆られました。
ルートとしては、鞆の浦→尾道→風早で巡りました。
風早はゼミという機会がなければ一生行かない場所だと思いますね…
澄み渡る快晴で、寧ろ暑い位の気温だったのですが、海が照り映えていました。
ゼミ旅行ということで、万葉故地を巡るのがコンセプトの旅です。
実際に見て回るという活動を通して、文面だけじゃ分からない、五感をフルに活用した感覚というのが理解出来たような気がします。今の風景が原風景とは限らないとはいえ、歌に詠まれた舞台を巡って思いを馳せることには大きな意味があるように思いますね。フィールドワークを通して歌に対しての感度も高まるような気もします。
個人的MVPスポットはやはり尾道ですね。尾道は純粋な観光で訪問したのですけど、千光寺がやはり良かったです。風鈴の涼しげな色味と音が晴れ渡る空と海にマッチしていてとても見応えがある風景でした。
指導教官の写真撮影が趣味?なのかは分からないのですが、写真がお好きなようで旅行後に多くの写真をいただきました。
あまりにも鮮やかな色味、そして切り取る風景があまりにも綺麗で旅行のことをいつでも思い出せるような、そんな印象深い写真の数々は十分すぎる思い出の品ですね。
日常があるから非日常を楽しめる、ケがあるからハレがある、そんなことを考えた旅行だなぁと今は回顧をしています。