記憶に残っているスポーツ映画-アジア、イギリス、中南米編-
前回はアメリカ編を載せたので今回はアジア、イギリス、中南米のスポーツ映画を紹介になります
私個人が記憶に残っていて印象深かった作品になりますので悪しからず
因みに筆者は観戦が主で、サッカー、陸上競技はよく観に行きます。バレーボールや野球も1,2度なら足を運んだ経験ありますが、皆さまはいかがでしょうか?
・炎のランナー 1981年
第54回アカデミー賞を受賞した作品。舞台はパリ、1924年開催のオリンピックに出場したイギリス青年の2人を描いた実話を映画化したもの 競技は陸上 リバイバル上映かビデオで見た作品になるのですが、主演の2人ではなく周囲の仲間たちがいい 聖職者につき日曜日の試合に出ることが出来ない、人種差別や偏見などを乗り越えて最後は、、、 この映画の一番お気に入りの場面は、超金持ちのハードラーの家に競技の相談に向かうと広大な芝生にハードルが並べられていてその上にシャンパングラスが一つずつ載っている(シャンパンをこぼさないように飛び越えるという練習)これには驚いた
そして、三段跳び世界記録保持者エドワード・ジョナサンを見た時に、この映画とオーバーラップしてきたこを覚えている(1995年)
・瀬戸内少年野球団 1984年
終戦後の昭和20年 淡路島が舞台の映画 こちらも実話に基づいている
誰の話かと言えば作詞家 阿久悠の少年時代のお話。監督は篠田正浩。
敗戦でぐったりしている庶民、子供たちに民主主義を教えようと野球を始める女教師と中々野球をしない子供達、内容はあまり覚えていないのですが、夏目雅子さんと風景の綺麗さが印象に残った作品です。何より、初めて母と2人だけで見た映画だったので記憶に残っています
この映画が夏目雅子さんの遺作だったこと今回知りました。そして、キャストを見直していたら、多種多様な人が出演していてびっくりしました。私が覚えていたのは夏目雅子さんと山内圭哉さんだけだったので。
・クールランニング 1993年
カリブ海のジャマイカのボブスレーチームがカルガリー冬季オリンピックに初出場したことを基に製作された作品 最初、実話だと知らずに観て「よくこんな話思いついたな」と思いました
印象に残っているのは、カナダの空港に着いて外に出た途端、あまりの寒さに踵を返して空港内に戻ろうとした場面やホテルのバスタブで練習する4人の表情が面白くて好き
競技結果は8位入賞 → これは本当
3日目ソリが壊れて皆で担いでゴール → 半分本当(2日目に壊れて皆で歩いてゴール、ソリはスタッフが運ぶ)
その後、ジャマイカは寄付などを受けて本格的にボブスレー選手を育成していったことを考えれば、この映画も一役かったと言えるのでは? 残念なのは、監督役のジョン・キャンディさんが日本公開の頃に43歳の若さで亡くなっている事
・シーズン・チケット 2000年
マーク・ハーマン監督のヒューマンドラマ イギリス、ニューカッスル・ユナイテッドのシーズンチケットを手に入れようとする15歳の少年2人と犬のお話 恵まれない家庭環境の2人があらゆる手を使って小銭を稼ぐ 時には危険な目に合いながら、ただフットボールの試合をスタジアムで観戦したいために奔走
この作品の見どころはやはり最後でしょうか、なるほど~と思いましたよ イギリスではあるかもねと思う場面で終わりました。気になった方は是非見て下さい。
今、シーズンチケットはいくらぐらいなのかなと調べたら ニューカッスルは50000円~98700円でした。(第10位)因みにガンバ大阪は50400円~214200円 似たようなものですね
・アタックナンバーハーフ 2000年
この邦題にやられちゃいましたよ。ちゃんとアタックNO;1製作者に許可を取って付けた題名との事 本当にあるタイのバレーボールチームの話
女子チームなのですが皆ゲイやトランスジェンダーで構成されている。寄せ集めのメンバーを特訓して強いチームに仕上げていく軽いサクセスストーリーで、差別や偏見を乗り越えて大会で勝利をつかんだ瞬間は見応えがあります。初めはボールが怖いやら、爪が割れるやらとボールを打つことすら出来なかった彼女たちですが、そこは元男性なので急に変わったりして面白かったです。映画が気に入ってハンカチタオルまで買っちゃいました
この数年前にタイへ遊びに行っていてニューハーフの方たちのショー見た経験があったので、劇場へ足を運びました
・ウォーター・ボーイズ 2001年
実在の高校水泳部をモデルに描いた映画ですね。ネットでこの高校の映像を見たのですが、とても上手でした
成り行きから文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになった男子の奮闘と友情を描いた青春コメディ 廃部寸前の水泳部の顧問に着任したばかりの美人教師が任命されて部員数が一気に跳ね上がる。しかし、目的がシンクロナイズドスイミングだと知ると一気に激減 残された部員でシンクロをするために文化祭当日までに頑張る姿は感動します。キラキラの青春がそこには詰まっていました
・ゴール 2005年/2007年
Jリーグ発足して今年で30年ですね。サッカーが好きな私は開幕時のお祭り騒ぎはよく覚えています
さて映画ですが、メキシコ人のサッカー好きの青年がプロを目指して上り詰めていくサクセスストーリーかなと思いきやサイドストーリーの話が記憶に残っています。家族や仲間の問題、彼女との関係などなど
途中、日本のチームの試合も流れたりして「お~」と声が上がっていましたね。映画での試合のシーンで主役の方がドリブルをするのだけど、少し変だったこと覚えている。そこは映画!気にしない気にしない
スポーツ映画は日本でも多く作られているのだけど、アニメーションの方の人気が高く実写も漫画が元になっているのが多いような気がします。これから、スポ根ものはきっと流行らないだろうな。。。
今後はどんなスポーツ映画が作成されるかアンテナを張り、気になるものがあれば劇場に足を運びたいと思います
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