#1 note、はじめました。
ずっとnoteが気になっていたのであります。
いくつかお気に入りのマガジンや記事があり、読み手としてはnoteに親しんできました。
興味があったので、note入門勉強会にも、中級勉強会にも参加してみました。
note入門勉強会で、ピースオブケイク社の水野さんが「"月刊 わたし"をどうつくるか」「自分の看板の立て方」「自分はどんな人と繋がりたいのか」ということを、noteに於ける表現の柱として語っていたのがとても印象的で。
それらに対して、自分自身はどうなのか?と問うたとき、
「わたしは何者で、何を表現していきたいのか?」
という根源的な問いにぶち当たらざるを得なかったのです。
しばらくの間、葛藤と謎の絶望と罪悪感に翻弄され続けました。
それは自分がこれまで創作や表現をしようとしては、挫折してきた時の、馴染み深い葛藤や苦悩と同質のものでした。そしてそれは、存在することそのものに伴う原罪感みたいなもので、自分が生まれてこのかたずっと、半ば自己同一化してきた何かでもありました。
そうして、2019年、平成というひとつの時代が終わらんとする年の、立春である今日2月4日、noteをはじめることにしました。
そもそも表現したいのか、何を表現したいのか、自分は何者なのか、どんな人と繋がりたいのか。
まるでわからないまま未知へと漕ぎ出していこうと思います。
何がこの場所に紡ぎ出されるのか、どんな人たちと繋がっていくのか。
それを静かに見守りながら、ゆるゆると、流れのままに流れていきます。
勉強会のとき、書きたくなかったら無理に書かなくていいんですよ、と(多分平野さんに)言っていただけたのが泣きたいくらい嬉しかったです。
創作する人は、恐らく常に、創作したいという欲望と、創作したくない/してはいけないという欲望の否定や抑圧に引き裂かれているのだろうと思います。だからこそ、どちらのありようも許すこの場所をつくるひとたちを、信頼し、この文章をここに置くことに決めたのです。
ありがとうございます。
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