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Domoの知られざるおすすめ機能のご紹介!【5/17開催 Domo Buddies勉強会】
「Domoの知られざるおすすめ機能のご紹介!」と題して、2022年5月17日(火)Domo Buddies(Domoのユーザーコミュニティ)主催でオンライン勉強会を行いました。90名近くのユーザーさんに申し込んでいただき、ほぼほぼ全員にご参加いただけて、皆さんの高い興味を感じました。
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本ブログでは、当日の雰囲気をお伝えするためにその概要をご紹介します。今回の発表者は、本勉強会の主催であるDomo Buddies技術分科会のリーダー:エイベックス・デジタル株式会社 本田さん、サブリーダー:西日本旅客鉄道株式会社の東(あずま)さん、大阪メトロでおなじみの大阪市高速電気軌道株式会社 長谷さん、そしてドーモ株式会社 テクニカルソリューションマネージャー 松本の4名でした。各自15分間でおすすめ機能をテンポよくご紹介していきました。
Domo Buddies 技術分科会 とは・・・
~その知識、共有しませんか~
カスタムApp・カスタムコネクタ・Dataflow (MySQL / RedShift / ADRENALINE) などのゴリゴリ系から、Dataflow (ETL)・外部コネクタなどのライト系、カード・Beast Mode・フィルターなどの可視化系まで、Domoの裏技&Tips&ハックを共有しあいます!
開催後のアンケートではこんな声もたくさんいただき、企画したメンバー一同大変嬉しい限りでした。
”Domoにまつわるいろいろな立場の人(インフラ寄り~エンドユーザー)のお話が聞けて面白かったです。他社での事例やその裏側のmagicETLの様子なども垣間見ることができて参考にもなりました。Adrenalineのような隠し機能も発見できてよかったです。次回も参加したいです。”
”知らない機能ばかりで大変勉強になりました。発表者の皆さまのプレゼンも大変参考になります。ありがとうございました。”
以下に、当日の発表の内容の概要をご紹介します。
❚ 共感の嵐!Domo初心者が苦労した話。「過去比較&他社へのデータ共有」
(JR西日本 東 馳さん)
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JR西日本 東さんからは、Domoを使い始めたときに苦労されたお話をご紹介いただきました。
その1:過去比較
Domo初心者が誰でも通る”過去比較”について、その遍歴を追ってお話しいただきました。オンラインではあるものの、多くのユーザーさんの共感を呼びました。Domo の Analyzer (アナライザー)にはすごく便利な機能があり、前日比や前月比、過去四年分にさかのぼって見れて非常に便利かと思いますが、ユーザーさんからの要望は日に日に多岐に及んできますよね。その誰もが通る苦労の道を順を追ってお話しいただきました。
その2:グループ会社への限定提供
・グループ会社ごとにアクセスできるデータの範囲を制限したい
・数値ではなく比率だけを見せたい
という要件があり、それをどのように対処したのか、Domoのアクセス権限の仕組みについて今一度振り返り、その試行錯誤を実施した日々をご紹介くださいました。
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詳細は是非下記のブログをご覧ください。
❚「Domo Workbenchの活用」
(大阪メトロ 長谷 裕介さん)
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大阪メトロの長谷さんからはWorkbench(ワークベンチ)についてお話しいただきました。
こ ん な 風 に 言 わ れ て 久 しい 世 の 中 ・・・
・ITリソースはクラウドに置くのが常識
・システムは自分で作るのではなく利用する時代
・巨大システムで一世を風靡したベンダーもクラウド、クラウド
ですが、世の中早々理想通りにはいきません。オンプレミスが主力なシステムはいくらでもありますよね。そこで、大阪メトロ様では「Workbench」をうまく活用されています。Workbenchをどのような時にどのような構成で利用されているのかをご紹介いただきました。
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Domoで扱えるデータが飛躍的に増えたり、Connectorの使い分けが明確になったといったメリットの一方で、Workbenchをジョブ運行するには専用端末とその保守が必要になってしまうのはデメリットですねという、実際のユーザーならではの生の声を頂きました。
❚「Sumoを活用してみよう」
(ドーモ 松本 裕幸)
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ドーモ株式会社の松本からはSumo(読み:すもう)について、ご紹介しました。
Sumoとは?という概要から始まり、 Analyzer(ピボット表/Mega表)との比較、そして最後にどんなシーンでSumoを利用するのが良いのか、というのをケーススタディをもとにをご紹介させていただきました。
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Sumoは、ピボット表やMega表がリリースされる前の機能です。2020年春のリリース前は特にピボット表は、Sumoカードでないと実現できませんでした。(https://domohelp.domo.com/hc/en-us/articles/360050912013-Spring-2020-Release-Notes#5.6.)
”Sumoを理解いただき、用途に合った活用をしていただければ、まだまだ利用価値があると思っています!”という言葉で締めくくりました。
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❚「Domoデータフローの使い分け(Adrenaline推し)」
(エイベックス・デジタル 本田 由佳さん)
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最後は、Domo歴7年のDomoマスター本田さんセッションで、Adrenaline(アドレナリン)推しのデータフローの使い分けについてご紹介いただきました。
まず、データ変換の必要性や種類について端的でわかりやすい解説から始まりました。
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ただ、気になるところは「結局、どれが速いの?」というところですよね。
そこで、本田さんがローデータ(10億行)をもとにそれぞれ検証を実施。どれが速いか・・・
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もちろん結果はタイトルの通り、Adrenalineが”爆速”でした。
※事務局 西尾(ドーモ(株)コミュマネ)から、ちょっと補足。
ETL2.0で性能が改善されたことで、Adrenalineの優位性は少々薄れてしまう場合もあります。検証してパフォーマンスは確かめる必要がありそうですが、検証する価値はあります!
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※Adrenaline Dataflow は 再帰処理(UPSERT)未対応
・Adrenaline Dataflowでは再帰処理(出力データセットを入力データセットとする)には対応していませんのでご注意ください。
・元々UPSERT処理自体、Adrenaline Dataflowのような列指向型データベースには不向きな処理ですが、効果が出ないというだけではなく、動作しないので、制限事項として追記しました。
(2022/06/22 追記)
その後、本田さんおすすめの”Adrenalineを使う際のTips3選”もご紹介いただき、参加者からは早速試してみよう、という声まで上がりまして、大いに盛り上がりました。
セッションの詳細は下記2つのブログをご覧ください。
❚ 発表資料(PDF)
当日ユーザーさんが発表された資料はこちらの【カストレ環境】に格納しています。参加いただけなかった方もぜひご覧いただき、Domo活用にお役立てください。
▼【カストレ環境】コミュニティTOP>1.イベント
https://domo-custom-training-jp.domo.com/page/247867119
※アクセスには申請が必要です。貴社担当CSMまでご相談ください。
今後の勉強会へはリアルタイムで一緒に参加しませんか?仲間とDomoについて勉強しましょう!
Domoのコミュニティ”Domo Buddies”。
沢山の先輩ユーザーや初心者ユーザーさんがお互いの事例を情報交換や勉強会を開催しています。勉強会へのお申し込みはこちらから。
▼【コミュニティ】Domo Buddies▼
https://domobuddies.doorkeeper.jp/
※おまけ
コミュマネ西尾です。勉強会の際、”Sumoカードの由来は何だ?”という質問を頂いたのですが、当日は残念ながらこたえられず。後日、ドーモの日本オフィスにおいて最も社歴が長い社員に聞いたところ・・・
理由は特にないそう。
どうやらドーモ創業者ジャシュ・ジェイムズ(Josh James)が日本を愛していることもあり、日本語を製品名などに積極的に取り入れる時期があったようです。”Domo”という社名の由来も”どうも、ありがとう”からきているので、その一環なのでしょうね。そんな遊び心のあるDomoを私は嫌いではない!