見出し画像

データ活用スキルを高める!Domo buddies データ活用分科会とは?

2023年US本国開催のDomopaloozaで、日本のDomoユーザーコミュニティ「Domo buddies」のリーダーたちが登壇し、英語を交えながらコミュニティにおける経験を共有しました。

このブログでは、コミュニティマネージャ西尾が【Domo buddies データ活用分科会のご紹介】部分を抜粋してご紹介します。今回ご登壇された、分科会リーダーの平田さんとサブリーダー太田さんの対話はデータ活用分科会のとても良い雰囲気を表していたため、そのニュアンスをなるべく残すようにお届けします。


1. データ活用分科会とは?

(平田)Thank you for having us today. I‘m Noriko from SPACE SHOWER NETWORKS. I’m the leader of the Data Leverage group.(本日はこのような機会をありがとうございます。スペースシャワーネットワークの平田です。データ活用分科会のリーダをしております。)

(太田)Nice to meet you all. I'm Motomu from Hitachi Transport System (Logisteed). (皆さんこんにちは。日立物流(現:Logisteed)の太田です。)

(平田)データ活用分科会は、様々なデータの見せ方や活用方法を業種や業界の垣根を越えて共有し、データ活用スキルを高めていく分科会
です。Domo歴もITスキルも関係なく、どなたでも気軽に参加していただける分科会です。本日はデータ活用分科会の活動の一部をご紹介します。

DXの第一歩を!

2.【事例】トレリスチャートでグラフを見やすく

(平田)以前、分科会で「カードやページを見てもらう工夫」についてディスカッションしました。その中で、あるメンバーがトレリスチャートの有用性について共有してくださり、その影響を受け、弊社でもこのトレリスチャートを取り入れてみることにしました。

「トレリス」とは?
ディメンションを追加できる機能のこと。
ディメンションを追加するには、Analyzerにおけるプロパティ(チャートの設定)で、[トレリスや階層の日付設定]をクリックし、[以下として表示:]の項目で、「トレリスのカテゴリー」を選択してください。

※ドーモ Knowledge Base「DataSetの列をチャートに適用する

(平田)下記カードは弊社におけるそれまでのカード(イメージ)です。弊社では音楽事業を行っており、例えばアーティストAの年齢別のリスナー数を見る際、以前は右側のクイックフィルター[filter]を活用し、楽曲別のリスナーの年代分布を確認していました。

Beforeのカード(イメージ)

そこでトレリスチャートを活用することで、下記図のようにフィルターをかけなくても、ひと目で曲ごとの分布の違いの分かるカードにできました。トレリスチャートは名前は知っていたものの、これまで実際に活用する機会はありませんでした。しかし分科会を機に実際に試してみたところ、簡単に設定でき、多岐にわたる場面で役立つと感じました。

Afterのカード。数クリックで見栄えが変わる

3.【事例】トップページの工夫

(平田)続いて、Domo buddiesの会長の棚橋さんが紹介されていたトップページの事例です。下記図の左側に見えているのが棚橋さんの会社のトップページです。上部に売上や計画数値を視覚的に提示し、達成度を瞬時に把握できるように工夫されていました。

トップページにおける工夫の共有

この手法は数字の意識づけに有効だと感じ、早速弊社でも取り入れ、上記図の右側のトップページのようにしました。今までは各ページのリンクしか並べていませんでしたが、弊社でも売上と現状の達成率を掲載させることで、社員に売上の意識を常に持たせることができました。

4. 分科会で得られる知見

リーダー平田さん(音楽業界)とサブリーダー太田さん(物流業界)

(太田)やはり他社さんの事例を聞けることは良い刺激になりますね。知らなかった機能や新しい発想を持ち帰ることができる点は、Domo buddiesの非常に良いところだと思っています。自社内で新しい視点というのは出にくいため、このように別業界や業種の方のアイデアに触れる機会はとても貴重です。

(平田)そうですね。私も太田さんも音楽と物流という、全く違う業界なので、きっとDomo buddiesがなかったらお互い出会っていなかったですしね!今日は分科会の一部分しかご紹介できませんが、データ活用分科会ではクローズドな環境でDomoやデータ活用に関する情報共有が闊達に行われています。

5. 勉強会でアウトプット

(平田)それではここからは、データ活用分科会主催のDomo buddies勉強会についてご紹介します。先日、太田さんも勉強会にご登壇いただきましたね。

(太田)はい、Domoを使い初めて一年が経過したので、振り返りとして初心者がやりがちな失敗とそのリカバリー方法を発表しました。
※発表の詳細は下記ブログをご覧ください。

当日は緊張しましたが、皆さんから共感できる!というフィードバックを沢山いただき大変嬉しかったです。発表の中で、カードの修正ミスにリカバリー方法がなくて困っているという話をしたところ、参加中のbuddiesの方からその場で「Domo CLIを使えばバックアップやリカバリーが可能だよ」というアドバイスもいただき、とてもありがたかったです。勉強会の後、早速私も試してみました。また新しい知識をつけたり、良いカードを作れたら、進んで発表して行きます!

6. まとめ

(平田)デジタルトランスフォーメーションというのは海外の方がやはり進んでいて、またデザイン面でも見やすいダッシュボードを作られている印象があります。今後はぜひグローバルのユーザーとも交流して行きたいと思っています。いつかダッシュボードのオリンピックみたいなのも開催してみたいですよね。ありがとうございました。

終わってほっと一息

Domo buddies勉強会は毎月開催しています。
こちらからお気軽にお申し込みください>>

Domo buddies 勉強会
https://domobuddies.doorkeeper.jp/events/upcoming