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2023佐渡国際トライアスロンその②【前日編】
恒例前日朝ラン
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5時起きで試合前土曜日の恒例朝ラン。同宿の人には初めのうちは「えー走るんですか」と目を剥かれていたが、最近は「あ、また、走るんですね、ハイハイ」という感じになってきた。昨年同様、海沿いのランコースを沢根まで行って帰って5キロ。
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珠洲からのリカバー度合いを測る意味でも、あまり無理せずに気分よく走ってどんな感じか見てみる。幸い後半に4分40くらいまであげられた。まぁ、悪くない。ホテル前に戻ってランは終了。あとはのんびり散歩がてらスタート地点の海やトランジションエリア(=フィニッシュゲート)を見学に行く。
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すでにやる気まんまんのスイマーたちがガシガシと試泳をしている。自分は今になって変に泳いでも1ミリの足しにもならないので試泳はしない。そこへちょうど同宿の人たちも散歩に出てきたので合流する。
佐渡のスイムコースはシンプルだ。沖へ真っ直ぐ900m進み、右へ曲がって200m、そしてまた900m戻ってきて2km。これを二周。海面は凪いでいるが、ブイはやや左に押されて海流があることを伺わせる。
上がってきた人が口々に「クラゲいるよ〜」「刺された〜」と言っている。まぁ、珠洲にもいたし、この季節はしょうがないよなぁ。
ゴールエリア
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次にこれまた恒例のトランジションエリア・バイクラックの確認。これはナニゲに重要である。スイムアップ後、そしてバイク後に自分のラックにスムーズに移動できるよう、位置をしっかり覚えておかないといけない。
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割と番号が大きいジジイ組なのでバイクラックは一番端っこの列の内側、割とわかりやすい場所だった。選手の数も多いが、それにも増してエリアの広さもあるのでバイクラックの間隔は十分に確保されている。
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国内ロング(宮古島、五島、皆生、佐渡)はいずれもそれぞれに趣向を凝らしたゴールエリアになっているが、中でも佐渡のこれはアイアンマンほどではないにせよ、かなりコストをかけた立派な作りだ。特に最後ゲートに向かってスロープを駆け上がってお立ち台上にゴールする、というのは随一の演出だと思う。
佐渡に出る機会がなかった頃は、ライブ中継をみながら「あのゴール、良いなぁ・・・」と思っていたものだ。今回も必ずここに戻ってくるぞ。
バイク準備〜受付
宿で朝食を済ませ、そそくさとバイクの組み立て。今年は浦島のバイク置き場(倉庫)が一部別棟の風呂場に改装されたとかで、やや狭くなっていた。宿の係の方は申し訳なさそうに「入口が遠くなって申し訳ありません」と言っていたが、そもそも単にホテルなのに大量の選手のバイクを置ける場所を確保していただけるだけでもありがたいというものだ。
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バイクは前後ホイールとハンドル(ステムごと)を取り外しただけの輪行状態なのですぐに組み上がった。まずは問題ないかどうか確認のため軽く試走に出かけ、その足でアミューズメント佐渡の受付へ向かうことにする。
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一通り変速・ブレーキング等問題ないことが確認できた。10時の受付開始に向けてゆるりと会場を目指す。昨年は地理が全然分かってなかったが、ホテルから案外すぐ近くだった。もうすでに多くの選手達が詰めかけ、外のエキスポも大盛況。
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今回はなぜかアンクルバンドが前日配布され、逆にスイムキャップが当日配布になった。普通、逆だよな・・・別に構わないけど、なんでこうしたんだろう?
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足りないものはないはずなのでエキスポで買うものはないけど、一応ひとまわりしてみる。JETT繋がりで知り合いのマンボウさんがバドガールならぬマグオンガールをやってるというので挨拶しておく。今回も主要エネルギー源はマグオンだ。
土砂降り
さて用事は済んだのでそろそろ帰るか・・・と思ったらパラパラッと降ってきた。雨雲レーダーをみるとちょうど雷雲が通りがかるところだった。まぁ少し待てばすぐ止むだろうと思ってたら、雷とともに猛烈な豪雨になってしまった。
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写真ではよく見えないけど、バケツをひっくり返したような降り方だった。参ったな・・・仕方がないのでしばらく雨宿り。さいわい程なくして雲が切れてきたのを見計らってホテルへ帰る。あちこち歩道の際が冠水するほどの状態だった。
昼飯
しばらくホテルでのんびり過ごして、さて昼飯でも行きますか。昨年はちょっと難民化しかけたが、今年は道すがらあたらしい食事もできるカフェ+宿みたいなお店を見つけた。台湾料理がメインとのことで、名物ルーローハンをいただく。旨し。
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宿に戻る前にコンビニに寄って小腹対策のおやつとか補助の飲み物とかを買い込んでおく。あとは宿に戻って落ち着いて明日のトラバッグの準備をする。もう何度もやっていることだけど、この準備をしている時間はなぜか憂鬱だ。何か致命的な忘れ物をして「アアーッ」となっている状況を想像してしまうからだろうか。
JETT大集合
今回の目玉イベントのひとつが「リアルJETT大集結 in 佐渡」である。事前の集計ではなんと15名に及ぶJETTersがエントリーしていたので、可能な人は開会式前にアミューズメント佐渡に集まりましょう、ということになっていたのだ。
まずリーダーが現れ、そして三々五々集まってきたメンバーは最終的に以下のような大盛況に。Zwift上ではワイワイやってる人もいれば、静かにライドに参加してるだけの人もいて楽しみ方はさまざま。
大注目はやはり、以前は総合争いをしていたリーダーと、昨年のディフェンディングチャンピオン、Sohei選手のJETT対決が見られる(自分はもちろん「見られる」位置にはいないが)ということだ!リーダーは昨年うっかりバイク序盤で落車リタイヤという憂き目にあっているので、目標はまず「こけずに完走」とのことだが。
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そして嬉しいことに、ここNoteのフォロワー「ふぐのすけ」さんもBタイプ出場とのことで声をかけに来てくれた。彼は九州からフェリーなど乗り継いでの新潟入りとのことで、そりゃ大変だったでしょう・・・(実は彼もJETTライドに参加したことがあったので「いいから入って入って!」と無理やり?写真に参加させられている😆)
開会式
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開会式では勝手がわからなくて困惑気味のDevinをエスコートしていた。最後の演目で佐渡おけさが始まると彼の困惑はさらにエスカレート。「俺はいったい何を聴かされているのだ・・・?」という雰囲気を感じていたたまれなくなっていたところ、ついに痺れを切らしたようで「Sorry, I escape from here. See you tomorrow!」とささやいて出ていった(笑)。いやー日本人にとっては佐渡おけさ懐かしくて良かったんだけどね・・・
夕食〜就寝
宿に帰って温泉に入り「儀式(スネ剃り)」を済ませると夕食のお時間。昨年もそうだったが、浦島ではカニがまるごと一杯ドーン!!😲これ食べるのたいへんやで・・・
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もう最近はカーボローディングでキリキリ言うのをやめてるので、あまり気にせず出されたものをおいしくいただくだけ。日本のトライアスロンは当たり前だけどどこも海が近いから、海産物が美味いんだよなぁ。
一応ご飯はおかわりして満腹。部屋に引っ込んだら明日の荷物と朝からの動線を再度脳内再生しておく。8時には就寝して起床は3時予定。いちおうローソンで買ってきた「安眠できる」という乳酸菌飲料を飲んでおく。イワシの頭も信心から。ではおやすみなさい。
つづく