【ネット観戦】2024佐渡トライアスロン
佐渡トラご参加の皆さん、お疲れ様でした。それにしても今年は「行く前から」大変なことになっていたものだ。
前週の時点の「週末は完全アウト」予報に、たぶんほとんどの人が「今年は、中止やな」と思ったのではないだろうか。
よしんば強行開催したとしても、この進路では船が出ないだろうし、これは「詰んだ」と思った人も多かっただろう。
ところがどっこい・・・
台風ってのは九州あたりから偏西風に乗って加速しながら本州を縦断するパターンがとても多い。今回の進路予報もそうだったから、まさか九州の南であんなに停滞するとは・・・
おかげで(西日本や一部の地域では甚大な被害が出たが)当日の佐渡はなんとピーカン、海はベタ凪という嘘のような好天に。
ただ、大会運営もこれは予想が困難(当然)で、大会実施の判断は遅れに遅れた。関係者の皆様は胃の痛むような数日間だったことだろう。
それがために特に西日本から遠征予定だった選手の中には、物理的に行けなくなってしまった方々も多かったようだ。その無念は察するに余りある。
しかし、幸いにもJETTメンバーは木曜入り(!)したリーダーを始め予定していた全員が無事、佐渡に上陸した。
今回は何といっても3年程前に私の甘言に乗せられてトライアスロンにハマってしまったAzuがショートを経て二年目でいきなりの佐渡ロングという、さすが「JETTメンはアタオカ」を象徴するような挑戦に注目が集まった🤣。
当日は恒例エンデュランスライドの日なので、Youtubeのライブ中継を見ながら走ることに。コースはなんとCが途中までとは言え「PRL Full」😳だったので全力で回避してBの「London Pretzel」に避難😅。
そしてライド中のスプリントやKOMは適当にスルー(笑)しながら現地中継に集中していた(まじめに走れよ)。
スイムは予想通り「例の人」がダントツで上がって来た。もうあまりに違いすぎて「( ゚д゚)ポカーン」・・・ストロークがすごくゆっくりしてるのに、異様に速い。まぁそれがオリンピアンたるものだよね。
イベント後は同コースを130キロまで伸ばし、アップと含め150キロだん。アプリ終了後Prefをいじってロンドンに潜入してラン開始。某After Partyの監視員をしながら佐渡中継を見続ける。
しかしこの辺からバイク中継は本部もしくは一部のエイドの中継、ごくたまにオートバイによるライブカメラが出るけど、全然展開が分からない状況が続いた。
11時過ぎまで頑張ってなんとか30キロ完了(After Partyは、まだやってた・・・)して今週も無事ヘロヘロ。昼飯ガバガバ食って、さあ午後は佐渡のライブタイミングに集中するのだ!
例のSystemway.jpのサイト、使いにくいなぁと思ってたのが実はチェックしたい選手のゼッケン番号を列挙しておけば、その人たちだけを絞り込んでリスト化してくれることを初めて知った(遅い)。
これが分かったので、Aタイプ注目選手、Aタイプ全員、Bタイプ注目選手、Bタイプ全員という具合に4つタブを開いてひたすらリロードしまくることにした。
ただ、残念な事になぜかバイクの途中計時が「住吉」しかなくて、あとはランスタートするまで全然状況が読めなかった。ランが始まってからは割とこまめにアップデートがあったが、場所によって「これ1キロないやろ」みたいなところもあったようだ。
個人的に注目していたのはやはりディフェンディングチャンピオンの「ぱいき」選手だった。彼はハンブルク後にモチベーションが低下したようなことを書いてたのでちょっと心配していたが、何のことはなく無事爆走してダントツの優勝を決めていた。Real Gou…
あと、いつもは絶対あんたAに出てるやろ、というGou選手たちがこぞってBに出ているのが見られた。これはもちろん「北海道」を狙っているからに違いない。なるほど二週間空いてたら最後の調整に最適という訳か・・・
JETTのBotリーダーも佐渡入りしてから体調不良で苦しんでいたことを後で知ったが、手堅くまとめてエイジ2位を確保していた。そのエイジで最も不利な年齢だったのに、さすがだね・・・
そしてスイムをBotリーダーと対面でランデブーしてたらしい(笑)Devinは、なぜかバイクでずいぶんタイムロスしていた。これは何かあったな、とみんなで言っていたところ、やはりパンクで止まっていたとのこと。
しかも、その際に落車した他のライダーの救護をおこない、その彼が救急車で運ばれるまでサポートしていたというのだ!Devin!!なんていいヤツなんだ!😭トラ屋の鑑だ!
さて、天候の多少の違いなどものともしない上位陣はともかく、中位ぐらいからは皆さんランで苦戦している状況がなんとなーく見えて来た。昨年に比べ気温はそれほど高くなかったものの、湿度がかなり高かったようだ。相当キツかったに違いない。
その後もチームメイトを中心に逐一更新されるタイミングを見て午後、そして夕食を挟んで9時半のレース終了まで、ひたすら一喜一憂しつづける日となった。
幸いにして我らがJETTメンバーは全員が無事完走を果たしてくれた。特に初ロングデビューのAzuが満面の笑みでゴールエリアに戻って来たときはほんとうに嬉しかった(引きずり込んだ手前・・・😅)。
そして最後、タイムリミットの10分前(ヒヤヒヤするぜ!)に水曜イエロー定番のRyoが滑り込んで来た!!良かったよかった・・・(今週の水曜にもうZwiftに復帰するんだって・・・マジか・・・😨)
毎度のことながら、暗くなってからのゴールゲートに次々とたどり着く選手たちの歓喜の表情を見ているとグッとくるものがある。アイアンマンと違って同伴ゴール有だから、そのへんもまた美しい光景が多々繰り広げられるわけで・・・
そして9時30分。ゲートの照明が落ちて花火がドーンと打ちあがった。
俺たちの夏が終わった・・・(クッサ)
佐渡はやっぱり良いねぇ。しかし、来年も北海道と日程争いになるに違いないと思われ、おいそれと「来年は出る」とは言えないな。まぁ、またゆっくり考えましょう。
次は「別件で」行くことになった北海道なのだが・・・
今日はもういきなり秋っぽくなってきた。これもしかして(特にランの終盤は)かなり寒いかも知れんね。出場される皆さん、明るいうちにゴールするか、防寒にも配慮して準備しておいたほうが良さそうですよ(AIGにも書いてあるけどね)。
また、頑張りましょう!