バイクポータープロを200cmに納める
五島まであと四週間。そろそろバイク輸送について取り組まないといけない(今まで考えてなかったわけではない)。五島に初参加した2016年以来、ずっと三辺合計が203センチのバイクポータープロに詰め込んでヤマト便で発送していた。
通常のヤマト便だとこのサイズでもかなりの送料になってしまうのだが、CJ+という団体が実施していたサービスの特例により、「サイクリングヤマト便」として比較的安価に送ることができていた。
ところが2021年以降、このサービスがヤマト便の廃止に伴って終了となってしまった。どうやらヤマト便は送れる荷物のサイズの割に安すぎて採算が取れなかったらしい。
幸か不幸か、五島は2020年以降ずっと中止のままだったので、この問題について真剣に考える必要はなかったが、今年はいよいよ再開ということで「では、どうやって送るのか?」ということになった。
方法として最も手っ取り早かったのが「バイクポータープロを宅急便200サイズに詰めてしまう」ことだった。つまりどこかのサイズを3センチ短くすればよい。
ただでさえカツカツの大きさのバイクポータープロをそんなに詰めて大丈夫か、と思うかもしれないが、そうでなくてもTTバイクをこの箱に詰めるためにはどのみちハンドル・フォーク・サドル・ペダル・ブレーキ・リアディレイラーまで外してほとんど全バラに近い状態にしないといけない。
となると、箱のサイズに影響するのはフレームのハイトとホイールのサイズがほとんどで、あとは隙間に収まってしまう。いつも余った上のスペースにウェアだの何だのをギュウギュウ詰め込んでいたのが少し入らなくなるだけなのだ。
あとはどこをどう詰めて3センチを稼ぐかだが、やはり今後サービスが改善されて「203センチでもいいですよ」になるかもしれないことを考え、可逆的な加工でいくことにした。
引越しのときによくやる段ボール箱の高さを詰める要領で、底面側を3センチ詰める。上のフタ側は影響なし。
折り目はカッターの「背中」でグリグリと押し付けるようにしてつける(切ってしまうとてきめんに弱くなる)。プラ段がなかなか固くて苦労したが、まぁどうにかなった。四面折り込んだら布テープでしっかり塞ぐ。
これでパッキングの準備はできた。実はこれは先週の話で、もう既にバイクはバラして収納してしまった。本当は本戦用のバイクで外走りして練習すべきなんだが、もうめんどくさい(笑)。
今年はこれ以外にも、五島への送り先/返送時の出荷場所がホテルからすこし離れた体育館に集約されることになった。向こうに行ってそことホテルとの往復をどうするのかなど、ちょっといつもと違う状況になっていたりするのが気がかりだが、まぁどうにかなるだろう。
それよりも大事なのは、あと四週(実質三週)でどこまで体を仕上げられるかだ。