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【速報】IMジャパンみなみ北海道ランコース【ネタバレ】

※「ランパートは事前にはあえて知らず、新鮮な気持ちでコースを走りたい」という方はそっと閉じてください(そんな人あんまり居ないと思うけど)

諸般の事情で出場しなくなったアイアンマンジャパンみなみ北海道だが、私は今なぜか木古内に来ている(白々しいね)。

早速だが気になるランコースを走ってきた。これからどこよりも早い(たぶん?)レポートを出すので、日曜に走る人はぜひ参考にしていただきたい。

コースはご存じのとおり、大雑把に14キロのループを3周する。バイクの終了時には例の高速道路を降りて木古内町へ入り、新幹線の高架の方へ向かうのだが、この時在来線の上を跨線橋で越えてからすぐ新幹線の高架の下を潜ることになる。

よくある跨線橋のイメージで間違いない

地図で言うところのここ。

バイク終了時と、ラン1周目と2周目に通る。

跨線橋越えたら、すぐ新幹線高架下へ下っていき、右折してT2へ向かう(ランの時は直進)

まぁまぁ下りで、下り切って右折なので気をつけよう

T2はちょっとした高台の上にあるので、その手前はちょびっと登らされる。

画像では伝わりにくいけど、まぁまぁ登ってる

ちなみにこの角のところには楽しげな遊具があるので目印になる。

ランではここは通らない。

そしてここがT2になるはずのグラウンド。

まだ設営されてないけど

そしてランスタートするわけだが、高台のグラウンドからコースへ下りるところがこの階段になる可能性が高い。

バイクの直後、脚もつれないように気をつけて!!

そして坂を下っていくと、第一エイドがある。ここでラン周回のコースと合流する。この後はしばらくド平坦が続く。

緑のエリアがT2のグラウンドで、階段降りて「S」がランスタート、右折して坂を下る

そして少し行くと新幹線の木古内駅が見えてくるのだが、なぜかわざわざ駅前のロータリーを通らせるようだ。

以前みた大雑把なコース図からは読み取れなかった

その後高架沿いにすこし走ったら突き当たりを右へ。そこからはずっと「中野木古内停車場線」という、北海道ならではのホンワカした田舎道をひたすら道なりに進む。

この道が良い!ド平坦であることもさることながら、空気がとても良い感じ。森がすぐそばにあって、新鮮な空気が流れてくる感じがする。

※このあたりでクマ出没情報があったらしいが、それについては運営側でも対策を講じている。また、今日走ってみた印象ではそういった不安は感じられなかった(個人の感想です)。

途中一箇所だけ、川を横切る橋にわずかに起伏があるが、大したことはない。

その後、約6キロ手前で大きく左へ道なりに曲がる。田んぼの稲穂が印象的だ。そのすぐ先で木古内川を渡って左折する。

6km/21km/35km
この橋がコースの最奥部。渡ったらすぐ左折

またしばらく気持ちの良いド平坦を進み、エイド4・5を過ぎる。この区間は酪農農家さんが多いので、いわゆる「田舎の香水」が少しあるけど、ご愛嬌(笑)

そしてエイド5を過ぎて少し行ったあたりで右折。

エイド5から500メートルくらい
ここを右折。向こうに新幹線の高架が見えている

もちろん、当日はコースにはきちんとコーンが設置され、案内板や担当者が配置されるので間違える心配はない(当たり前・・・)

ここから、すこし登りがある。

この区間が登り

登りは、二段構えになっている。斜度も距離も大したことはないが、一旦上り切って平らになった後でもう一回来るから、最初に出し尽くしてはいけない。

この登りは、新幹線を越えるようになっている。そして上り切ったところに「ビュースポット(展望台)がある。

ここが登りの頂上。目印になる
展望台はこんな感じ

まぁ、試合中に展望台に登る人はいないと思うけどね。いや、いるか・・・?ただ、正直大した景色が見られるわけではない(絞められるぞ)。

そこから急な下りをガーッと下るとすぐヘアピンコーナーだ。

ヘアピン
左から来て、右へ行く感じ

ここからがこのコースの醍醐味だ。ゆるーい下りを道なりに下っていく、いわば「ご褒美」区間だ。前半に川沿いに気が付かない程度に稼いでいた標高を一気に吐き出す感じだ。元気さえあれば、とても気持ちよく走れるはずだ。

そしてメインの「中央通り」に突き当たり、左折して公民館方面へ戻っていく。

突き当たり
ここを左折

あとはまた道なりに走っていくだけ。途中、木古内川を渡る橋の起伏が少しだけあるが、あとは平らだ。そしてゴールの木古内町役場を左にチラ見しながら1、2周回目を走らないといけない。

ゴールを見ながら次の周回に行くのは、ツラい(知ってる)

そして同様に2周回を終え、3周回目を頑張って戻ってきたら、ついに栄光のゴールだ。

めちゃくちゃ感動するよ!保証します

さて、後は明るいうちに戻ってこれる人は気にしなくてよいが、そうでない選手は「いつ頃、どれぐらい暗くなるのか」気になっている人もいるだろう。

今日の試走では、17時過ぎから走り始め(スタート近辺はちょっとショートカットして)途中で写真撮ったりしながら戻ってきたのが18時半近くだった。

日没の時刻が17時50分頃らしいが、その時間はまだまだ夕焼けの明るい空が残っている。

しかし18時を過ぎたころからじわじわ暗くなってきて、戻った頃には「なんとか薄明るさは残ってるかな」と言う程度だった。

街灯は、街の中はもちろん、街に近いあたりにも少しはある。しかし特に前半〜中盤の山に近い区間では、多分18時半以降はかなり暗くなると思われる。

よく日本のロングのレースでは、暗くなったらいわゆる「ぼんぼり」が灯されることが多いが、今回それがあるとは限らないことに注意してほしい。

ランの時間が遅くになる可能性のある選手は、ヘッドライトなどを準備しておくことを強くお勧めする。足元がおぼつかないと、思わぬ路面の不整に足を取られることがある(やらかした人が書いてます)。

最後に気温。すでに函館や北斗に入った人は実感していると思うが、さすが北海道というべきか、昼間はともかく、夕方になるとストーンと気温が下がってきた。最低気温は15度程度と言われている。

走る分にはちょうど良いかもしれないが、脚が終わって走れなくなったりすると急激に体温を奪われかねない。特にゴールが夜遅くになりそうな人は、ラン用のパーソナルニーズにウィンドブレーカーなりを入れておいた方が良いだろう。

そんなこんなで15日(日)は大変な長丁場になると思うが、皆さんどうか気をつけてスタート地点に立ち、そして安全にバイクをこなしてランパートにやってきてほしい。

何をするかは申し上げられないけど(笑)、全力でサポートする所存。

You will be an IRONMAN!!

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