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どmestic MICができるまで


こんにちは!
どmestic MICでは発起人の1人として
全体の企画・取りまとめをさせていただいた
笑゛MCのないーぶです。

テレどまつりではどmestic MICに
温かいコメントをいただきありがとうございました。
「まぁこれもありだよね!」
と皆さんに言っていただけて何よりですし、
音源公開から1日半で500いいね、200RT
笑゛がどまつり大賞を取った時以上の反響をいただき、
どM一同、素直に驚いています。笑

また、どM企画時点で、
皆が面白がって踊りを考えてもらって
総踊りみたいにできたらいいね!とか
MCや歌い手が自分たちもやってみようと
思ってもらえたらいいね!とか
話していたので、そういう反応が頂けて
少し気持ちがモゾモゾしています。笑

ただやはり1歩目を踏み出すのはパワーがかかるので、
こんな感じでどMを作ってきたよ、
というのをお話していこうと思います。
少しでも参考になるものがあれば嬉しいです。

≪目次≫
●どMには元ネタがある!?
●どMはほぼ丸投げで作った!?
●どMはスマホで作られた!?

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●どMには元ネタがある!?

まずお伝えしたいのは、
どmestic MICには元ネタがあるということです。
SNSでも一部名前が出ていましたが、
ヒプノシスマイクが元ネタです。
(ヒプノシスマイク:https://hypnosismic.com/)

声優18人が集まったヒプノシスマイクは
元々はHip-Hopの経験がない声優さんもいる中で、
キャラごとの個性を出した楽曲となっているため、
これをどまつりMCでやってみたい
と思ったのがきっかけです。

さらに言えば「Hoodstar」という曲が、
今回の楽曲の元ネタでもあります。
(これも即言い当てた方がいてびっくりしました 笑)
「Hoodstar=地元で有名」という意味なので
いかにも“どまつりっぽい”ですし、
曲調も明るめ・ゆったりめなので、
楽曲の参考にさせていただきました。
(Hoodstar:https://youtu.be/JWMp44oE0ys)

つまり何が言いたいかというと、
企画自体は乱暴に言えばパクリ!
0→1をやっているわけではない!
ということです。

楽曲を作っていただいた大堀さんはプロの方ですが、
我々どまつりMCはあくまでも素人集団ですので、
「何かすごいものを生み出そう…」
と自分自身でハードルを上げ過ぎず、
まずは好きなアーティストや声優、俳優を
真似するところから始めたら良いと思います。


●どMはほぼ丸投げで作った!?

そんな思いで走り出したどMの企画ですが、
楽曲自体は以下のような構成となっています。

イントロ
1番Aメロ→Bメロ→サビ
2番Aメロ→Bメロ→サビ
3番Cメロ→C’メロ→サビ
アウトロ

これらをすべて1人で考えるのは大変ですし、
それぞれのMC特有のカラーが出ません。
なので、サビとアウトロは自分で考えつつも、
リリックの内容は「どまつり論・MC論」に縛り、
パート毎の簡単なキャラ付・役割分担だけして、
具体的な制作は各MCに丸投げしました。
(丸投げされた側の苦悩は別の記事で出します 笑)

イントロ:NANさん
 →趣旨説明、フォーチュンクッキーのOPっぽく
1番Aメロ:元鯱3人
 →爽やかさ×生意気さ、スピード感とテンポ重視
1番Bメロ:イケボ3人
 →声フェチ向け、低音求む、夜宵Voiceでサビへ
2番Aメロ:関西組
 →余所者視点でDisっぽく、雰囲気変えたい
2番Bメロ:個性派
 →NANさん指導、キャラ押し・個性派な雰囲気
3番Cメロ:正統派
 →言葉に魂込める!的な正統派MC、THE祭り
3番C’メロ:ラスボス
 →クライマックスまでの流れ、ラスボス登場

…よくまぁこんな感じで投げたものを
2週間の納期で各々が形にしてくださったと
心底感謝していますが、何が言いたいかというと、
素人1人の声で1パートもたせるのは難しいし、
そもそも1人で1曲分まるっと作るのは無理だった
という話です。

そして、歌詞やMCのセリフを考えるときに
1番難しいのは舞台設定や前提条件
(どの立場で何を表現するのか?)なので、
キャラやテーマは誰かに考えてもらうと楽
というのもポイントです。

なので、少しやってみたいな…と思ってくれた人も、
1人で全部考えるのではなく、2~3人のMCで固まって
「Aメロ→Bメロ→サビ」を1つ作るぐらいで考えると
チャレンジするハードルはぐっと下がる
と思いますし、
「●●さんの声で××やったら絶対面白いじゃん!」
みたいな発想をお互いに出し合って考えると、
いつもチームでやっていることとは
全く違うことにチャレンジができるので
超×100オススメです。


●どMはスマホで作られた!?

そしてこれらのパーツをどうやって録音し、
編集していったか…ですが、
これはスマホのボイスメモと
フリーの音楽編集ソフト
を使っています。

今回の企画自体、フルリモートでやっているので
個々のMC同士はもちろん、
作曲家さんとも一度も直接会っていません。
会議はZoom、録音はスマホ、編集は各自のPCです。

基本的にはイヤホンでカラオケ音源を聞きながら
雑音や反響がなるべくないところ…
エアコンOFFにして車の中で、
真夏に布団を被って、クローゼットの中で、
など人には見られたくない状態で録音しました。

そして録音したボイスメモのデータを送ってもらい、
フリーの音楽編集ソフトを使って
カラオケ音源とボイスメモをくっつけます。
(僕は「MixPad 多重録音ソフト」を使いました)

どMesticMIC編集中

慣れていないと最初こそ苦労しますが、
声の波形を見てタイミングを調整するのは
MCや歌い手をやっている人にとっては
結構面白い作業だと思います。
僕自身も編集作業は初めてでしたが、
何回かやるうちに慣れました。

そして、一度この作業を体験してみると、
「テンポを維持して一発録りできる声出しの有能さ」を
それはもうまざまざと実感できます。笑

リズムがずれたり、走ったり、もたついたりすると
1音1音バラバラにしてタイミングを微調整するので
そりゃあもうエンジニアが大変なことになります!笑
いつもレコーディングして頂く作曲家様、
本当にありがとうございます!猛省しております!笑

少し話はずれましたが、最終の調整やノイズ処理は
作曲家さんにご協力いただきつつも、
基本的には自分たちで録音したデータを
自分たちで取りまとめて1曲を完成させていきました。

もちろんレコーディングスタジオで
録音するよりは音質は下がりますが、
日常的に聴いていただいて違和感がない程度には、
自分達が今持っている機材を駆使すれば
何とかなるということを学びました。

なので、「やり方が…」「機材がないし…」という方も
スマホを片手に声を録音してみるところから
ぜひ始めてみてください。

PCがない方も、スマホのアプリで代用するか、
PCを持っている友達を巻き込むか、
TwitterのDMでないーぶ宛に連絡してもらえれば、
カラオケ音源のデータに乗っけますので、
そこら辺は気軽にご相談ください。


―と言った形で、
まだまだ話したいことはたくさんありますが
まずはどmestic MICがどのように作られたのか?
についてまとめてみました。

とにかく重要なのは、
少しでもやってみたいと思ったら
とりあえずチャレンジしてみることだと思います。
プロ並の機材がなくてもできるところから始めてみる
1人でやり切れない時は
一緒にやってくれそうな人を募ってみる。

テレどまつりを通じて
「コロナだから××(ネガティブ)」じゃなくて
「コロナだったけど〇〇(ポジティブ)」という
感情になった人もたくさんいたと思います。

おそらくリアルのお祭りが再開されるまでは
もう少し時間がかかりますが、
自分の引き出しを増やし、創作意欲を膨らまし、
ちょっとした運動や、交流のきっかけや、暇つぶしに、
何より自分自身が今の状況を楽しむために、
どmestic MICを利用してもらえたら最高ですね。

また、仲間が欲しい!ちょっと話聞きたい!となれば、
いつでもZoom飲み会して相談も乗りますので、
そこら辺もぜひTwitterなどで反応ください!笑

様々な垣根を越えて、
踊り手やMC達が色々つながると楽しいですね。
今回はここまで!ありがとうございました!

笑゛MC ないーぶ(Twitter@naive1224)

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