遺体を追いかけるのは、若者の特権かもしれない 今では古典となっている映画、【スタンドバイミー】。 12歳の少年4人が、不良から盗み聞いた話を元に遺体を捜しに行く、一夏の冒険譚だ。 公開は1986年。 所謂テレビのロードショーに出てくるのは、その3年後らしい(Wikipedia情報)。 更にその3年後の1992年。 15歳共、正確には中学3年生の田舎中二病共多数が、遺体を探し始めた。 そういう行から始まる中学時代の記憶は、実は殆どない。私が学パロを書く気にな
誰かと過ごせる時間があとどれだけ残っているか、という言い回しを聞いた事はありますか? 実際に親に会える時間は●●日等。 私のそれは、あっけなく消えました 巷でよく言われているのが、『親と過ごせるのは実質●●日』という文言だ。 それが短いか長いかは、各人の判断によると思う。両方の人の気持ちが正しく評価されるべき、そう思うばかりだ。 ただ、私の場合、俄にそれがゼロになった。 良かれ悪しかれ、どうでもよかれ。 2022年12月2日、16時頃。 私は常にスマホを肌身離
山家についての覚え書き 山家と言われる人々を正規に知ったのは、地元に帰ってからだ。 山家は、日本民俗学の始祖(っちゅー割には、本人的には『民俗学マジソウジャナイ』になってしまった不遇の人でもある)柳田國男曰く、『平地民を戦慄せしめよ』と評した、ある種の『日本固有種族』とも言われている……まぁそこ、諸説あるが。 確かなのは、同じ狭い日本という土壌を踏みつけているにもかかわらず、言わば我々『平地民』とは異なった文化圏の人々である。その特徴の一つとして、土地の固有所有意
30年モノの腐ってアカン方面の同人誌を、改めて見つめました 本日、断捨離をした。 もっとも、実際は気合いと費やした時間の割にさして断捨離は出来なかったが、その過程で、現代では信じられない遺産を発見する事となった。 前世紀に発行された同人誌である。 ナマモノで、しかもちょっと腐り気味。 同人誌界隈でナマモノ、しかも腐っているともなれば、ある意味常に炎上し続けているが、前世紀から存在していた、なので今後も存在し続けるだろう。ある資料によると、江戸時代から似た傾向は