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ごはん好き女子大生の自己紹介。

はじめまして。わたなべゆめのと申します。「株式会社honshoku」という企業でインターン中の、ごはんが大好きな大学4年生です。

お世話になっているhonshokuで、この春、「food skole」という取り組みがスタートしました。食と向き合い、食べものについての教養を身につける場となっています。

 自分も企画に少しばかりお手伝いさせていただくことになりましたので、意見を発信するに当たっての自己紹介をこの場でします。

 生まれも育ちも埼玉県。板前(日本食の調理師)の父と、専業主婦の母との間に生まれました。一回り以上離れた兄が居るため、両親の世代は高度経済成長期くらいと、周囲の友人より少しレトロな感性の元で育ちました。

 小さな頃から食いしん坊で、とにかくごはんを食べることがすきでした。それでも食材のすき・きらいはそれなりにあって、牛乳やピーマンなど、子どもがきらいな王道食材はダメでした。
 ですが、「もったいない」という意識が強い家庭で育った私は、自分のすききらいで食事を残したことが(記憶する限りでは)ありません。生来の負けず嫌いな性格もありましたが、父のような作り手のことを考えるとできなかったように思います。
 ただ、両親や担任の先生などから無理矢理食べさせられたようなことは、決してありませんでした。お茶碗に残った米粒にはうるさかったですが。

 こうしてモリモリ育ったのち、中学受験を経験して都内の中高一貫校に入学しました。この進学先で運命の出会いをします。それは、「ディベート」という部活動でした。

ディベートとは、「ある特定のテーマの是非について、2グループの話し手が、賛成・反対の立場に別れて、第三者を説得する形で議論を行うこと」とされています。英単語で「討論する」と覚えた方も多いのではないでしょうか?部活動としての競技ディベートでは、奇数人いるジャッジからの得票数でその勝敗が決まります。

 このディベートという競技、実は毎年全国大会が行われています。自分が中学3年次に出会った論題が、「日本は飲食店にドギーバッグの設置を義務づけるべきである。是か非か。」というものでした。ドギーバッグなんぞや、についてはいつかお話しできたらと思いますが、とにかくこの論題がきっかけで、食品廃棄の問題についての膨大な資料と出会いました。

 その後高校時代に進路に悩んだ際、たまたま見ていたテレビで人間の理不尽さに憤ったことがきっかけで、環境問題に携わることを目指しました。
 大学進学後は選択する専門分野について悩みましたが、育った環境と真剣に取り組んだ部活動が、食品廃棄の課題へと自分を結びつけてくれました。
 こうして食品廃棄の問題に対して自分にできることを探すようになり、その過程でhonshokuと出会い、縁あって拾っていただき現在に至ります。

 これからは、自分が大切にしている課題への向き合い方に触れつつ、ごはんにまつわることを紹介していこうと考えています。
 おもしろそうだな、と思ったら覗いてみてください。とてもよろこびます。

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