ごはん好き女子大生のひとりごと①
こんにちは。わたなべゆめのです。
「honshoku」という食についてプロデュースなどをする企業でインターン中の大学4年生です。
「ひとりごと」と題して、気になったことや知ってほしいなと思ったことを、なるべくシンプルに綴ります。
その①となる今回の内容は、「ドギーバッグ」についてです。
ドギーバッグって何?
ドギーバッグということば、聴いたことありますか?
簡単に言えば、「飲食店での食べ残しを持ち帰るための容器」です。
自分はディベートという部活動で調べざるを得ない状況になるまで、全く知りませんでした。
直訳するとワンちゃんバッグ、という感じになります。
どうしてお持ち帰り用容器がこんな名前になったのか、気になる方はこちらをご覧ください。
ドギーバッグでできること
大きくいえば、「フードロスの削減」
小さくいえば、「もったいないを減らせる」や「お金の無駄を減らせる」
ことだと自分は考えています。
食べ残しを減らすことにつながるツール(道具)として機能することで、家庭(個人)ではおかずを1品お得にできたり、お店(社会)は処理コストを削減することができることが考えられます。
ごみが減ることは、お財布にもやさしいんですね。
ドギーバッグの困ること
よくあげられることは、衛生面の問題です。
「持ち帰ったごはんでおなかを壊したら、誰に責任があるのか?」
この点の、判別の難しさや風評被害の危険性が挙げられます。
特に日本では、衛生意識が高いことや四季(湿気のある季節)の存在が、普及の課題として考えられます。
このほかに考えられる課題として、コスト負担、ドギーバッグそのものの廃棄、などが挙げられます。
他にも考えなければならない課題があるから、まだまだメジャーでないのかもしれません。いかがでしょう?
これからのドギーバッグ
現在ドギーバッグのアイデアコンテストが、環境省、消費者庁、農林水産省、ドギーバッグ普及委員会らの主催で行われています。
自分がドギーバッグについて知った7年前には、こんな大きな企画される日が来るなんて、考えもしませんでした。
草の根で普及活動をしている団体も存在します。
外出自粛が続く今では出番が少ないかもしれませんが、食べ残しを減らすツールのひとつとして、新しく知っていただけたらうれしいです。
ごはんにまつわるエトセトラがさらに気になる方は、ぜひこちらも覗いてみてください。 長いひとりごと、おしまい。