みんな!宇宙船地球号に乗っているよ
ハラリ ‘21’ Ch.7.NATIONALISM
‘ #Spaceship #Earth ’ P122~126
‘ #宇宙船地球号 ’
今回で第7章‘ #国家主義 ’が終了します。次回は、第8章‘ #宗教 ’に入ります。
(本題)
世界中を覆う #国家主義 の波は、 #1939年 や #1914年 に逆戻りしない。 #テクノロジー は、どの国も単独では解決できない #グローバルな脅威 をつくることによって、全てを一変させた。 #共通の敵 は#共通のアイデンティティー を導くのに最も有効な #触媒 の働きをする。人類は今日、少なくとも三つの敵- #核戦争 、 #気候変動 、 #技術的崩壊 -に直面している。このような #共通の脅威 にもかかわらず、人間は何をさしおいても、特定の国家の忠誠に重きを置いている。結果は #1939年 や #1914年 よりもさらに悪くなるであろう。
良い解決策に、 #EU によって表明された #アウトライン がある。
‘独自の国家の #アイデンティティー や歴史に誇りを持ち続けながら、 #ヨーロッパ の人々は、分断を防ぎ、より緊密につながり、 #共通の運命 を導こうと決意しようではないか!’
もしも、私たちが #生き残り #繁栄 したいならば、人類に #選択肢 は多くなく、小さな忠誠心を #グローバルな共同体への大きな関心で 、補っていくべきである。
個人というものはその #家族 、 #隣人 、 #国家 に対して忠誠であれるし、そうであるべきである。
なぜ人類と地球という惑星を、 #そのリスト に加えないのだろうか?さあ、加えようではあるまいか!
もしも忠誠をないがしろにしたならば、時に衝突は避けられないものとなる。
しかし、考えてみよう。‘人生はシンプルであると誰が言っただろうか?’
私たちは現在、 #グローバルな自然 、 #グローバルな経済 、 #グローバルな科学 を持ち得ている。
しかし私たちは、 #国家的政策 のみから未だに抜け出せないでいる。
このミスマッチが、政治体制が効果的に私たちの本当の問題に取り組む妨げとなっている。
効果的な政策をとるには、政策自体を #グローバル にしなければならない。
たった一つの真の解決法は、 #政策のグローバル化 である。
このことは、 #世界政府 を打ち立てるということを意味しない。-疑わしく非現実的な #ヴィジョン である。-
むしろ。
政策を #グローバル にするとは、国家や都市に内在する政治的原動力を #グローバル な問題や関心に向けるということを意味する。