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AI教か否か選択が迫られる。
ハラリ ‘#21の提言 ’ Ch.8. #RELIGION
‘Policy problems:Muslim economics’ P130~133
‘政策の問題:イスラム経済’
(本題)
#科学 は、はしかを治療するといった技術的な問題に対する答えをもたらしてくれるが。 #政策の問題 に関する意見の相違は、科学者の間に存在する。
#地球温暖化 は事実であると、 #科学者 は結論づけた。しかし、この脅威に対する最も良い #経済的対応 を提起するには至っていない。
しかしながら、このことは、 #伝統的宗教 がこの問題の解決の一役を担うということを意味しない。
古代の書物は、 #現代経済 をきちんと説明してくれはしない。
#雨ごい のケースとちょうど同じように、 #経済 のこととなると。
#宗教学者 が #経典を解釈する類いまれな才能こそが 、 #宗教 を不適切にしている。 #ハメネイ師 がどんな #経済政策 を選ぼうとも、彼は常にそれを #コーラン の中に見出す。 #コーラン は本当の知識の源泉からはかけ離れていて、単なる #権威の源泉 でしかない。難解な #経済的ジレンマ に直面したら、 #マルクス や #ハイエク を読む。それらのお陰で、 #経済システム をより良く理解でき、物事を新しい角度から見ることができ、有効な #解決策 を考えることがでる。きちんとした #解決策 を見つけたら、 #コーラン に立ち戻る。そして、ある #コーラン の一節を見つけるために熟読する。想像力をたくましくすれば、 #マルクス や #ハイエク から得られた #解決策 を正当化してくれる #コーラン の一説を探すことができる。 #マルクス や #ハイエク にどんな #解決策 を見つけようとも、もしも優れた #コーランの学者 であるなら、 #コーラン をいつでも正当化できる。
同じことは #キリスト教 にも当てはまる。 #キリスト教徒 は #資本主義者 であったり、 #社会主義者 であったりする。また、 #キリスト が言ったことは #共産主義 をにおわすのだが。 #冷戦中 、高名なアメリカの #資本主義者 が、何の先入観も持たずに‘ #山上の垂訓 ’を読みに出かけた。‘ #キリスト教経済 ’ ‘ #イスラム経済 ’ ‘ #ヒンドゥー経済 ’のようなことは全く記されてなかった。 #聖書 、 #コーラン 、 #ベーダ にどんな経済的思想も存在しないということではなく、それらの思想は、単に時代遅れだということだ。
#21世紀 の大きな問題に直面するとき、宗教はどんな違いを指し示すであろうか?
例えば、人間の生命に関わる決定をする権威というものを、 #AI に与えるべきかどうか?
何を勉強すべきか?どこで働くべきか?誰と結婚すべきか?
それらの問いに対する #イスラム教 の姿勢は何であるか?あるいは、 #キリスト教 の姿勢は?
ここには、‘ #イスラムの姿勢 ’も‘ #キリストの姿勢 ’も存在しない。
人類はふたつの陣営に分けられそうである。 #AI にきちんとした権威を与えたい者と、そうしたくない者。