真実の口
ユバル・ノラ・ハラリ ‘ #21世紀における21の提言 (英語版の日本語要約) ’
第16の提言 #正義 P228~230
(私の現状報告)
今日も、引き続き、ほんとうに、ありがとうございます!皆様、お元気ですか⁉G.Wも終わろうとしています。
本書の日本語版は、本年夏に発売とのことです。6月20日は、夏でしょうか?9月1日も、そうでしょうか?
前者であったら、私の和訳作業が間に合わないぞ~。焦らずと自分に言い聞かせる人は、焦っているもの。
(著者の結論)
(本題)
たとえ、全ての 宗教的教義 を否定して、 #科学的事実 に従うことから始めたとしても、現実の複雑さはたいへん苛立たしいので、問題にされるべきでなかった‘ #基本原則 ’を打ち立てるように駆り立てられる。
そのような‘ #基本原則 ’は、知的充足とモラルの拠り所を与えてくれる。
#正義 をもたらしてくれるかどうかについては、議論の余地が残る。
そうしたら、我々は、何をすべきだろうか?
#自由主義 という #ドグマ に従い、有権者や消費者の集合体を信用するべきであろうか?
すなわち、
#個人主義者 のとる手法を否定して、歴史上の多くの文化がそうであったように、世界を理解するために、#コミュニティー に働きかけるべきであろうか?
しかしながら、そのような解決方法は、各々が無知であるというフライパンから、我々を、偏った集団思考という火の中に放り込む行為にほかならない。
#狩猟採集民 しかり、 #村社会 しかり、 #街の隣人 しかり、直面している共通の問題について一緒に考えることが、可能であった。
しかし、今や、私たちは、 #グローバルコミュニティー の存在なしで、世界的な問題に悩まされている。
#フェースブック しかり、 #国家主義 しかり、 #宗教 しかり、そのようなコミュニティーを形成しているとは言い難い。
現存する全ての集団は、世界的な #真実 を理解することよりも、自分たちの利益を優先させようと躍起になっている。
アメリカ人しかり、中国人しかり、イスラム教徒しかり、ヒンドゥー教徒しかり、‘ #グローバルコミュニティー ’を形成してはいない。
したがって、
彼らの現実というものの解釈は、信用に値するものでは、到底ない。
彼らに、やめるように電話すべきだろうか?
そして、人間は #真実 を理解しようと試み、 #正義 は敗れたと宣言すべきだろうか?
我々は、“ #ポスト真実時代 ”を迎えたのであろうか?
(以上)
(皆様のお陰様で、無事に、第16の提言 #正義 が終了しました。ほんとうに、ありがとうございます。
次回からは、第17の提言 #ポスト真実 に入ります。著者が最終文で、タッチしていることが、私には最高に心地よいです。ソフトタッチされている感じ・・・)