みどり

大好きな音楽、小説、マンガを中心に、心動かされたものたちについてつらつらと書き綴っていきます。

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最近の記事

THE BEST MOMENT の記憶

 2024年8月4日。フジファブリックの20周年記念ライブに行ってきた。  元々、今回のライブは行く予定じゃなかった。前月も色々予定を入れてしまい、かなり有休を使ってしまっていたから今回は見送るつもりでいた。それが突然の活動休止の報告を受け、もうライブを見られるのは最後になるかもしれない、と思い、慌ててチケットを取った。  前回の大阪城ホールから、コロナがあり、結婚したこともあり、実に4年半ぶりのライブとなった。開場を待つ間、大阪城ホールで撮った写真を見て、そのまま写真フォル

    • お天気別プレイリスト【晴れの日編】

       大好きな曲たちで「晴れの日」「雨の日」プレイリストを作っている。  作ってみたら思いのほかいい感じにできたので、自己満足ではあるが、個人的な備忘録として残しておきたいな、と思う。 非常に偏った趣味なので、同じアーティストの曲がだいぶ重複している。歌詞に「晴れ」や「太陽」が出てくる曲もあるし、完全に個人的なイメージで晴れの日に認定している曲もある。 1.Sunny Morning(フジファブリック) 天気の良い休日に、さあ出かけようと車に乗って、エンジンをかけて最初にこの曲

      • 「涙」を持ち上げる報道が好きになれない

        オリンピック男子サッカーの3位決定戦を見た。 私は某Jリーグクラブを応援していて、代表戦はそこまで真剣に見ていなかったけれど、いちサッカーファンとしてゆるく応援していた。ゆるく、とはいえ、やっぱり応援しているチームには勝ってほしいし、メダルを目指して頑張っている選手の姿を見ていると、自然と思い入れもできてしまう。だから、準決勝と3位決定戦での敗戦はとても悔しかった。 3位決定戦のメキシコ戦の試合終了後、久保建英選手がピッチに倒れこみ、悔し涙を流すところが延々と放送されていた

        • 私がnoteを始めたきっかけ

          今更になってしまうが、私がnoteを始めたきっかけについて少し書いておきたい。 私は食品会社で品質管理、品質保証の仕事をしている。 この仕事は何かと文書を作成することが多い。商品の仕様変更案内、製品の安全性に関する証明書、お客様からのお申し出に対する報告書などなど、”品質”を”保証”するための文章を、相手に伝わるように書かなければいけない。 私は昔から国語が得意で、作文もそこそこできる方だったから、文章を書くこと自体は嫌いではなく、むしろ好きな方だった。食品に関して専門

          噺家ベーシスト加藤さん

           だいぶ遅刻してしまったが、8月2日はフジファブリックのベーシスト、加藤慎一氏のお誕生日だ。  昨年の8月2日に予定されていたものの、コロナで中止になってしまった加藤さんの40歳の誕生祭、私はチケットを取れていた。地方のライブハウスで1日きりのバースデイライブだったから、結構な競争率だったはずなのに取れてしまった。その時はこの騒ぎがこんなに長引くと思わず、8月ならさすがに落ち着いてるだろう、なんてのんきなことを考えていた。  地方のライブハウスへの遠征で、会場の近くに宿を取

          噺家ベーシスト加藤さん

          志村正彦の誕生日によせて

           7月10日は、フジファブリックのギターボーカル、今は亡き志村正彦の誕生日だ。  志村正彦という人は、本当に「まじめで一生懸命な人」だと思う。  「まじめで一生懸命」という性質は、子供の頃にはあまりポジティブなイメージを持てなかった。褒め言葉ではあるのだけど、「大人の言うことをよくきくいい子」であり「退屈」なイメージがセットになっていて、ある一時期は「まじめ」であることはダサいようにも感じていた。自慢ではないが、私は大人の言うことをよく聞く、まじめで手のかからない良い子、

          志村正彦の誕生日によせて

          フジファブリックとの出会い

           フジファブリックというバンドに出会って、今年で10年になる。このバンドに出会って、人生が変わったと言っても過言ではないと思っている。  もともと音楽は好きで、アルバムを聴いてゆるく追っているミュージシャンはいたけれど、全アルバムのCDをそろえたり、ライブのDVDを買ったり、年に何回かライブに行くまで追いかけるようになったのはフジファブリックが初めてだった。ロックというジャンルにこだわりは全然なかったのに、フジにハマって以降、ロックばかり聴くようになってしまった。  きっか

          フジファブリックとの出会い

          『キツネ山の夏休み』の後日談

           富安陽子著『キツネ山の夏休み』という児童文学をご存じだろうか?  簡単に言うと、10歳の男の子が田舎のおばあちゃんの家で過ごす中で、稲荷のキツネの化身と友達になったり、猫又と話したり、街を騒がせる泥棒を懲らしめたりする話だ。  もしかしたら今の世代の子供たちにはピンと来ないかもしれないが、私の感じる理想の夏休みの景色がぎゅっとつまった作品なのだ。優しくて上品なおばあちゃん、日本家屋、スイカ、虫取り、縁日etc…。とにかく日本の古き良き夏休みを描いた作品で、大人になった今

          『キツネ山の夏休み』の後日談

          はやみねかおるが開いたミステリの世界

          「都会のトム&ソーヤ」、通称「マチトム」の映画化を知って、「今更!?」という気持ちと「やっとか!」の気持ちが入り混じっている。私は今30代前半だが、今の子供たちにもバリバリ現役で愛されているはやみね先生には尊敬の気持ちしかない。 作品の魅力については今更こんなところで語るまでもなく、周知の事実ではあると思うが、個人的なはやみね作品との思い出がフラッシュバックしてきて止まらないので、語らせてほしい。 私が初めて読んだはやみね作品は、「そして五人がいなくなる―夢水清志郎事件ノ

          はやみねかおるが開いたミステリの世界

          自己紹介

          はじめまして。 小説、音楽、マンガetc…について、好き勝手に語る場を作りたく、noteを開設してみました。 ロックバンド、フジファブリックのファンですが、最近UNISON SQUARE GARDENにも激ハマり中。自分では吹奏楽をやっているような節操のない音楽ファンです。 小説は梨木香歩、津原泰水、伊坂幸太郎、小野不由美、綾辻行人など、現代の小説をゆるーく追っています。児童文学も好き。というか思い入れがあり、語りたいものが溜まっている状態。 拙い文章ですが、大好きな

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