『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022』3日目を観に行った感想
どうも。ドルオタボックスのしゅがおです。
普段はYouTubeでアイドルをネタにこそこそと活動してます。
収益は全て推しメンに還元しています。
はじめに
8月5日から7日にかけてお台場で行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」、略して「TIF」に今年も行ってきました。
今年のTIFは3年ぶりの夏開催となったものの、新型コロナウイルスの影響で出演中止になるグループが出たり、コールなどの声出し禁止だったりとまだまだコロナの影響はあちこちに見られました。
ただ参加したオタク達の話を聞くと、今年のTIFは評判が良かったように感じます。新たに野外ステージが追加されたり、公式タイムテーブルに撮影OKの文字が付いたりと新たな試みが行われており、イベントの改善が図られていました。天気も良く気温もギリギリ許せるくらいの温度でした。
というわけで今回はTIF3日目に観たアイドルを紹介しつつ、感想をつらつらと書き殴っていきたいと思います。
この記事が良かったら是非チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。(YouTuber特有の定型文)
なお記事内でファンの方の一部ツイートを引用させて頂いています。
会場到着
いきなりですが、黄色く塗ったのが3日目に観たアイドルさん達です。
開幕のアイドルカレッジさんを観るつもりでしたが早速寝坊。
オタク上級者なので不思議と心は落ち着いています。
というわけでまずは今年から始めて出来たエンジョイスタジアムへ。
野外のステージですが、出演するグループに対して大きめのキャパで作られており、とても見やすいステージでした。直射日光バチバチなのはご愛嬌。
純情のアフィリア
アフィリア・サーガ・イースト時代からTIFに皆勤出演のグループ。
TIFの常連という事で、大舞台でも安定したパフォーマンスが期待出来ます。
セトリはこちら。
午前中のライブにふさわしい、癖の無い爽やかな楽曲が中心でした。
場所や時間帯に合わせたセトリを組めるのは流石ベテランといったところ。
TIFは今話題のグループを見るのはもちろん、個人的には昔から活動しているグループのライブを観られる良い機会だと思ってます。
パフォーマンスは間違いないし、とりあえず観とくかぁみたいな。
年に何回か足を運んじゃうラーメン屋みたいな感じですね(伝われ)
PANDAMIC
PANDAMICは2016年デビューの5人組アイドルグループ。
メンバーの年齢は14歳~16歳と若いですが、楽曲はファンクポップバンド「カラスは真っ白」で活動していたタイヘイさんが作成しており、メンバーと楽曲のアンバランス感や化学反応が魅力のグループです。
普段あまり対バンで被ることが無いので、めちゃめちゃ久しぶりにライブを観ました。僕が昔観たときとはメンバーが変わっていましたが、グループの独特な空気感は失われてなかったですね。メンバーは若くて可愛いけど楽曲はお洒落でクール。不思議な感じです。
あまりのお洒落オーラに思わず僕も「PANDAMICはやっぱ音が違うよね…」みたいな有識者ぶったコメントをツイートしそうになりましたがダサいので止めました。
フェスに来たオタクの気分を徐々に盛り上げるような素晴らしいステージでした。
fishbowl
こちらは静岡県を中心に活動している今年大注目のアイドルグループ。
fishbowl(フィッシュボウル)とは「金魚鉢」という意味で、「金魚」のような形に見えるといわれる静岡県すべてを包み込めるアイドルになれるようにということで名付けられたとのこと。
TIF初出演という事ですが、出番前に一気に会場のオタクが増えたことからも期待度の高さが伺えます。
セトリはこちら。
整いました…。
恐らくみんなが聞きたかったであろう「朱夏」と「熱波」をしっかりセトリに組み込んでくるあたり、分かってんねぇ。
(謎の有識者目線)
特に「熱波」は、一度聴いたら頭から離れない
「ねっ?→ぱっぱらっぱっぱ」という歌詞と、
静岡県が誇るサウナの聖地「サウナ しきじ」で撮影したMVが話題となり、一度は生で聞いてみたいと思っていたオタクが多かったと思います。
そんな期待の中でのパフォーマンスですが、
「もっと汗臭くなれ!」という煽りから、コール&レスポンスを交えた一体感のあるライブ。
まさにフェスといった圧巻のステージでした。
特に「熱波」が来た時のオタクの盛り上がりは、歓声が無くともはっきり感じましたね。
なにかと楽曲派とカテゴライズされがちなグループですが、その枠に収まりきらないスケールの大きさを感じました。
フェスで見るfishbowl、めちゃめちゃ良いです。
Quubi
2021年9月デビューにデビューした、
大阪を拠点に活動をする4人組のアイドルグループ。
楽曲にスクラッチ(DJがレコードをこすった時に出る「キュルキュル」みたいな音)を多く取り入れていることが特徴で、アイドルグループ「PassCode」のサウンドプロデューサー平地孝次さんや、同じくアイドルグループ「我儘ラキア」などに楽曲提供をしているthug.さんなどが楽曲作成に関わっています。
メンバーはざっくりボーカル担当とラップ担当に分かれており、それぞれの個性を引き立てています。
セトリはこちら。
カッチョイイ…。
「Legendary」でガッツリ盛り上げてからの聞かせるセトリ。
会場全体がQuubiというサウンドの船に乗ってましたね…。
(よく分からない例え)
主戦場のライブハウスだけではなく、今回のような広い会場でもしっかりライブを盛り上げていました。
先ほどのfishbowlもそうですが、初見でもリズムにノレるようなサウンドはフェスで強いですね。
TIFの客層的に恐らく初見の人が多かったと思いますが、そういった人たちの心も上手く掴んでいたように見えました。
中々こういったロック系アイドルを普段見ない人もいると思うので、そういった意味では今年のTIFで見つかったといえるグループの一つでは
ないでしょうか。
楽曲で言うと、特に最後に歌った「Legendary」は先述したアイドルグループ「PassCode」のサウンドプロデューサー平地孝次さんが提供した楽曲で個人的にめちゃめちゃツボでした。
落ちサビの歌詞「感じろ 感じろ 生きているからこその痛み これは誰のものでもない 自分の物語だ」なんかカッコよすぎて涙が出ます。サブスクで配信されているのでぜひ聞いてみてください。Get up!Get up!のところでフリコピするのが楽しいです。
ちなみにこれは所見ですが、個人的にこういうロック系のアイドルもブームが大分落ち着いた気がします。
やはりコロナ渦で派手に沸けないのは、こういったアイドルにとって逆風なのかもしれません。
逆に言うとこういった大型フェスに呼ばれるようなロック系アイドルは楽曲だったりパフォーマンスがしっかりしている証拠でもあるので、
今後もアンテナを張ってチェックしていきたいです。
ここから別ステージのアイカレをチラ見するためにスマイルガーデンへ。
アイドルカレッジ
すいません時間の関係でなんとか「YOZORA」だけ回収出来ました…。
YOZORA、これはもはやフェス名物ですね。後ろの方で見てましたが、
アイカレフリコピ部の皆さんは今年も健在でした。
アイカレのような多人数グループは、スマイルガーデンのような大きいステージでみると迫力がすごいですね。
ここで友人と合流し、友人お目当てのスピリッツ・サンデーステージを観るためにドールファクトリーへ。特に並び無しで入れました。
スピリッツ・サンデーステージ
というわけでスピリッツ・サンデーコラボステージ。
正直な話途中で入って途中で抜けたのでスピリッツ・サンデー要素は
特に感じられませんでした。
(調べてもどんなステージがよく分からなかったです。公式で説明とか欲しかったかも。)
ちなみに連載中で言えばスピリッツだと「九条の大罪」、サンデーだと「龍と苺」がおすすめです(突然の漫画要素)
まず登場したのは友人おすすめのマジカル・パンチライン。
マジカル・パンチライン、通称マジパンは2016年にデビューのアイドルグループ。
リーダー兼プロデューサーの沖口優奈さんは色々なメディアで見かけるので知っている方も多いかもしれません。
グループ自体は結成5周年の今年2月に新メンバー3人を迎え新体制になっています。
新体制になって初めてライブを見た感想ですが…
めっちゃ良くない?
何年か前にマジパンを見た感想として、メンバーのビジュアルはめちゃめちゃレベル高いけどいかんせん楽曲が乗り切れないというか、
正直盛り上がりに欠けるなぁもったいなぁという印象だったんですが、
今回久しぶりにTIFで見て驚きました。
全然楽曲良いじゃん!!
特に「渚のサーフライダー」なんかは、音楽偏差値の低い僕なんかにも優しい鉄板のコード進行で、
僕の心の中のこういうのでいいんだよおじさんも大きく頷いてしまいました。
そしてメンバーのビジュアルは言わずもがな。メンバー全員足がつまようじくらいの細さで第7使徒かと思いました。
特に19歳の二人はなんで見つかってないんだ?(派手に見つかってたらすいません)
ていうくらいハチャメチャに可愛かったです。
パフォーマンスでいうと14歳の宇佐美空来さんのパフォーマンスが良かったですね。歌もめちゃめちゃ上手いしステージでの表情も良かったです。
冷静に考えて14歳であんな堂々と歌えるって凄くないですか?
個人的に今回のTIFで一番の発見でした。
司会者がマジパンメンバーにいくつか質問をするトークコーナーを挟み、
続いて登場したのはアイドルグループOBP。
OBPは2015年に沖縄で結成された8人組の女性アイドルグループ。
2018年6月からは東京メンバーも在籍し、沖縄と東京の両地で活動を開始しています。
正直に言うと一度もライブを見たことが無く、事前情報もざっくり
東京と沖縄出身くらいしか知らなかったですが、パフォーマンスはとても安定しているように感じました。
特にショートカットの神南里奈さんは歌がとても上手かったですね。
こういった質の高いロコドル(になるんですかね?)を見られるのもTIFの魅力ですね。
自分が知らないだけでパフォーマンスが良いアイドルって他にもいるんだろうなぁってちょっと思いました。
名残惜しいですが時間の関係でドールファクトリーを途中抜けし、今度はドリームステージへ。
ここから2時間ドリームステージに張り付きです。
松山あおい
こちらはYouTubeの視聴者さんにファンの方がおり、生放送でぜひライブを見てくださいとコメントを頂いたのでばっちり観させて頂きました。
正直最初某〇ューピーみたいなメロディの曲を歌い始めたときは
「もしかしなくても色物枠か?」
思ったのですが、矢継ぎ早に計7曲を披露し最後の「15Days」で声を震わせながら歌う姿を観たときはこっちもウルウル来てしまいました。
セトリはこちら。
後で調べたら最後に歌った「15Days」は何年もオリジナル曲がもらえなかった時代に初めて自分で作詞作曲した楽曲らしく、それを知って再びウルウルしてしまいました。
良いアイドルの条件って歌やダンスが上手い下手だけじゃなくて、
どれだけ観ている人の心を揺さぶれるかだと思うんですよね。
そういった意味では松山あおいさんは今回のTIFで観たアイドルの中で間違いなく1番でした。
僕自身、最近はそれなりの規模のグループを推すことが多く、TIF出場が決まっても正直そんなに感動とかはしないのですが、
出場を賭けたバトルを勝ち抜き、実力でつかみ取ったステージでのああいった姿を見ると
やっぱりTIFってアイドルにとって特別なステージなんだなと実感しました。
ここで言う事ではないかもしれませんが、世界最大のアイドルイベントと謳うのであればその名に恥じないようしっかり運営して欲しいと思いますね。(お客さんにリアルウマ娘させてる場合ちゃうで…)
ここから前に移動して、2列目でライブを観ました。
群青の世界
群青の世界、略して青セカは2018年にデビューした4人組のアイドルグループ。
グループ名どおり、楽曲やグループの世界観に“青”を全面に打ち出しているのが特徴です。
セトリはこちら。
爽やか…。
グループコンセプトも相まって青空の下が良く似合います。
ライブハウスよりも野外の大きいステージが似合うような、そんな爽やかなグループですね。
オタクが感極まってマサイする気持ちも分かります(ジャンプ禁止)
メンバーの工藤みかさんがめっちゃ歌上手かったですね。
青セカの楽曲、めっちゃ好きです。
久しぶりにライブを見ましたが大満足でした。
マジカル・パンチライン
マジパンはいいぞ。
さっきドールファクトリーで予習をしたおかげで100万倍楽しめました。
「渚のサーフライダー」、お前がナンバーワンだ。
かわいい。
TIF×DDD〜Discovery iDol Depot〜
ここから先はTIF×DDD〜Discovery iDol Depot〜のコラボステージ。
今注目の3グループがそれぞれ持ち時間15分でライブをします。
3グループ共に今回のTIFはこのステージのみの出演となる為、気合の入り方が違うはず。
そんな3グループのライブを続けて見ました。
まず1組目はこちら。
BOCCHI
BOCCHIは2020年12月にデビューした7人組のアイドルグループ。
所属事務所はグラビアアイドルを多く擁するGDL Entertainment。
メンバーを調べると、確かにミスマガジン2021ファイナリストだったり
ミスヤングチャンピオングランプリだったり
立派な経歴が目につきます。
ライブですが、メンバーの表情が豊かで非常に良かったですね。
笑うところは笑って、ビシッと決めるところは決めて、表情にメリハリがあるように感じました。
曲で言うと最後に歌った楽曲はエモくて良かったです。
(曲名分からない…)
フェスのセトリの最後にピッタリの楽曲でした。
あとライブ後のMCで日頃お世話になっているDDDへの感謝を述べていたのもとても印象が良かったです。
こういうのって簡単だけど中々できないですよね。
ちなみに「BOCCHI」でニュース記事を調べるとグラビアの記事がいっぱい
出てきてちょっと幸せになれます。
おっぱいデカスギ薬局。
ライブは初見でしたがとても楽しめました。
衛星とカラテア
続いてのグループは「衛星とカラテア」。
何を隠そう今回のTIF2022のお目当てグループです。
このステージを中心に今回の予定を組みました。
衛星とカラテアは2021年7月にデビューした5人組のアイドルグループ。
所属事務所はアイドルグループQUEENSやBUGGと同じスターレイプロダクションです。
「衛星とカラテア」がどんなグループかは普段僕が上げているVlogでも説明しているので参考にしてください(宣伝)
知り合いに最前を譲ってもらい、最の前でスタンバイ。
出囃子のSE「瞬き」が流れ、思わず柵を掴む両手に力が入ります。高鳴る胸のコドウ。特別な夏が今はじまりそうな予感。
とびきり熱い風と灼けたアスファルト。
ほらシュワシュワソーダみたいに弾けてるshiny Beat.(CV:石原夏織)
メンバーが舞台袖からステージに上がり、ゆったりとした足取りで配置に着く。
こ、このフォーメーションは…!?
100点満点のセトリだ…。
爽やかなギターメロディーで構成された夏の野外フェスにぴったりの「Stardust story」。
グループのコンセプトでもある「衛星」を歌詞に取り入れた代名詞といえる楽曲「Hello World」。
そしてアイドル界屈指の歌唱力を誇る浜辺さや(推しメン)の歌いだしから
始まるグループ最大の沸き曲「ヒーロー」。
正にTIF初出場にふさわしいセトリではなかったでしょうか。
正直前で見るライブが気持ち良すぎてライブの事をよく覚えていないですが、笑顔あり、エモさありとグループの魅力を存分に発揮したステージだったと思います。
また最前だったので会場の盛り上がり具合もよく分かりませんでしたが、あとで他のオタクだったりメンバーの話を聞くかぎりとても盛り上がってたっぽいです。良かった。
会場はほぼ満員で、こんなにたくさんの人の前でライブするのは初めてと
メンバーが口を揃えて語っていました。
グループにとっても、これから更に上を目指す上で非常に良い経験になったと思います。
今回の経験を生かして成長し、ぜひ来年は1日2ステージに立ってライブをして欲しいです。
(1ステージだけじゃ物足りないYO)
ちなみになぜ会場が満員だったかというと、
何を隠そう次にこのグループが出演するから。
FRUITS ZIPPER
今ライブアイドル界で最も勢いのあるアイドルグループと言っても過言ではないであろうFRUITS ZIPPER。
TikTokでバズり、新規ファンを獲得するという今までにない新たな切り口でアイドル界を駆け上がっています。
FRUITS ZIPPERは、あのきゃりーぱみゅぱみゅさんや、サウンドクリエイターの中田ヤスタカさん、その中田さんが率いるユニット CAPSULE、また国内外で人気のあるアーティスト「新しい学校のリーダーズ」などが所属する
アソビシステムが手掛ける、世界に向けてアイドル文化を発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生した7人組のアイドルグループ。
メンバーには元HKT48や元ピンク・ベイビーズ、NHKの『天才てれびくん』に出演していた元てれび戦士などに加え、ドイツ出身のメンバーもいるという、なかなかの個性派揃いなグループです。
グループのコンセプトは「原宿から世界へ」。
多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から
「NEW KAWAII」を発信していくという意味が込められています。
グループ名は、「実を結ぶ」という意味を持つFRUITに、「元気を与える」という意味のZIPを組み合わせ、「FRUITS ZIPPER」と命名されました。
ちなみにグループのプロデューサーは、
以前はアイドルグループ「むすびズム」のリーダーとしても活躍し、現在はモデル・タレントの他、この新プロジェクト「KAWAII LAB.」の総合プロデューサーとして活動している木村ミサさんです。
FRUITS ZIPPERはデビュー当時から話題になりましたが、
特に4月に発表した2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」が若い女性を中心にTikTokで大バズり。
TikTokでの「#わたしの一番かわいいところ」は視聴2億回を突破したほか、
音楽アプリ「Spotify」のバイラルチャートでもデイリー3位を記録。
YouTubeに公開されたミュージックビデオは約1ヶ月間で110万回再生を突破するなど
勢いまさにうなぎ上り。
そんな背景もあり、会場は
「やれやれ、あんだけ流行ってるアイドルがどんなもんか一目見てやろう」
「これだけ流行っているアイドルがTIFに出ているんだから、これはアイドルオタクとして見ないわけにはいかないだろう」とオタクが大集合。
何やら異様な雰囲気となりました。
もちろんFRUITS ZIPPER目当てで来た人もたくさんいました。
女性のファンも多かったですね。
僕もファンの方に最前を譲り、会場の後ろでスタンバイ。果たして「わたしの一番かわいいところ」はどのタイミングで歌うのか。
セトリはこちら。
うーん、すごい。
本当に初出場ですか?
1曲目の「RADIO GALAXY」はスペーシーなダンスサウンドと途中でめまぐるしく変化する展開が特徴で、グループのコンセプトでもある「原宿から世界へ」にぴったりな1曲。
会場全体がFRUITS ZIPPERの作り出す不思議な雰囲気に巻き込まれていました。
ただKAWAIIだけじゃない新感覚。これが“NEW KAWAII”ってやつか…!
この王道でありながら新しさを感じる不思議な感覚がFRUITS ZIPPERの魅力なのかもしれません。
2曲目は一転して爽やかな夏曲「ふれふるサマー!」を披露。
南国を感じさせる夏曲で、メンバーが曲中でタオルを振り回すタオル曲。
オタクも一心不乱にタオルを振り回し、会場全体で夏フェスさながらの光景が広がっていました。
そしてラスト3曲目は皆さんお待ちかね「わたしの一番かわいいところ」。
イントロが流れた時のオタクの「キタキタキタw」感がすごかったですね。
歓声が無くとも伝わる盛り上がり。
初披露なのにすっかりアンセムのような雰囲気。
というかサビばかり注目されがちですが普通に落ちサビ強くないですか…?
仮にTikTokが無くとも間違いなく人気が出たでしょうね。
そんなこんなであっという間に3曲を歌い終わり15分のステージは終了。
単にTikTokでちょっと流行っただけじゃない、確かな実力を見せつけられました。これにはお台場に集まった目の肥えたオタクたちもきっと満足したことでしょう。
既にサマソニにも出演が決定しているこのFRUITS ZIPPER。
今年1年この勢いが続いたら本物だと思います。
というわけでここでドリームステージを抜け、特典会に行きます。
特典会
喋った内容は秘密なので画像だけ載せておきます。
(別に書くほどの内容が無かった訳じゃないZO)
ラストはスマイルガーデンに向かい、
最後のステージまで観ようと思います。
kolokol
kolokolは2018年5月にデビューした、大阪を拠点に活動をする4人組の
アイドルグループ。
kolokolの特徴は一言で言うとファンタジックな世界観。
ライブを観てると自分がおとぎ話だったり絵本の中にいるように感じたり、はたまた神話の中にいるようなものすごく荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。
kolokolの楽曲はストリングス(弦楽器)やピアノ(鍵盤楽器)を使用するのが大きな特徴なんですけど、それが全体を通して中世ヨーロッパ、それも東欧系の雰囲気テイストを感じさせるんです。それがこのファンタジックな世界観を作る大きな要素となっています。
楽曲のジャンル的には幅広くて、激しいロックナンバーもあれば、絵本のような可愛いファンタジーな楽曲もあります。
そんな様々なジャンルの楽曲を歌いながらもグループの世界観がぶれないのには理由があって、実はkolokolのほぼ全ての楽曲を同じ人が作っているんです。
サウンドプロデューサーの西羅和貴さんという方がいるんですけど、
Kolokolの楽曲は、1曲を除いたそれ以外の曲すべてをこの西羅さんが作曲しているんです。
このように同じ人が全ての曲を作曲することで、様々なジャンルの楽曲を歌ってもグループの世界観がぶれないんです。
(ここまで一息)
何を言いたいかっていうと僕はめっちゃkolokolが好きです。
セトリはこちら。
めっちゃいいっすね…。
Mr.A→スコールで盛り上げてからのLullabay。これは胸の高まりが抑えられませんなぁ。
上のツイートにもある通り、夕暮れ時のスマイルガーデンで観るkolokolはもうエモの塊ですね。
最後はthe circus is comingで楽しく締めるのも最高でした。
良い曲がいっぱいあるので、他のステージも観たかったなぁ。
東京女子流
東京女子流は2010年結成の4人組アイドルグループ。
今のライブアイドル業界では古参も古参ですね。
今までに2度武道館ライブを開催しており、最終日スマイルガーデンのトリ前にふさわしいグループです。
セトリはこちら。
名曲「おんなじキモチ」でオタクの心を掴む見事なセトリ。
最後の2曲は最新アルバムの楽曲という事で、
今の東京女子流を観て欲しいといったメッセージ性を感じました。
こちらのグループも正直TIFぐらいでしか観ることが無いのですが、こういった大型フェスに無くてはならない存在だと思います。
次のNMB48は正直よく分からんのでご飯を食べてましたごめんなさい。
というわけでついにラスト2組です。
この2グループは絶対に観ようと決めていました。
時代の寵児と言えるこの2グループ。
かたや主要メンバーの卒業。
かたやグループの解散。
時代の大きなうねり、移り変わりを感じずにはいられません。
彼女達が輝いていた時代のオタクとしては、ステージを観るのが正直ちょっと怖いくらいです。少しずつ大きくなる新時代の足音を振り払い、目の前のステージに全集中オタクの呼吸。いざ開演です。
まねきケチャ
中川美優、宮内凛、松下玲緒菜、篠原葵、そして6月に新メンバーとなった森ふう花を加えた新体制になったまねきケチャ。
松下玲緒菜、宮内凛、中川美優の3人は2023年春に開催予定の公演を最後にグループを卒業することを発表済み。つまり、3人にとっては今年が“まねきケチャ”として最後のTIFとなります。
正直この3人が抜けたまねきケチャって想像できないです。
グループ結成当初からいる3人。
まさにまねきケチャそのものと言って良い3人。
実はまねきケチャ結成当初の頃、現場に通っていたんですよね。
3人最後のTIFと聞き、これは観なきゃダメだろうという事で予定にいれました。
絶対エモいんだろうなーヤバいなーエモいんだろうなーヤバいなーーエモいんだろうなーヤバいなー
セトリはこちら。
やっぱりめっちゃエモかったよ…。
結成当初に死ぬほどライブで聞いたせいでなんならちょっと苦手まである
「冗談じゃないね」でこんなに感動するとは思いませんでした。
オタク初心者の時代に通っていた時のことを色々思い出してしまいましたね…。
松下玲緒菜を筆頭に歌唱力の高さは相変わらず。
グループが売れて来たと思ったら厄介とピンチケの遊び場となり、
それからも何かとオタクのネタにされてきたまねきケチャ。
そんな逆境を跳ね除けてきたのは決してビジュアルだけではなく、
このパフォーマンス力があってこそなんですよね。
改めてとても良いグループだと思います。
新体制がどうなるかは分かりませんが、現体制を超えられるくらいのものを期待したいと思います。
26時のマスカレイド
そして大トリのニジマスこと26時のマスカレイド。
ニジマスは2017年に行われた「TOKYO IDOL FESTIVALメインステージ争奪戦」で優勝してTIF初出演を果たし、TIF2019とTIF2020では、今回と同様に屋外最大ステージとなるSMILE GARDENの大トリを務めました。
そんなニジマスは、今年10月30日のライブをもって解散することを発表。
今回がTIFのラストステージとなります。
HOT STAGEで行われたグランドフィナーレの裏時間にもかかわらず、
TIFのラストステージを観ようと会場は超満員。
セトリはこちら。
感動を、ありがとう。
最後は会場の全オタクが望んでいただろう「ハートサングラス」を涙ぐみながら披露。
泣いている姿すら美しい。
ライブから1週間経った今でもステージの余韻が続いています。
まだまだニジマスとしてアイドルして欲しいですし、正直解散するのが信じられないです。
ファンに惜しまれながらステージから去っていく姿を見て、
改めてアイドルという存在の儚さを思い知らされました。
これだけ皆から愛されるアイドルがまた産まれる事を信じて、
今回のライブレポを終わろうと思います。
終わりに
というわけで、今回は『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022』3日目を観に行った
感想をここまでお送りしました。
普段どんなライブを観ても「エモいなぁ…」しか感想が出てこないので、
改めて文章にしてみると自分の感情の振り返りが出来て面白かったです。
この記事を観て気になったグループがあれば、
是非現場に足を運んで頂ければと思います。
ここに書ききれなかった感想などはYouTubeの生放送などで話す予定ですので、是非チャンネル登録・高評価よろしくお願いします(2度目)
ではでは。