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私が新米ベイカーになったきっかけ。

まずは暇つぶしにAmazon primeでグレートブリティッシュベイクオフという
 BBCの番組を見たこと。
最初の放送があったのはすでに10年は前の様なのですが、
10〜13人のアマチュアベイカーが集まり、
審査員のお題に合わせて制限時間内にお菓子やパンを焼き、
審査され、毎週1人脱落していくというシンプルな内容です、
13人もあつまれば、人種から性別、バックボーンも人それぞれ
単にベイクのコンテストではなく、人間模様も映し出されます。
同じお題でも人によってそれぞれでそこも面白く
アマプラにはシーズン8までUPされていますが
夢中になって観てしまいました。

それまでは、30年ぶりに再開したフィギュアスケートに夢中で
近県まで習いに行ったり。ダイエットして15kg以上落としたり
していたのですが、昨年の秋にタクシーで交通事故に遭い
運動制限がかかり、その後も腰が悪いまま、体調も戻らず、
体力も落ちたままになっていて、スケートへの意欲が
まるっきりなくなってしまいました。
そんな時に見たのがベイクオフで、
世界観と、出場者の人間性に魅了されました。

その頃、他でも嫌なことがあってとにかく自分を変えて観たくて
三年かけて伸ばしたロングヘアをバッサリと切り、
服装もカジュアルに変え、体型もおおきく気にならないし
自分の等身大のままに生きることにしました。
そして一度も経験したことのなかったお菓子制作に突入です、

色々と探したのですが、田舎では希望する教室は見つからず
某大手教室にしたのですが、パンもやりたかったのですが、
自分が焼きたいのは日本風のふわふわしたものでは無く、
あくまでイギリス風に拘りたくて、ブレッドコースはパスしました。
残りのお菓子コースなら、装飾は過剰だけど、基本は習えると
判断して決めました。
後は、家でも焼けるように材料をコツコツと集めて、
メルカリで物が売れるとそれを資金にしてミキサーを買ったり。
姉が昔使っていたであろうボールを雑多なキッチンから発見したりで
ほぼ、揃えました。
後はオーブンですが、丁度のタイミングで今の小さいものが壊れ
しかも20年間電子レンジだと思って使っていてオーブン機能があるのを
最近知ったばかりでした、
折角なので、オーブン機能もしっかりあるレンジに買い替えて
今は配達待ちです。
最初に焼く物は決めています。
イギリスの定番、ヴィクトリア・サンドイッチです。
日本のスポンジとは違う、イギリスの定番スポンジにジャムを
挟んだだけのシンプルなものです。

日本のケーキはどれも可愛く装飾してあって
それは良いのですが、日常食べる物はそこまで
しないのがイギリス流です、
バースデイ、ウェデングなど特別な日には
装飾のあるものを作ります。

番組で知って敬愛しているメアリーベリーの本の
基本に則ってヴィクトリアン・サンドイッチにしました。
番組で審査員をしていたメアリーは、字幕版ではあるものの、もう1人の審査員が辛辣な意見を言えばフォローする様な言葉をかけたり気配りして優しい人柄が見えて、調べて見るとイギリスでは知らない人が居ないくらいの有名な料理研究家だそうです。
まだお教室で3度しかケーキを作ったことがないにも関わらず
メアリーベリーのファンサイトに入って、色々聞いてみたりしています。
殆どがベテランさんの様で、簡単に答えてくれます。
そんな海外のベイカーさんとも交流出来る楽しさもあって
ベイクにハマって行きました、。





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