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「東」と「西」の国境を越えて・・・・ハンガリー音楽留学 1980-81
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今は むかし・・・
歴史の教科書でしか 知らない方が多いでしょうが・・・
第二次世界大戦後、旧ソ連(ソヴィエト連邦)の傘下、「東ヨーロッパ」と呼ばれる諸国がありました。
1989年に ベルリンの壁が崩壊し、社会主義体制から民主主義国家へ変わっていく9年前。
全く ソウテイガイに、 私は
音楽の勉強をするため、ひとり ハンガリーという国へ行くことになりました。
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なぜ ハンガリーへ行くことになったのか?
↓ 最初なのに あまりに安易だけど・・
このブログ記事に 大まかな経緯が書いてありまする♪
https://dolami-life.com/study-abroad-hungary/
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音楽との出会い
私は音楽(クラシック)出身。ピアノは幼稚園時代に始めて、楽譜が読めるようになり、歌ったり、音楽に合わせて 勝手に踊るのが好きでした。
身体が硬すぎて(笑)憧れの バレリーナには ほど遠いことがわかり、
トゥシューズを履く前に1年ちょいで挫折。(嗚呼!)
が・・小2で2人目に師事した ピアノの先生が、私の「音楽耳」を発見してくださいました。
ピアノ教本の曲をどんどん進める、ピアノ技術を磨く レッスンはもちろん、
ピアノを弾く一方で、後ろ向きで鍵盤や楽譜がなくても、
「単音、音階、簡単な和音」の「音を当てるゲーム」(要は 音楽業界でいうところの ”聴音”)をしながら、
私の音楽家としての「耳」を鍛えていただきました。
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絶対音感は かならずしも 便利なことばかりじゃない!
身の回りの「生活音」も アタマの中で、自動的に五線譜の音に変換させようとするスイッチが 常にON状態^^;
もちろん 生活音は 時報=A音 のように 五線譜の音に当てはまるものの方が少なく、
びみょーに この音とこの音の間くらい、とか1/4くらい この音より高め・・ みたいなことが続くのは、結構 ストレスでもあるんですよ。
絶対音感は 音楽するのに、絶対 必要なコトじゃないから心配しないでね♪ 相対音感=ある音を基準に 別な音がわかる・・・この能力はトレーニングすれば みんなできるようになるから 身に着けると音楽が 格段に楽しくなります^^
(続く)