モデルがいない日の作例^^;@練習として
鳥とか虫とか花とか、モデルが決まっていて「そのモデル」を撮るときは、そのモデルがいなければ写真は撮れない。
一応、紫色の蝶がモデルとして緑地へ行くのだけど、不遜なモデルに出場を拒否されたらお手上げになる。そしてお手上げになった。
前回は予定のないアカゲラがモデルとして登場してくれたので、撮影にも力が入った。が、今回はアカゲラもサービスしてくれない。
ようやく登場してくれたのが、コゲラなんだけど、空にむかって完全逆光真っ黒のうえに絵にならない枝・・・・
こんなときは、初心に戻る。
この世はモデルにあふれていて、それが見えないのは感性が劣化しているからなんだ。感性を鍛えるとおもって「写真」を撮ればいいんだ。
開き直りでもある。
もうひとつだな。
表現しきれていない。
なんでもないモデルのほうが、実は難しい。
池にはマガモがいる。
容易に撮ることができる、、、でもただのマガモだ。
なんとか、マガモのいる絵にならないか・・・
手前の木の間から覗いてみる。
もうひとつかなぁ・・・手前の枝が飛んでしまった。
ちゃんと手前の枝が効果的になるまで引いてみる。
すでにマガモかどうかわからないが、こっちのほうが写真的だな。
日があたりだすと枯れ葉と水面が輝き始める。
これはこれでありだけど、なんとなく、締りがない気もする。
真ん中の特徴的な枝をアップにするか、、、下に水鳥もいるみたいだし
こっちのほうがいいかな?
横位置だとどうなる?
左の鳥の上のもじゃもじゃが気になるなぁ、、、
今回は真ん中の縦位置を選択かな。
あれ、枝のむこうの赤い葉があるな。
マガモとは違う写真になりそうだ、、、、
笑、、、さすがに無理がすぎるかな、、、でも嫌いじゃない。
こういう明確なモデルは、まぁ、撮れるな。
よさそげなモデルが目に入った。
まあ、別に悪くないけど、面白みに欠けるか、、、
じゃ、少しアングルを変えて
光とアブと背景のボケ具合が、真ん中のが一番いい感じなので、真ん中を採用。
はい、次は、、、、あれいいじゃん。
2mもありそうな枯れ葉のオブジェ。
いい感じの光の当たり具合なので露出をぐっとアンダーにして撮ってる見る。なんかバランスが悪いなぁ、左の枝もひつようか??
やっぱこのモデルは縦位置でしょ。
うん、こっちだな、縦位置を採用としよう。
いつものサザンカはどうとっても絵になる。
せっかくなので、弱りかけの花をテーマにしてみようか、、
さて、絶対だれもモデルにしないような雑草もこんな風にとれれば一応「写真」になってる気がする。ドクタ的にはね。
もう何がなんだかな雑草だけど、「写真」にならないこともないんだぜ。
なにがなんだかな黄色い葉っぱもさ
超ハイキーで狙ってみるさ。なんだかちょっと浮かれた気分になる。
おっと、ゆるされたサンデー1時間が終わろうとしている。
別れ際の光を撮ってさよならだ。
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