気合で写真を撮るために森に行く@いつもの森
なにも撮るものがないと森をトロトロ歩いたのが2日前。
2日で森のなにが変わることもないのだけど、2日前に同行した友人の写真をみて動揺した。
写真に勝ち負けはないのだけど圧倒された。
同じコースでときに同じモデルでそれぞれの写真がupされるのは面白いね、などと余裕をかましている場合ではない・・やられた感。
思えば最初から意気込みが違っていた。
道中、友人からは写真の話題が話され、森のなかでも明らかに立ち止まって撮影する回数が違った。
ワタシには、そこで立ち止まって何を撮っているかupされた写真をみるまでわからなかった。
漠然とカメラをもっていただけのワタシとは違っていた。
その差がでたのだろう。
なんとも惨めな感じだった。
ということで、今日は気合をいれてチャレンジした。
2日前は撮らなかった何気ないモデルも撮ろうと思った。
目の前を鳥が飛んだ。
ピヨスケの幼鳥だった。
普段はスルーをするのだけど、光の感じがよかった。
今日はなんでも撮るのだ。
次はコガネムシ。
2日前に友人がヤブコウジを撮っているのを思い出す。
そういえば、昨年みつけたマイヤブコウジがあることを思い出した。
それでそちらのコースに行くことにした。
いい感じの緑が写欲をそそる。
ちょっと川岸までおりてヤブコウジを探す。
かろうじて二輪が咲いていた。
もう一輪のほうが絵になる気がしたが、最初のやつも写真をみるといい感じだな。
アングルをかえて何枚かとってみたなかの一枚。
もともとは、渓流の流れを撮るために降りてきた場所だった。
なんだか横たわっていた大きな木がなくなっていた。
すっきりした風景になっていた。
さて、コースにもどるか。
下の池の入江に大きなアメンボが泳いでいる。
そしていつもの水上盆水。だいぶ育ってきた。
池を泳ぐヤマカガシに出会ったが、写真を撮ることはできなかった。
残念。
そうそう、今年お初のカメムシタケに出会う。
しかも二株も\(^o^)/
もう、正体をあばくのはやめ、そのままにしておいた。
以前にみつけたハナサナギタケは誰かに掘られたのかもしれない。
もういなかった。
新しいハナサナギタケを見つけた。当然掘らない。
キラキラ輝く奴を発見。
さて、里の家までつくと、なにやら地面で吸水している蝶を発見。
さいしょ、アゲハかなと思ったが何かが違う。
初出会い、噂のアカボシゴマダラだった。
こいつもご多分に漏れず、人工物ばかりに止まる。
撮り放題なんだけど、絵にならない。
仕方がないので飛翔写真を撮るんだけど、背景が人工物でガックシ。
これがオオムラサキだったら何でも喜んでしまうんだけどね。
まださほど疲れていない。
じっくり撮るためにコースを短くしたのがいいのかもしれない。
5時間もあるくと疲れ果てて写真を撮る気力がなくなるのだ。
今日は、いまのとこ2時間。
まだ、気合がつづいている。
苔の崖にムラサキ色がみえた。
これは一昨年豊作だったけど、去年はさっぱりだったムラサキホウキタケの幼菌かな?
一昨日は撮らなかったモデルを撮りまくる。
キノコも少しづつ増えてきている。
ただね、あまりに普通のやつは写す気が起きないんだよね。
そんななか、突然あらわれたアカとキイロ。
ゴール近くになっても気を緩めず撮りまくる。
ヤブカンゾウはしおれた花しか身たことがない。
咲いてすぐしおれるのだろうか?
とても近くで撮る気にならないので、遠目でねらってみた。
やっぱり普通すぎて撮らない小さなピンクを撮ってみた。
虫も撮っておこう。
と、今日は、気合をいれて撮ってきた。
ましてや、撮ろう、という熱い思いがなければ撮れないと感じた。なんちゃって。
でもさ、はじめてカメラをもった、はじめてシャッターを押したあの初心につねに戻らなければ写真は撮れないかもね。
1枚忘れていたので追記
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