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夏枯れと言えども初出会いもあり表情豊かな森(冬虫夏草もあり)@いつもの森

日記代わりにもなっているので、少し現状をメモしておきます。
ペースメーカーを入れないと決めたので、元の施設に戻れなくなった母親なのだけど、ソーシャルワーカーが医療系の有料老人ホームを見つけてくれた。明日退院と新しい施設への入所という日に病院から電話があり「誤嚥性肺炎で熱が出たので退院延期」・・・今ここ。
病院が近く、盆休みということもあり毎日見舞いに行っているが、意識が朦朧としている。なんともしようがないが、得も言われぬプレッシャーを感じていて、でも感じてはいけないという妙な意識も働くことをメモ。

さて、盆もすぎ平日だが仕事がないので森へ逃れた。
夏枯れだろうが、ただ家にいるのもモヤモヤするので現実逃避。
森についたのが7時10分。
少しだけ朝の光を感じることができた。

森の朝
森の朝 2
朝の蜘蛛の巣
朝の蔓
朝のトンボ
朝の喜び

やはり朝の光は面白い。ただ若干遅かった。あと30分早くついていればもう少し楽しめたかもしれない。まあ、仕方ないな父親の朝食をださなければ出発できないのだから。
森への入口の道の脇でいつもは撮らないヤブランを撮った。
光もイマイチだったのだけど、なんとなくである。

朝のヤブラン

これが、最期の姿だったのを知ったのは帰りのこと。
ここいら一体を業者によってジェノサイドよろしく刈まくられていたのだ。
とうぜん、このヤブランも一瞬のうちに刈り取られただろう。
もういない、と知り見ると感傷的になります。
知らないだけで、その出会いが最期の出会いということは多々あるのでしょう。

朝の宵待草
朝のクダマキモドキ
ツチグリベイビー
朝のカナブン

昼までに帰るつもりの一番短いコースです。
なんとなくもやっている森が神秘的でした。

森の雰囲気
ヤブコウジのその後

いつも渓流の流れを撮るポイントにやってきました。
水量は少なく、まだ光も漏れてません。
形式的に一枚だけ撮ろうかと、三脚がないときにカメラを乗せる岩に今日もカメラを乗せようとしてびっくり。虫がいました。
でかいコメツキです。渓流の撮影をやめて虫の撮影をしました。

サビキコリかな?フタホシウバタマコメツキかな?
思案のち渓流をバックに撮るという案が浮上、なんだかもう一つだね。

あとで思ったのですが、広角(換算21mm)でやや上から撮ればよかった。
あとのまつりです。

下の池は相変わらずでした。定点撮影はしましたが面白くないので、掲載はしません。池を観察しつつ、どう切り取ろうと思案します。
面白い雲とその隙間から太陽が覗いているのが水面に映っています。
それを切り取ってみました。

水面
遠くに少しだけモヤ
毛の縁の抜け道

池の反対側までいくと蝶がいました。
久しぶりのキマダラセセリなので証拠写真。

キマダラセセリとおもいきや、ヒメキマダラかな??
前回につづき水の底
前回につづき水面と森
水草の花
水の入口
定点撮影だけどかなり遠目
ヤスデさまがいました。
さてなんしょう??キツネノマゴかな?
タカサブロウかな?

里まできました。かなり暑くなってきました。
田んぼのうえではかなりの数の赤とんぼが舞っています。
なんとか撮ろうと思いましたがうまくいきませんね。

わかりにくいけど赤とんぼです。この4−5倍は数がいました。
ヤブガラシにツチバチ系のなにかかな?
はっか?オランダハッカ?

さて、突然アサマイチモンジ(蝶)が現れました。羽の破れはなくかなりキレイな個体です。当然撮ろうと思いましたが、そこへふわふわと飛んだのが、紅色のイトトンボ。おそらくベニイトトンボで、初めての出会いです。
アサマイチモンジは右へ、ベニイトトンボは左へ、、、迷いなく左へついていきました。この森でも人生でも初めての出会いだったからです。
結局あまりいい写真がとれないままロスト。
右のほうへいきましたが、アサマイチモンジもすでにいませんでした。

人生初のベニイトトンボ
ついでにこんな花
これもキツネノマゴかな?

さて、里を離れていつものルートで山をくだり帰りにつきます。
期待はするのですが、空振りも多いルートです。
苔の上にコガネムシがいましたが、さして面白くもないとスルーしようとしたとき、ぴょんと跳ねたアカガエルがコガネムシの横に。
息が止まりました。
息をしたらカエルが逃げる。
気配を消してカメラを構えました。

ファーストショット

息を止めたまま二歩後ろへ。
そのまましゃがみ込みアングルを探ります。
なんとか、セカンドショットを撮ったところでカエルが跳ねました。

ちょっとおもしろい絵でしょ?
ありふれたキンミズヒキかな?
キンミズヒキup

ありふれたキンミズヒキでも撮りながら降りていくと、突然左の小川で音がしました。振り向くとすぐちかにコジュケイがいるではないですか。
しかも逃げるでもなく、ゆっくたりした動きで。
例のごとくレンズは換算85mmのマニュアルレンズ。
あきらめたのですが、あまりにもゆったりした動きなので30秒かけて中望遠と2倍アダプターをセットしました・・・が、やはり駄目でした。
がっかりです。
ここでコジュケイが撮れたら、今日は満足して帰ることができたのに。
と、おもいながら、それでも花か、キノコか、、、なにかないか探しながらいくと、あれ?? あれれ??? あれれれれれれ????
もしや? まさかね??? 何度も騙されているし???
でも???

何かがみえます。

一応、枯れ葉をどけて目を近づけてみると・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

初のとーーちゅーーーか、そーーーではないか。
すんげぇ〜おおきい。
宿主は毛虫っぽい。

一応、グロテスクなので、そういうのが苦手な方はここまでにしてください。











さて、始まりです。
ジョジョに大きくなりますよ。

どうやって撮るか
やはりマクロだな。
しかも深度合成がいいだろう
アングルを変えてこれならどうだ!!

これまでの反省をこめて深度合成ではっきりわかるように撮っておきます。

アートスティックに一枚って、呆け撮るやないかい。

一応、次きたときにも確認できるように場所を特定できるカットを撮っておいこう。upはしないけどさ。

なんと、さらに降りていくと、新しいカメムシダケも発見しました。

カメムシダケ

最後は花で締めようかな。

締めの花

なんやかんやで楽しい森でした。
朝の風なんかは少しづつ秋を感じることができます。
また秋の花やそろそろキノコも期待して日常をエスケープしたいと思っています。

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毒多
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